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お勧めのオーケストラ音源比較・レビューサイトまとめ【QLSO・Vienna】

2016年7月9日

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どうも、自分で映画を撮って、自分で作曲して曲を付けてる自給自足マンです。

さて。オーケストラ系の作曲をしていると、「もっといい音色を出したい!」「この奏法があれば…」「限りなく生演奏を再現したい!」回転オトエフミの音楽素材を高級音源にして欲しい!」なんてことを思う時があると思います。

凄い迫力のハリウッド風の曲や、打ち込みとは思えない程リアルなオーケストラ曲を偶然ネットで聴いたりすると、より良い音源を買いたくなってしまいます。

作曲の根幹は音源の良し悪しとはまた別とはわかっていても、パッと聞いたときの掴み、入り、感動が明らかに違いますからね。

 

というわけで、前回はお勧め人気音源QLSOで打ち込まれた曲まとめの記事を書きましたが、今回は様々なオーケストラ音源のレビュー・比較サイトをまとめました!

 


お勧めのオーケストラ音源比較・レビューサイトまとめ

まとめつつ、私の方でもコメントを加えていきます。

超リアル!DTMおすすめオーケストラ音源 厳選3!|ニコニコ道具箱

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超リアル!DTMおすすめオーケストラ音源 厳選3!

ニコニコ動画でVocaloidオリジナル曲を投稿されている烏賊Pさんのサイト。

  1. Symphonic Orchestra PLAY Edition Platinum Complete(つまりQLSO)
  2. ORCHESTRAL ESSENTIALS
  3. VIENNA SPECIAL EDITION VOL. 1

上記の3つが曲とともに紹介されています。

ざっくりまとめ部分を引用すると…

  • Symphonic Orchestra PLAY Edition Platinum Complete
    総容量117GBで、ソロもアンサンブルも収録し、24bitの高音質で各種奏法もサンプリングしている、ハリウッド映画でも使われるオーケストラ音源の決定版
  • ORCHESTRAL ESSENTIALS
    総容量6.9GBに各セクションのアンサンブルを収録した、シネマティックな楽曲制作に強い、軽量なオーケストラ音源
  • VIENNA SPECIAL EDITION VOL. 1
    総容量40GBで、オーケストラサウンドに必要な全28種のインストゥルメント(ソロ・アンサンブル含む)が収録され、あとで必要に応じて音源を追加していける定番のオーケストラ音源

とのことです。

CRYPTONのORCHESTRAL ESSENTIALSは手軽にオケ風・ハリウッド風にしたい人向けですね。

 

 

おすすめのオーケストラソフト音源|DTM博士

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おすすめのオーケストラソフト音源

こちらは「予算と環境で選ぶオーケストラ音源」というようなのを解説しつつ、色々な音源を実際の曲とともに紹介しています。数万円から100万円クラスの音源までの比較・レビューがされています。

ニコニコ道具箱になかった音源としては、Cubaseユーザーおなじみの「Steinberg HALion Symphonic Orchestra」や、2015年に新登場した比較的新しい音源「IK Multimedia Miroslav Philharmonik 2」などが紹介されています。

ほか、QLSOの進化版というか最新版ともいえるEastWest Hollywoodの紹介もされています。

 

 

オーケストラ音源紹介|なまくら音楽室

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オーケストラ音源紹介

こちらはデモ音源や実際の曲は載っていないものの、大量の音源が的確なレビューと共に紹介されています。テキストベースなので、音が出せない電車の中とかで見る場合はこういったサイトが良いと思います。

予算がない方はGarritan Personal Orchestraがお勧めですね。

その他、ソロ音源や管楽器・ストリングス音源等も紹介されており、さらっと色々な情報を頭に入れるには最適です。

 

 

オーケストラ音源をふわっと紹介してみるその2:実用的な音源|MoppySound

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オーケストラ音源をふわっと紹介してみるその2:実用的な音源

noteからの紹介です。紹介されているのは下記の5音源。実際の曲も貼られています。

  1. EastWest/Quantum Leap Symphonic Orchestra
  2. PROJECTSAM/Orchestral Essentials
  3. Vienna/VIENNA SPECIAL EDITION VOL.1
  4. SPITFIRE/ALBIONシリーズ
  5. CineSamples/CineSymphony LITE

QLSO、Orchestral Essentials、Viennnaはもう鉄板ですね。

それぞれの音源毎にメリット・デメリットがまとめられているので、悪い情報も的確に知りたい方の役に立つと思います。

個人的には「CineSamples/CineSymphony LITE」が手軽に超迫力を出せるようで面白そうですね。ただ、リアルなオーケストラサウンドを再現したい人向きではないです。ここまで音色に迫力があると音に頼って、曲作りをかまけてしまいそうですけどね。

※紹介先のページではCineSymphonic LITEとなっていますが、正しくはCineSymphony LITEです。

 

 

各種音源レビュー その1|カンタン・オーケストレーション

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各種音源レビュー その1

こちらのブログのコンセプトは

最低限の勉強で、オーケストラっぽいオーケストレーションを。カンタン・管弦楽法。

です。

これを教えてくれる講座がずらーっとあり、私も色々と読み漁りました。初心者の方には非常に参考になることが多いはずです。その流れで、お勧めオーケストラ音源のレビューもしているというわけですね。

趣味か本気か、の二つの軸で大きく分けられており、その上でそれぞれの音源のレビューが書かれています。曲はなく、こちらもテキストベースですが、大量のリスト形式ではなく、厳選した音源をレビュー…という感じになっています。

ここでもやはりQLSOViennaは出てきます。この二つは外せないということですね。

 

 

まとめ

色々な比較・レビューを見ているとおおよその評価や実態、特徴・傾向が見えてくると思います。

ざっと私なりの意見を述べるのであれば…

入門~セミプロまで幅広く ⇒ QLSO

超本格的~プロ ⇒ Vienna

お手軽にオケっぽければOKな人 ⇒ ORCHESTRAL ESSENTIALSなどのスケッチ系音源

といった感じになると思います。

ORCHESTRAL ESSENTIALSのほか、CineSamples/CineSymphonicLITE、GARRITAN PERSONAL ORCHESTRAなんかもお手軽にシネマティックな表現をするには良いと思います。

作曲は作曲方法・音楽理論だけでなく、音源の勉強もしないと今の時代はダメなのかもしれませんね。それと同時に生のオーケストラの音も聞くのが大事だと思います。

 

てなわけで、皆もっとオーケストラコンサートに行きましょう~。

ではまた。


 

↓結局QLSOってどんな音なの? という方は

↓最初は無料で作曲したいという方は