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【カレーノトリコ】うまいインド風カレーが食べられるお店、教えます。in秋葉原

2017年2月4日

だからインドカレーはどれも同じ。ではないのだよ!

 

と、冒頭一文で喧嘩腰になったところでうまいインド風カレーが食べられるお店のご紹介。はご紹介の鬼です。

インドカレーというとみんな、ナンを片手に銀の入れ物に入ったカレーに付けて食べる。どちらかというととろみというか、少しジャムまではいかないが固形に近いようなイメージも、もしかしたらあるかも知れません。(まあ、正確にはインドカレー屋ではないんですが。)

しかし、それは間違いだったのです。

 

さあ、どうぞ。


秋葉原・岩本町にさり気なくある「カレーノトリコ」

岩本町にさりげなく民家に溶け込んで存在しているそのお店。名は、カレーノトリコ。プレステのゲームのような店名ですが、こっちが先輩のはずです。

  • カレーノトリコ
  • 東京都千代田区神田須田町2-15-1
  • 岩本町駅から131m
  • 11:00〜14:00 18:00〜21:00(売り切れ仕舞い)
  • 定休日:土・日・祝

出典:カレーノトリコ|食べログ

 

ともすると見逃してしまいそうな店構えで、なんならボロいの3歩手前くらいの外観です。

↑この家並みの中にしれっと店がある。

 

が、ここ、昼時になると列ができる人気店なのです。この日は13:30頃に行ったので3分ほどしか待ちませんでしたが。というか、入れないこともあるようなので、ラッキーだったかも知れません。

そんなカレーのトリコのメニューは至ってシンプル。

  • インド風カレー
  • あいがけカレー

この二種です。

かつては「牛すじドライカレー」もあったようですが、今はやっていないようです。あいがけカレーにするとインド風カレーとドライカレーの両方が食べられます。とにもかくにもカレーの専門店というわけです。

↑あいがけカレーの写真

 

ちなみに、今日ご紹介するのは、インド風カレーの方です。偉そうに紹介してはいるものの、初訪問だったのでよくわからず、そっちにしました。まあいいでしょう。

 

外で注文

で、待ってると店の外で注文を聞かれます。インド風カレーと答えると、「具はなんになさいますか、オススメはチキンです」とさらっと言われます。言われるがままチキンにします。

辛さも選べます。私は4にしました。

↑店の外壁にメニューが貼ってある

 

数分後、店内に案内されました。

 

若干厳しめな店主がお送りする店内

中は狭目で、カウンターのみです。カウンターはこんな感じ。

まあ、例によって店内の写真は控えめにしかとらないのでわかりづらいですが、想像を膨らませるには最適です。親しみのある木を感じる店内です。まあ、要は少し古めってことです。

 

で、写真には写ってないですが、カウンターには「店内狭いのでお静かにお願いします。」的なことが書いてあります。

実際、さほど大きくない声で会話していたサラリーマン二人が「もう少し小さな声でお願いしますねー」とやさしめに言われて撃沈していました。私は孤独な一人だったので話すこともなく平気でしたが、もし大声で独り言を言っていたら追い出されていたかも知れません。

気を付けましょう。

 

置かれしインド風カレー

店内は忙しそうで、座ってからカレーが出るまでは少し待ちます。何分かはわかりませんが、座ってすぐ出るとかではないです。

果たしてどんなインドカレーが出てくるのか? 期待して待っていると…ついに来ました。ポン、とカウンターの上のとこに置かれます。それを自分の目の前に持って来ます。

これです。

インド風カレー 950円

 

これは一体…まるで先日神保町で食べたスープカレーのような液体感ではないか。むしろそれよりもとろみがなさそうで、より一層スープだ。

 

ナンがないのは写真でわかっていたが、まさかこのようなスープカレー並みかそれ以上のシャバシャバ系だとは。これは一体…と大声で独り言を言いそうなのを我慢しつつ、一口食べます。

 

……

 

 

熱!

 

けっこうな熱々で出て来ていたので、一気に食べると熱いです。しかし、なんだかわからないけれどもインドを感じる初タイプのカレーということはわかりました。

 

もう一口食べます。はい、美味しいですね。豆みたいなスパイスが粒々とたくさん入っており、インドカレーに求める複雑なスパイシーさ がが見事。

辛さは4だと普通程度ですが、スパイス感はなかなかにあります。ですが神保町のスマトラ共栄堂ほどではありません。あれより食べやすいかも。

 

カレーはまさに液体で、スープカレー以上にスープです。正直、インドスープって感じです。まあ、インド料理をカレーと名付けてしまった以上、スープだろうとシチューだろうとカレーなんですが…と、こういう由来的な話はさておき。

スパイス薬膳スープ的な味わい深さがあり、美味しいです。スパイシーだけど、なんとなく体に優しそう…というか、薬的なハーブ的な効能がありそうな感じのスパイシーさです。

炙られしチキン

チキンはなかなかに量があり、ゴロゴロとたくさん入ってます。カレーがシャバシャバなのでチキンもパサつきはまったくなく、程よいスパイスと合わさってハマる味です。

炙りチキンなところが日本のレトルトなどでなじんだカレーとは違って、ワイルドさもあってインド感がなんとなくあります。旨み凝縮って感じですね。

 

 

まとめ

というわけで…

店のこだわりが感じられる一品でした。ドライカレーの方はわかりませんが、インド風カレーは普通のカレーを求める人には少し複雑で渋味、苦味のようなスパイシーさがあるので微妙かも知れません。

が、絶妙なスパイスを求める人や、とにかく美味しいいろんなカレーを食べてみたい!という方には最適だと思います。食べに来てよかったな、という満足感がありました。私が知らないだけかも知れませんが、現時点の私にとってはあんまり他では見ない料理に思えました。

サービスはよいということはなく、金はここに置いてください、静かにしてください、食べ終わったら食器置いてくださいとすぐ言われ、その後すぐ料金を言われるので長居はできない、など、居心地がよくはないです。(食べログを見ると、昔はもっと厳しかった可能性もありそう。言い方は丁寧です。)

が、たくさんの人がこのカレーを食べるために回転率を上げてるとも言えますし、小さなお店なのでそれくらいは協力してあげればよいと思います。

 

以上、いつもよりも真面目なトーンで書いた食レポ記事でした。お勧めです。


 

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↓家でもインドカレーが楽しめる時代なんですね。