表参道だと少し浮いているが、カツサンドで有名な、あのまい泉。
店舗外観
元々銭湯だった跡地を使用しているらしい。
ここからだとあまりわからないが、中に入るとなんとなく感じる。
店の雰囲気
老舗的な雰囲気でありながら、ところどころ確かに銭湯を感じる。この無駄に高い天井なんかはきっとそうだろう。
私は昔たまに家族でここに来ることがあり、当時からなんとなく変な店内だなとは思っていたが、それは恐らく銭湯のなごりだったのだろう。
結構広い。このフロア以外にも席はある。
ちなみに、席に着くとすぐに大根おろしが運ばれてくる。腹が減って仕方なかったので、とりあえずそれを少し食べて待った。
紅豚 とんかつ特ロース
紅豚 特ロースかつ膳 130g 2600円(税込)
本当は同じ金額の「沖田黒豚 ロースかつ膳」を食べたかったのだが、売り切れていたのでこちらにした。店員さんに聞いたところ、全体的に高い豚は売り切れていた。(限定2食だとか5食だとかのとんかつがメニューにたくさんある。)
厚みのあるとんかつ。
といいつつ、まずは味噌汁を飲んだ。うまかった。味噌汁は体が温まるから好きなのだ。味噌汁はどんなものでも大抵うまいけど、やはり好きである。
ちなみに、ごはん・キャベツはおかわり可能。
専用ソース
というわけで、とんかつを食べる。専用のソースが出てきたので、そちらをかけた。ソースの入れ物には「黒豚」と書いてあったが、紅豚もそのソースでいい様子。
肉の断面にかけようかと思ったが、とりあえず普通に衣にかけた。
少し甘みがありながら若干辛みも感じる気がするようなソースで、確かに合っていてうまい。
塩で食べるとんかつも好きなのだが、なんだかんんだソースのとんかつも当然ながら美味しいもの。脂身が少ない場合は特にソースだとパサパサ感もなくなるのでよい。
値段は少し張るが…
受け継がれるソースなのかな、と思いながらソースをかけてとんかつを食べ進める。2600円と考えると大満足ではないが、絶対的な味で考えると美味しい。
神楽坂のあげづきのランチではもっと安く、相当旨いとんかつが食べれてしまうのだが、この銭湯感もある場所で家族で食べるにはまい泉は非常に良い場所だと思う。
噛み応えと柔らかさが程よく共存した、ソースがよく合うとんかつだった。スパイシーソルトという塩が置いてあったので少し使ったが、そんなに合う感じではなかった。
ごはんは一杯だと少し足りなくなるくらいだった。漬物で口直しをし、さっぱりと満足に食べ終わった。ごちそうさま。