アクセスが増えない!ブログに関する5つの悩み - フリーBGM&自主映画ブログ|"もみじば"のMOMIZizm

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アクセスが増えない!ブログに関する5つの悩み

2016年1月3日

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ブログ初めて早7カ月。ブログ更新をする日々ももはや日常と化しました。

そんな状態ですが、やっぱり悩みはあります。

更新することにはなれたけど、「これでいいのか?」という感じの悩みが発生するわけです。夜は眠れる程度の悩みが、確かに私の心の奥底には存在するのです。

ブログをしていると切っても切れない、アクセス数に関する悩みです。

 


 ブログアクセス数の悩み

ブログ開始当初はアクセスが日に6セッションとかでかなりやる気が出ない状況でした。

それと比べると、2015/1現在は日に300~400セッションのアクセスがあるので、一定以上のやる気は出ます。ですが、それでもやっぱり悩みも一定以上出ます。

天秤にかけるとやる気のほうが出るので悩みを無視してもいいんですが、私は天秤が嫌いなことで有名なので悩みを無視しないことにしました。

ここからは一般的なブログ論を交えつつ、私の悩みを語っていきます。
答えをドン!と示しているわけではありませんが、参考にしてもらえればと思います。参考にしてもらえないようであれば、腹いせにあなたのことを「金魚(銀色)」と呼ぶことにします。

 

第一の悩み「アクセスが一定ペースでしか伸びない」

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ブログは確かに今現在、毎日300~400セッション程度のアクセスがあり、400~600のPVくらいはあります。月間で見ると10500セッション、15000PVくらいです。

ブログ開始当初と比べるとかなり嬉しい数字ではあります。

 

…ただ。

ただですね。

 

ここ最近ずっと2000セッション、2500PVくらいずつ増加のペースなんですよね。変わらず順調といえばそうなのかも知れませんが、永遠にこのペースなの?と思うと少し気が遠くなります。

今までのアクセスを一度振り返ってみます。

 

月間アクセス数の振り返り

せっかくの機会なのでブログ開始からのアクセス数(セッション数、PV数)を全部まとめてみます。

  • 1ヵ月目:331セッション、700PV ←FC2の無料ブログで開始
  • 2ヵ月目:1533セッション、1916PV
  • 3ヵ月目:2167セッション、2933PV ←Wordpressに移行
  • 4ヵ月目:4266セッション、6000PV ←記事数100突破!
  • 5ヵ月目:6062セッション、8421PV
  • 6ヵ月目:8802セッション、11897PV
  • 7ヵ月目:10484セッション、14907PV

…と、こんな感じです。1ヵ月目はスパムが大量に混ざっていたので、それを除いたおおよその数値です。

そして、2カ月半くらいはFC2ブログでやっていたので、WordPressに移行してからで考えると当ブログはまだ半年にも満たないことにはなりますが、そこは無視して考えます。

こうして振り返ると、3ヶ月目移行…つまり、Wordpress移行後はやはりずっと一定ペースでアクセスが増えていることが分かります。前述のとおり、毎月2000セッション、2500PVくらいずつ増加といった感じです。

ペースが落ちてないだけいいんですが、ほかの人のブログを見ていると途中で一気に爆発していたり、3カ月で1万PVいってたりするので不安になるわけです。つまり…

「このブログが本当に面白いブログ、もしくは本当に役に立つブログだったら、もっと早いペースでアクセス伸びてるんじゃないの?」

という悩みですね。これは次の悩みにも少しつながってきます。

 

第二の悩み「記事の質をもっと上げられるのではないか」

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「まずは100記事を目指しましょう」

 

なーんてことが書いてあるブログを私はたくさん見てきました。そして、「そのためにも毎日ブログ更新」といった感じのことも大抵書いてありました。

ブログ運営に関する記事を検索すると、だいたいの記事にはそんなことが書いてあるわけです。となれば、それを見た私がそれを守るのも自然な流れ。その結果、私はほぼ毎日、ブログ記事の更新をし続けてきました。

恐らく、そのおかげもあってブログはペースを落とすことなくアクセス数が増えていったのだと思います。

 

毎日記事を書いてると粗くなる

ですが、時間がない日でも反骨精神で無理やり記事を書いたりするので、記事の質が個人的には納得いっていないケースも出てきます。時間をかければ必ずいいクオリティになるわけでもないですが、代々文章を書く家系に生まれている私的には納得がいかない記事も結構あります。

文章を書くペース自体は早めで、なおかつ特になんも考えずに書いても色々浮かぶのですが、ブログでそれをやると自分としては手抜きに思えることがあるわけです。というか、実際、手を抜いてるときもあります。

早くブログ記事を更新したいから、最低限の説明や補足・解説に、適当なまとめで終わったり、たいして思ってないような無難な感想を添えただけで終わらせることもあります

そう言われるとこの記事も読む気をなくすかも知れませんが、この記事は本音がだいぶ語られてるのでご安心ください、パンツもズボンも履いてます。

 

毎日更新が正しいのか

とにかく、毎日更新を信じてやってはきたものの、ブログを7ヵ月もやっていると、「毎日更新しなくても、優良な記事を数日に一回書く方がよい」という意見も見かけるようになります。実際、私より記事数が少なくてアクセス数が多いブログも見つけるようになります。

アクセスが爆発しないのは記事の質が関係しているんだろうな~と思うとテンションが下がります。実際、10記事くらいがアクセス全体の大部分を担っている状況ですからね。質の低い記事は削除するかまとめて一つの記事にするとかした方がいいのかも知れません。

 

…そんな感じで、毎日更新しつつ質を上げるべきか、そろそろ毎日更新をやめて数日に一回気合を入れた記事を書くかとかを色々悩んでいるわけです。

この悩みもまた次の悩みに深く関係してきます。

 

第三の悩み「本音・意見をあまり書いていない気がする」

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ブログ記事の更新が目的となっていやしないか? 時間がなくても毎日更新することで、思ってもないことを書く、無難で無個性な記事ばかり量産してはいないか?

そんな悩みをたまに感じています。

まあ、お役立ち系の解説記事なんかでは割り切って無個性にすることもあるんですが、それ以外の「面白い動画紹介!」とかの記事でもアホ臭い煽りを適当に考えて、だれでも書けるような中身のない感想を添えて最低限レベルでしかない記事を書いている気がして悩むことがあるのです。

ただ、ここで一つ普通のブロガーとは少し違う考えがあります。

 

オピニオン記事を書きたいわけではない

それがこの見出しの通り、「オピニオン記事を書きたいわけではない」というところです。本音の意見を全面に押し出したイケダハヤト氏的な記事をたくさん書くブロガーになりたい…わけではないのです。

動画の紹介をするならその動画に対する本音を書き、自分ならではの切り口(私であれば、作曲や自主映画制作をしているのでその辺の視点を取り入れるとか)での意見を添えるとか、そういったサブ要素でよいのです。

「音漏れがうざい」とか、「いつでもどこでも一様に連絡が取れるのが当たり前な社会はいびつだ」とか、「人間は所詮は人の立場になってものごとを考えられない」だとか、「同じ行為でも視点によって善悪は変わるけどどう思う?」だとか…

そういったことは、ブログでそのまま文章で主張することはあまり目指していないのです。

なぜか? それはこのブログが目指すのは…

なぜかというと、このブログは創作行為、ひいては芸術活動全般に関するようなブログを目指しているからです。つまり、そういう主張があるなら作品や物語で人にうったえるのが、このブログにおける目指すべき姿…ということです。

とはいっても、そんなにしょっちゅうメッセージ性の強い自主映画を撮ったり、主張が伝わる音楽を作曲するなんてのは難しいので、ちょっとしたことなら意見メインの記事を書いていこうかな、という妥協の考えはあります。ですが、それをバンバンやる気にはならないわけです。

ここに厄介なこだわりを持ってるので、本音に関する悩みは完全解決がちょっと難しいかも…とも思っています。ここは今後、作品を頻繁に作っていけるかどうかによってスタイルを変えていくことになりそうです。

本音や独特の意見を感じられない無個性な記事が多く混ざっているから、SNSでの拡散とかもそんなになくて、アクセスが爆発しないのでは? という話につながってきます。

 

第四の悩み「文体をどうするか」

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こちらもまた、第三の悩み「本音・意見をあまり書いていない気がする」と関連してくる部分があります。

方向性の前に、まずは文体の方から。

ですます調

実は私、ここまで書いておいてなんですが、「ですます調」で書くのがそんなに好きではありません

なんだか嘘くさい偽善者臭がしてしまうことがある、丁寧な口調なので鋭い言い回しがしづらい、今まで長い文章を書くときはいつも「だ・である調」だったためあまり筆が進まない…などなど色々理由はあります。

「だ・である調」の方が色々変な言い回しも思い付きますし、無駄な装飾表現も思い付きますし、ふざけた文章も書きやすいんですよね。私の場合。

なのでたまに「だ・である調」で記事を書くこともあります。が、そうすると今度はちょっと偉そうな文章になりがちなので、そこが難しいところです。

 

…とにかくそんな感じなので、「ですます調」を使って文章を書く時点で一つ猫をかぶっているような感覚になり、その結果、無難で無個性な嘘くさい感想を書いたりしてしまいやすくなるのです。最近では「ですます調」ばっか使ってるので少し慣れたものの、逆い「だ・である調」のときのキレが鈍ってる気もして勝手に困ってます。

せっかくなので、リハビリとして「だ・である調」で少し書いてみます。

「ですます」という腑に落ちない偽善の足枷によって無個性な描写を書くだけの機械人間に堕した私は、読者諸君の脳を刺激して表情筋を動かすこともままならない。世の誰が読んでも、どんな人間が読もうとなんとも思わぬような無難なハリボテ文章をネットに放流するだけの惨状。
私はこの状況をいかにして打破すべきか、もしくは開き直って表情筋を動かさぬ無礼な読者を鈍器で打破すべきか、その悩みのおかげで夜も深夜まで眠れず、飯も深夜のカップヌードルしか喉を通らず、朝も起きれぬ苦悶の日々を送ることを余儀なくされているのである。

 

…なんだか久しぶりに書いたので無理して凝った描写をしてるような、ちょっと恥ずかしい感じになった気がします。まあ、とにかく、こんな感じの文章は「ですます調」だと書きづらいってのは伝わると思います。(どっちにしろ、ここまで凝った気持ち悪い文章はブログでは書かないけどね)

「ですます調」の文体があまり得意ではないばっかりにブログが無難なものになってしまい、直帰率が高くなっている可能性があり得ます。

 

第五の悩み「方向性をどうするか。もっと意味不明に!」

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文体に続いて次は「方向性」についてです。これも「ですます調」という着ぐるみのせいな部分が少しあります。

私はもともとシュールを突き詰めた結果、単なる意味不明系が笑いのツボになってしまったような経歴(?)があります。このブログでも悪あがきのようにところどころに「ん?」と思うような変な描写や、得体の知れないタイトルとかを潜めていますが、これは大分抑えている方なのです。かなり我慢をしています笑。

今でも意味不明な記事をたまに書くようにしていて、そういう記事は「超自由執筆」というカテゴリーに多く投稿されているので、そこのストレスはある程度そこで発散しています。特に下記の記事は私が最も謎なセンスに浸食されていた時期に書いたものなので、わけがわからなくなっています。

 

…と、このようにある程度は「超自由執筆」カテゴリーのおかげで解決できているのですが、本当はこの意味不明系エッセンスをブログ全体に散りばめたいのです!(勝手にしろよという話ですが、もうちょっとお聞きください…)

 

ブログのファンを作るには個性・キャラが必要

要は、個人ブログが人気を出すためには、その人じゃないと書けない内容が必要なわけです。それはその人特有の意見であったり、その人の独自の切り口であったりなわけですが、ほかにも文体や描写の個性、面白い言い回し、独特な感性なんかも関係してきます。

何人かには嫌われるようなものでも、何人かにはハマるような、そういう要素があった方がファンやリピーターの方々が付きやすいと思います。芸人でいうと、ホリケンや野性爆弾のような自由さをブログにも取り入れたいのです。つまり、文章やブログ全体のコンテンツも含めて創作要素が欲しいということにもなります。

無個性で丁寧な人のお面をかぶって、役立つ情報記事ばかり書いてアクセス数を集めても正直あまり意味がありません。誰が書いてもその情報が読めればいいという感じではなく、この人が書くならどんな情報でも読みたい!という感じを目指したいものです。

どんな風に意味不明かというと、急にここにダルマの画像を3つ貼ったり、「ところで新聞紙って像とは違いますよね!」という見出しを一瞬挟んだり、「アクセスが伸びないブログとはまるで所有権のない境界線のようである」などの意味の咀嚼が難しいたとえをしたり…という感じです。

これを見て「やめて正解だろ」と思う人も多いかも知れませんが、こういうのをやり続けた上でアクセス数を集めたいのが本音です。(ただ、この手のギャグ?はGoogleの評価も下がりそうなのが怖いところ)

 

総括すると、「全体的に私は自分が書きたいこと・やりたいことをまだやれていなくて、それが原因でブログの個性が薄れてファンは減り、検索流入者はブログをすぐ閉じ、Googleに評価されずアクセスが地味にしか増えないのかなあ」というお話です。

 

まとめ

この人ならでは!というような個性もなければ、文体も普通、意見も無難、かと言って役立ち度も飛びぬけてない。

こんな状況に陥ってるがために、アクセスが爆発しないのではなかろうか。と、私は今そんな風に悩んでいます。

記事を書きまくれば一応アクセスは伸びるので、毎月同ペースで伸びてはいますが、文章が得意だと自分で思っている割には伸びが凡庸なので自信が少し減っている私でございます。

この記事は本音は大分書きましたし、「ブログの悩み」という点では文章量も多く中身も濃いのでクオリティは低くないと思いますし、途中文体や方向性を一時的に変えたりもしたので、個人的にはまあまあ納得のいく内容にできました。

ライバルの多そうな内容なので、この記事が検索で上位に食い込めるかは祈り倒すだけの木偶人形になるばかりですが、今後のための自分の整理にもなりました。

これからも色々と試行錯誤、工夫を重ねてブログを運営していきたいと思います。

 

それでは、全身が緑色の三角形になってきたのでこの辺でブログを終わります!