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色んな大根を名前のイメージだけで勝手に解説しまくる、妄想大根記事

2016年2月25日

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どうも、ダイコンのような人生を送ることだけが生きがいの管理人です。

そんなダイコン人間のような私ですから、ダイコンのことはすべて知っています。

ダイコンのことであれば、その名前を聞いただけで瞬時にすべてわかってしまうのです。そんな私が、様々なダイコンについて、その名前から得られるイメージだけでそれがどんなダイコンなのか、詳細に語り尽くそうと思います。

なにせ私はダイコン人間ですから。

 


大根ダイコンだいこん…今から、あらゆる大根を名前のイメージだけで勝手に紹介します

念のため改めて言うと、この記事は、色んな大根を名前のイメージだけで勝手に解説しまくる、妄想大根記事です。

つまり、これより下に書くことは全て私のイメージであり、恐らくほとんどが嘘となります。なんでそんなことをするのかと言えば、私がダイコン人間だからに他なりません。本当のことを真面目に言うと、なんとなく面白そうだからです。

正しい知識は多分下記のサイトに書いてあるので、真面目な方はそっちで答え合わせしてみるといいかも知れません。

参考サイト:白いダイコン(大根)の主な品種と特徴|旬の食材百科

 

それでは、妄想大根ワールドへと参りましょうか。

ちなみに、ここから下に書いてあることは、どんなにもっともらしく書いてあってもすべて適当な想像なので、決して信じないようにお願いします。偶然正しい部分もあるかも知れないが、完全に単なる偶然でございます。

ほんとはこんな注意書きは書きたくないのですが、一応ネットは全世界発信なので書いときます。

 

さあ、それでは今度こそ大根列島へ参りましょう。

 

青首大根


(c) .foto project

まずは王道から。

青首大根というのは、その不気味な名前に反して非常にメジャーな大根である。青首という名前の由来が「葉っぱ部分が非常に青々としており、まるで青ヒゲの生えた首のようだから」であることは有名だが、実はもう一つの説があることをご存知だろうか?

せっかくなのでもう一つの説をここで紹介しよう。

かつて、たった18人の兵だけで東北地方全域の天下を治めた武将がいたのだ。人望が厚く、ほとんど血を流すことなく東北の天下統一を成し得た名将であったが、最後は家臣に裏切られ、刀で首を斬られたという。斬られた首は突然訪れた裏切りによる人生の終焉に絶望し、一瞬で真っ青になったとの伝承がある。

その武将が最後の晩餐に食べたのが、この大根で作られた切り干し大根だったのである。そしてその大根を切った刀は、その武将の首を斬った刀であったことから、この大根は「青首大根」と呼ばれるようになったのである。

…というものである。

真実は今となってはわからないが、もしこの説が本当なのであれば、今後はこの大根を食べ辛くなってしまいそうである。

だが、味は非常においしく、大根の中でも辛みが少なくまろやかな味わいで親しまれている。

 

 

辛味大根


(c) .foto project

お次は辛味大根。これ、よく勘違いされるのが、「味が辛いから辛味大根」というものである。実際には決して味は辛くなどない。食べてみればわかるが、辛味ではなく、酸味が強い大根である。大分すっぱい。

由来としては、辛い時(つらいとき)のような鋭く酸っぱい味がする…というところから来ているというのが正解である。元々は「つらみだいこん」と呼ばれていたのだが、テレビが普及し始めて初めての料理番組で紹介されたときに間違えて「からみだいこん」と呼ばれたことがきっかけで、「からみだいこん」という読み方が広まってしまった。

余談になるが、辛味大根は丸いフォルムが特徴的で、この大根が豊作の年は「丸く収まる」一年になると伝えられ、平和の象徴とされていた。

 

 

聖護院(しょうごいん)大根

キャプチャ

フリー画像の写真がなかったのでイラストで紹介する。

こちらの大根は基本的には食用ではなく、儀式用として重宝されていた大根である。和歌山県では毎年1月4日(旧暦)には、この大根を家の最も北にあたる場所に飾り、食事の前に大根に向かってお辞儀をする風習があった。他、お祭りの際にもこの大根を神輿に乗せるのが通例であった。

例外的に、大きな天災が起きた翌年は「聖護院大根から力を得よう」ということで特別に食されていた。…が、この大根は葉っぱ非常に辛く(葉っぱ部分は相当苦い)、あくまでも儀式的に食されていただけである。

ただ、聖徳太子だけは好んで食べていたとされ、和歌山県では「聖徳太子の聖は聖護院大根の聖」と言われており、頑張って毎日食べると頭がよくなるなどという言い伝えもあった。

 

 

練馬大根

お次は練馬大根の紹介だ。

…が、この大根はとにかく非常に貴重で、あまりにも貴重過ぎて画像どころかイラストすら見つけることができなかった。

練馬区に住んでいる人間が乱獲し過ぎたため、今では幻とまで呼ばれる大根になってしまった大根である。皮肉なことに、練馬区の住人が乱獲した大根、略して練馬大根の通称で通っている。

ちなみに、練馬区自体には練馬大根は存在していなかった。この大根は非常に環境に強い大根だったため、日本全国ほとんどどこにでも生えていたのだが、唯一練馬区にだけは生えていなかった。その理由は今でも明らかにされていないのだが、とにかくそれが練馬区民にこの大根を乱獲させる強い要因となったのは間違いないことだろう。

練馬大根への強い憧れ、嫉妬心から練馬区の住民は練馬大根を乱獲し尽くし、日本全国から練馬大根が姿を消してしまったのである。この逸話は「練馬太郎」として、今でも絵本となって多くの人に読み親しまれている(当該の絵本は練馬区にしか流通していない)。

 

まとめ

以上で終了である。

世の中には大根は4種類しかないというのは義務教育で教わることだが、これで少なくとも地球上のすべての大根に関して解説したことになる。

願わくば、宇宙に新たなる大根が存在し、それらの未知なる大根の解説をする日が来れば、そんなに嬉しいことはない。

 

とにかくこのように、世の中には様々な大根があるのである。

ここまでありとあらゆる大根に関して詳細な解説を書いた記事は他にないだろう。是非あなたも、もっともっと大根に詳しくなって、ダイコン人間として成長して欲しいものである。

以上、ダイコン人間からの生涯をかけたレポートでした。

 

ー完ー


 

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