東京カレー屋名店会とは…
『東京カレー屋名店会』はそんな日本のカレー料理文化から必然的に誕生しました。長い歴史と実績を誇り、味に対して妥協を許さないカレー料理の名店が集結した組織なのです。その理由はただ一つ、お互いにライバル関係でにらみ合うよりも一致団結して総合的に『J・カレーの魅力をより多くの人に一つの場所で楽しんでいただきたい』という思いからなのです。
出典:東京カレー屋名店会
という理念の会である。
加盟店は現状(2018/2現在)9店のよう。
加盟店
- 神田神保町 <エチオピア>
- 湯島 <デリー>
- 銀座 <ドンピエール>
- 神田神保町 <共栄堂>
- 三宿 <ビストロ喜楽亭>
- 半蔵門 <プティフ・ア・ラ・カンパーニュ>
- 神田神保町 <ペルソナ>
- 神田神保町 <インドカレー カーマ>
- 渋谷 <パク森>
とは言っても、上記9店すべてのカレーが東京カレー名店会で食べられるわけではない様子。しかし、とりあえず上記店舗が加盟している。
そして、「東京カレー屋名店会」という名前のカレー実店舗は2店舗が存在。
- 有楽町イトシア本店
- アトレ秋葉原店
私が今回行ったのは本店の方。
店舗外観
カウンター席のみの狭い空間だが、この中に加盟店9店からのカレー界への想いが凝縮され、飛散しているのである。看板もその想いが反映され、カレー感満載に仕上がっている。
店内はカウンター席のみ。
5種のカレー
ルーが2.5人前らしく、二人でシェアするのが前提のメニューなので注意が必要。私はシェアした。
二人で食べて2000円程度。ライスは200円で追加できる。
ちなみに、あまりよくわかっていなくて5種のカレーにしてしまったのだが、実は5店舗盛りカレーというのも別にある。
どうちがうかというと、5種のカレーは2店舗のカレー+3つの東京カレー屋名店会オリジナルカレーの構成で、5店舗盛りカレーは5店舗のカレーで構成されるメニューなのである。
まあしかし、東京カレー屋名店会オリジナルのカレーも気になるので、特に後悔はない。チキンフリットサラダもつくし。
チキンフリットサラダ。
そして、カレーのお出まし!
迫力がある。これは確かに一人では多い。
ライスも追加しないと足りないと思う。私は二人で食べて、ライス2つに最後ライス小盛を足してもらった。
カレーは、左から順にチキンカレー、辛いカレー、野菜カレー、オニオンカレー?、牛筋カレーだったはず。
チキンカレー
インドカレーではチキンカレーがやはりスタンダード。安定の美味しさ。
クセもさほどなく、しかしインドカレーらしさはあるのがよい。
辛いカレー
店員さんに「これは辛いですけど大丈夫ですか?」と聞かれて「はい」と答えたが、やはり辛かった。辛いもの好きであれば全然問題ないと思うし、辛すぎて味がわからないとかでは全くないが、結構辛い。
深みのある味。辛いけどなんだかんだうまい。辛いからうまいのかも知れない。
野菜カレー
味が一変。マイルドな味で、さっぱりめ。
シャキシャキ系野菜の食感がいい。
オニオンカレー?
ちょっと写真もなくネットに情報もなくわからなくなってしまった。
ただ、一つ野菜カレーよりもマイルドで甘いカレーがあった記憶はあり、それが恐らくこれ。「カレーっていろいろあるなあ」と叫びたくなる一品。
牛筋カレー
マトン的なくさみもありつつ、やはり牛筋カレーはうまい!
わかりやすく美味しい、安心のカレー。
全体的に、名店に行って食べたらあと一歩更にうまいのかなと思わなくもないものの、やはりレトルトとは違う凝り方を感じさせられる。で、5種もあるので完全に満足できる。
ちなみに追加のライスにはチーズをトッピングした。(最初はカレーにチーズをトッピングしたいと思っていたのだが、チーズはライス用のトッピングメニューだった。)
かなり面白い。チーズ漬け!
とろりとして、カレーをかなりマイルドにしてくれる。
これはこれでお勧め。
…というわけで、とりあえず行って満足だった。
近くに来たら、また行くかも知れない。