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映画風の色合いにできるカラコレ・カラーグレーディングの解説サイトまとめ

2015年10月30日

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映画は色が大事です。

フィルム時代には今ほど神経質だったのかはともかく、動画編集ソフトでいくらでも色を変えたり戻したりできるようになってしまった今は、カラーコレクション(カラコレ)・カラーグレーディングと称して、色の詰めが半端ではないです。

白黒映画でも名作は当然ありますが、カラーの映画なら色にはこだわった方がよいでしょう。色一つで単なるビデオ動画が急に異世界のワクワクする世界になるものです。

 

…ですが、それを学ぶのはなかなか時間がかかります。知識と経験による感覚の両方が必要です。

そこで、ウェブ上に雑多に存在しているカラーコレクション(カラコレ)・カラーグレーディングに関する様々な解説サイトを、ここに一挙に集めます。色々なテクニック、パターンがあるので面白いですよ。


カラーコレクション(カラコレ)・カラーグレーディングの解説サイトたち

探せばいくらでも出てきますが、特に有用そうなものを集めました。

 

簡単に映画っぽいカラコレができる3つの方法

しょっぱなから手前味噌ですが、自分が今までさんざん1時間半とか50分の自作映画をカラコレしまくってきた結果編み出した、時短カラコレテクを語ってます。

大した技ではないですが、個人的にはけっこうおすすめなので動画見れる環境の人はちょろっと見てみると役に立つんじゃないかと思います。

YouTubeでは定期的にこういうチュートリアルをアップしてるので、登録&応援お待ちしてます!

YouTubeを見る >

 

ぼくんちのTV 別館: 自分で撮影した動画をサクっと映画風の質感に仕上げる方法

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http://freesoft.tvbok.com/adobe/easy-color-correction.html

本当にサクッとできるように、簡潔に説明がされています。

①コツはコントラストを上げて、彩度を下げる。
②あとはお好みで少しだけ緑や青にホワイトバランスを動かしてやればOK。

更に簡単にまとめるとこんな感じです。実際、これで効果あります。

 

藪柑子PのアイマスMAD製作日記: 製作日記 番外編その5 色調補正初歩

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http://yabukojip.blog35.fc2.com/blog-entry-104.html

色調補正の基礎的なパラメータ(明るさ、輝度、コントラスト、色の濃さ…など)をいじって行うカラコレの解説です。

 

Digi Pract: Photoshop フォトショップ 銀残し ブリーチ・バイパス スキップ・ブリーチ BreechBypass ENR

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http://www.digipract.com/modules/pico/index.php/lesson_retouch/breech-bypass.html

「プライベートライアン」「ターミネータ4」「マイノリティーリポート」などの色調で使われている「ブリーチバイパス(銀残し)」という色合い。その再現の仕方が解説されています。

 

「銀残し(Skip Bleach)」の再現があります。 - ayato@web

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http://www.ayatoweb.com/ae_lab/lab13.html

After Effectsを使用した、映画風のカラコレのやり方の紹介です。

こちらも「ブリーチバイパス(銀残し)」などと呼ばれる手法のトーンを再現できます。このルック(見た目)は人気があるので色々なサイトで再現方法が紹介されています。それぞれ微妙にやり方、アプローチの仕方が違うのが面白く、奥深いところです。

 

twitpic: aviutl拡張編集で銀残しっぽい設定

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http://web5.twitpic.com/4stcpk

Aviutlでブリーチバイパス(銀残し)っぽい色合いを再現する設定値。

 

 

jikasiborilemon blog: カラコレ裏技

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http://d.hatena.ne.jp/jikasiborilemon/20130224/1361679551

撮影時のコツの解説から始まります。撮影時はなるべくフラットで平坦な絵にするのがいいです。
一旦フラットな絵にしてから、赤を下げて青を上げるとハリウッド風の色合いになります。

 

 

井戸端レスリング: PV風の画調/色調 (NiVEなど活用可)

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http://kusary.blog57.fc2.com/blog-entry-16.html

どうやったら映画っぽくなるか?の独自のノウハウを公開しています。比較画像を見ると納得です。

平面を合成し、彩度を下げ、ブラーをかけます。上下黒帯も単純ですが効果的です。

 

カラーバランス補正

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http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/4634/colorajt2.html

同じ犬の写真でもカラコレ次第で印象がずいぶん変わるのがわかります。
設定方法も詳細に解説されています。

 

exedit_memo: AviUtl拡張編集でかっこいい感じの色調補正・改

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http://exeditmemo.blog.fc2.com/blog-entry-12.html

タイトルの通り、Aviutlで色調補正を行う際に「かっこいい感じになる」設定値のまとめです。結構な数があります。

 

映画「ようこそ、美の教室へ」Blog: 映画の絵作り勉強

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https://poetryfilm.wordpress.com/2012/07/17/yokogao/

カメラの専門的な意見を交えつつ、実際の動画を通してカラコレが知れます。使っているカメラがPanasonicのGH2のようで、私が使っているGH3と同じシリーズです。

 

プロダクション ノート: 映像の雰囲気を創る、『カラーグレーディング』とは。

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http://indievisual.jp/log/grading-kabira-bay-2012/

色々なカラコレの結果を比較できる動画がアップされています。カラコレの面白さ、すごさ、効果を感じるのにいい感じです。

※2017/2/20現在リンク切れ

 

ニコニコ動画: 色調とかをいじろう

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http://www.nicovideo.jp/watch/sm20930704

Aviutlで「クロスプロセス」という色合いを再現する方法の解説動画です。かなり面白い色合いになります。
幻想的でなんとなく懐かしい感じだけど少し壊れた世界観が出ると思います。

 

PHOTOSHOP VIP: Photoshopのすごい写真加工、レタッチ術チュートリアル50個まとめ

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http://photoshopvip.net/archives/44852

フォトショップのまとめですが、動画のカラコレにも応用できる話がたくさんあります。仕組みは基本的には同じなので、かなり参考になると思います。

※2016/4/29現在、リンク切れになっていました。

 

お絵描きフリーエージェントライフ: Photoshopで【映画ポスター風】に加工する方法。

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http://blog.livedoor.jp/a_koba_biz/archives/1025446576.html

こちらもフォトショップの話ですが、動画にも応用がききます。
映画のポスター風の渋くシリアスな感じを再現する方法の解説です。

 

まとめ

色で雰囲気をコントロールできるようになれば、動画制作がまた一歩面白くなると思います。

良い作品を作るためにもカラコレの技術を身に着けていきましょう!

ネットの無料記事である程度つかんだら、書籍で体系的に学ぶのが最終的には近道です。