こんにちは。ラーメン食べてますか? 食べてない人はつけ麺は食べてますよね。
食べてないのにこの記事を読んでいるということはこのブログを愛読者ということでしょう。いやはやまったくもってありがたいことです。
上記三つのどれでもない場合は…ふひひ。
…さて、きもい前置きをしたところで、つけ麺のレビューを始めます。
今回は水道橋にある、結構特殊なつけ麺のお店の紹介です。
江戸モダンな店「メンショートーキョー」
なんのこっちゃ、と思うかもしれませんが、公式HPに書いてあるのです。「江戸モダン」と。
そして、実際そんな感じを思わせるオシャレで粋な空間になっています。
なってますよね。
こんなオシャレな感じのお店ですが、なんと驚くべきメニューの店なのです。
ラム×豚骨の濃厚ダブルスープ
そう、なんとラムを使っているのです! ラムとは、子羊です。
ラム(英: Lamb)は、永久門歯がない、(およその目安として)生後12か月未満の羊、またはその肉(羊肉)。門歯のある、(およその目安として)生後1年以上の羊肉はマトン(英: Mutton)と呼ばれる。正確な定義は、羊肉#等級を参照のこと。
普通に食べてもちょっと癖がある肉ですが、ラーメン屋つけ麺に使うというのはかなり珍しいです!
店主の方が色々と研究を重ねるうちに、「これならいける!」と思い立ち、ラムつけ麺専門のお店を始めるまでになったそうです。
つけ麺レビュー、食レポ
そんなこのラムのお店で、勇気を少し出してつけ麺を頼むことにしました!
ラムつけめん 700円(税込)
うーむ、迫力がありますね!
麺も太いし、肉もドンとあるし、つけ汁も思ったよりドロドロではないものの、何か香辛料的な刺激を感じるオーラがあります。
これが、ラム×豚骨のダブルスープなわけです。
食べてみると、かなりガツンと来ます! クセがないと言うと嘘になります。ただ、うまいのは間違いないです。
臭みは確かにありますし、後味にも残りますが、それでも「スタミナ丼」を食べる時のような力強いうまさがあるので、食べたくなってしまいます。
ジンギスカンを食べる時のように、なんだか野性的な気分になります。ワイルドな味です。
つけ麺なので、くどいなと感じて来たらあんまり汁につけない…という手もありますからね。麺自体もコシがあって食べごたえがあります。
チャーシューもラム肉
ちなみに、スープだけでなく、チャーシューもラム肉です。徹底的なのです。
これもクセはやっぱりあるけど、なんだか肉料理をガツンと食ったくらいの気分になるので、これはこれでありです。
豊富で意外な調味料
そして、いくらおいしく作ってあるとはいえ、ラムともなると「そのまま全部食べるには重い!」という人もいると思います。
そんな人のために、卓上には様々な変わった調味料が用意されています。普通は調味料というと、「胡椒、ラー油、にんにく…」という感じで味を濃く、そして刺激的にするものが多いですが、このお店はそれだけではありません。
ほうじ茶、生姜とカルダモンの甘酢、自家製七味、黒胡椒、ラー油
このような意外な調味料がずらり!
ほうじ茶ってなんやそれ!と思うかも知れませんが、これかなり合いました。後半ちょっと味がくどくなってきたところにほうじ茶を投入すると、なんだかさらっとして食べやすくなるのです。レモンは麺の上に元から置いてあるのですが、レモンのようなさっぱりさせる効果プラス、少し味わいの深みが出る感じがありました。
味を薄くしているのに深みが出る…そんな不思議な感じです。
そして、生姜とカルダモンの甘酢ですが、こちらもまたいい感じです。生姜を入れるとより刺激的にはなるのですが、甘酢で甘さと酸っぱさを足すことでなんだか結果的にまろやかになります。めちゃくちゃな味にはなりません。ワイルドさを活かしたまま、さっぱり食べやすくなる感じです。
自家製七味、黒胡椒、ラー油に関しては普通のラーメン屋にもありますが、さらに濃く、刺激をプラスしたいというダンディー?な人にはおすすめです。黒胡椒は特にアクセントしていい感じです。
店舗情報
店舗情報はこちら。
- メンショー トーキョー (MENSHO TOKYO)
- 東京都文京区春日1-15-9
- 11:00~15:00(L.O.15:00)
17:00~23:00(L.O.23:00)- 定休日:火曜日
まとめ
意外なところだらけのつけ麺ですが、結論としては「うまい」です。
さっぱりが好きな人はさすがに好き嫌い出ると思いますが、こってりとかガッツリ系が好きな方はぜひ一度チャレンジしてほしいです。他では味わえない感覚の味なので…。
台湾まぜそば的なジャンクなおいしさに、濃厚つけ麺のガッツリ感を足して、更にラムのワイルドさが掛け合わされた面白いつけ麺でした。
以上、チャレンジつけ麺でした。