店舗外観
裏路地×半地下。通な人の心をくすぐりそうだ。
店内は少し落ち着いた風な雰囲気。
選べる小鉢
ランチの時間に入店し注文をすると、まずは小鉢が運ばれてくる。
「好きな小鉢を2つお選びください!」
店員さんは忙しそうなので結構急なサプライズで驚いたものの、粋なサービス。ゆっくり選ぶことはできなかったが、どれも丁寧に作られていておいしそうなので適当に蓮根とほうれん草的なものを選ぶ。
写真はボケてしまったが、とにかく選べる。
そぼろ丼
ほろほろと口の中で崩れそうなそぼろ、緑がまぶしいネギの山、そしてその真ん中に鎮座する神々しい生卵…これはまさにうまそうの象徴である。私はネギも好きなのだ。
最初は卵を割らずに、そぼろのみで食べる。
お、思ったより味がしっかり付いている。そぼろはまあまあ濃いめの味で、ご飯が進む。口の中でやはりこぼれるような味わいがいい。
次はネギと一緒に。
うん、やっぱりネギというのは素晴らしい薬味。食感も相まってそぼろの味が引き立つ。
そしてついにお待ちかねの、卵と一緒タイムの到来!
関連ネギ好き?嫌い?ネギは何がうまいのか考えてみた【シャキシャキ】
名古屋コーチンの味わい
卵を丁寧に割り、かき混ぜて食べる。黄身だけなので全体に混ぜるには少し量が足りないが、それでもやっぱり贅沢な味わいがいい。卵が絡むとやはりまた味わいが違うものだ。ある種親子丼となったそぼろ丼は、まろやかなおいしさで私を襲う。
まろやかに襲われた私は既に普通のテンションとなっていた。途中で出された赤だし味噌汁の、熱く、濃い味わいが体に染みていく。
しょうがやネギがまろやかな卵とそぼろに刺さり、全体としては薬膳カレー(まではいかないが)的な健康的かつ若干(ほんの若干)刺激的なものを感じた。
ごちそうさま。というわけで、要はおいしかった。味はよいのだが、店の雰囲気のわりに接客が微妙な感じはしたが、ここはもしかすると夜ごはんの方がメインなのかも知れない。
▼もっと詳しく見る
[blogcard url="https://storyinvention.com/kagurazaka-ware/"]