妖怪ウォッチに押されたかに思えたポケモン。
しかし、ポケモンGOで妖怪ウォッチがそよ風に思えるほどの大ブームを起こし、一気に妖怪を地平線の果てまで置き去ったモンスター。
それとは特に関係ないのだが、作曲に映画に小説に…と創作系をメインテーマにしているこのブログ。せっかくなので日本古来からの架空の生物?である妖怪についても詳しくなろうと思う次第だ。
西洋のモンスターに走りがちな我々だが、妖怪だってやはり物語の創作に役立てられるはずだ。RPGツクールなんかをやる人にとっては結構重要なのではないかと思う(元ツクラー)。
というわけで、日本全国津々浦々の妖怪を知ることができる、「妖怪日本地図」をご紹介しようと思う。妖怪は土地に根付いているのが基本なのだ。
日本全国津々浦々。都道府県別の妖怪が知れる「妖怪日本地図」
妖怪リサーチ。
水木しげるの妖怪で学ぶ、地方別「日本妖怪大地図」
やはり妖怪と言えば水木しげるだろう。妖怪を語る際に水木しげるを無視するというのは納豆ご飯を食う時に納豆を食わないようなものだ。
上記日本地図の各地方をクリックするとその地方にちなんだ妖怪の紹介に飛ぶ…はずなんだと思うのだが、私のブラウザ(クロム)ではいまいちうまくいかなかった。しかし、下にスクロールすれば各地方の妖怪を見ることができた。
たとえば…
徳島県にちなんだ妖怪はこいつ。キャラを全部載せるのもよくなさそうなので、誰だかぎりぎりわかる程度にした。こいつ、徳島県だったんだなあ。
という具合に発見がある。ちなみに、妖怪に明確なビジュアルを与えたのはやはり水木しげるなので、これらの妖怪のビジュアルはあくまで水木しげるバージョンである。影響力が多大過ぎるので実質、水木しげるバージョンの妖怪ビジュアルが正解みたいなものにはなっているが。
別サイトだが、こんなものもあった。
代表が勝手に決まってしまっている。面白い。
妖怪Wikipedia!? 都道府県別妖怪検索サイト
妖怪検索~都道府県別の項~|妖怪うぃき的 妖怪図鑑
妖怪の魅力に取りつかれた人は水木しげるだけではない。当然ながら、妖怪ファンは全国に大量にいる。その内の何割が水木しげるファンで、何割が妖怪ウォッチファンなのかは気になるがここでは置いておく。
これは、日本地図をクリックしても妖怪に飛ぶ仕組みではない。
このように整理されているので、ここから各都道府県をクリックしていく仕組み。
富山県
- クロッポコ人(くろっぽこじん)
- 猩々(しょうじょう)
- センポク・カンポク(せんぽくかんぽく)
- 比々(ひひ)
- 人形神(ひんながみ)
- 雷獣(らいじゅう)
出典:妖怪wiki(現在リンク切れ)
たとえば富山県にはこのような妖怪がいる。
この中でも特に気になるのは、やはり「クロッポコ人」。聞いたこともない。もちろん見たこともない。いないし。
というわけでクロッポコ人をクリックすると…
蕗(ふき)の下の小人、というアイヌ語で成るコロポックル。
一寸待って並び替えてみよう。
コロポックル→クロッポコル
というような説明が、長々と書いてある。一つ一つの考察がしっかりして長めなのだ。それぞれが独立したブログ記事くらいのノリになっている。よっぽど妖怪が好きなのだというのがわかる。私もその情熱を見習わなくては。
おまけ:ご当地妖怪ウォッチ
最後はおまけ。上記画像だけ見るとまさに「都道府県別妖怪日本地図」のように見えるが実態は全然血がう。だからこそおまけなのだ。
このように、すべての地域がジバニャンなのである。こういったところからも、妖怪の表層的なところだけ借りてるんだろうなあ、という感じがするものだ。
まとめ
さあ、あなたの住む地域は一体どんな妖怪が出ることになっていただろうか。
子泣きじじい? 砂かけばばあ? いったんもめん? 妖怪が出るなんて気持ち悪い! そう思っただろうか。
さ、鏡を見る時間だ。妖怪が出るなんて気持ち悪い! そう思ったあなたの醜い心、それこそが本当の妖怪だったと、そう気づくためにも…。さあ、妖怪地図に書き込むときがきた、あなたの名前ヲ
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-オシマイ-
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