撮影 自主制作映画

初心者におすすめの三脚はこれだ!【自主映画撮影で実際に使ってます】

2015年10月17日

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こんにちは。

今年もまた自主制作映画(インディーズムービー)の季節がやってきましたね。つまり春か夏か秋か冬がやってきたということです。

 

…さて、今日もまた自主映画の撮影をしようとしていたのですが、電車の大幅な遅れ&雨のせいで延期となってしまったです。僕です。

そんなわしですが、せっかくなので撮影できない代わりに、

「自主制作映画の撮影にもお勧めの「コスパ最強の三脚」

を紹介しようと思います。

 

今まで自主映画などを10本以上つくってきた中で、実際に私が愛用してきたおすすめ三脚を紹介します。

基本的に費用対効果が素晴らしいものを使っています。自主映画はどこからも予算が出ませんからね!

◆今までに撮影したムービーの一部


もちろん映画撮影以外でも便利なこと間違いなし!です。

旅行のお供にもYoutuberにも優しいと思います。

 


コストパフォーマンス最強の初心者におすすめな三脚とは

さて、それでは早速紹介していきます。

三脚選びで重要な点

撮影に欠かせない基本的な機材、それはやはり「三脚」です。

これがないと固定アングルでの撮影ができません。運よく近くにちょうどいい高さの机などがあればいいですが、そう毎回うまくはいきません。

「三脚の代わりに手持ちで脇を占めて撮影だ! これで三脚代節約や!」なんてことを考えていてはダメです。手持ちだと絶対に手ぶれします。

自主映画で三脚を使わないというのは、もはや全編を通してわざと手ぶれをさせるような激しいシーンにするほかないでしょう。

三脚を選ぶ際に重要なポイントは?

では、三脚を選ぶ際にポイントとなるのはどんな点か? それは下記の4点です。

  1. 安定さ(バランスのよさ・耐荷重など)
  2. 持ち運びの便利さ(軽さ・収納時の小ささ)
  3. 高さ・角度の調整幅(広いか狭いか)
  4. 雲台のタイプ(3WAYタイプか自由雲台か)

つまり、なるべく重いものを載せられる安定したもので、なおかつ三脚自体は軽くて小さく収納できて、角度とかをグイグイ変えられるものが良い…ということです。

雲台に関しては、名前的には「自由雲台」の方がよさそうですが、初心者の場合はむしろ使い勝手から「3WAYタイプ」がお勧めです。まあでも、ここは好みかも知れませんね。

 

私が選んだコスパ抜群の三脚は「Fotopro 三脚 DIGI-204」

そして、それらの項目を踏まえて私が選んだのが、この製品です!

 

これ、コストパフォーマンスがすごすぎます。普通、お勧めの三脚とかいうと余裕で万単位になりますからね。

例えばこちらのサイトでもお勧め三脚がわかりやすく紹介されていますが、本格的過ぎて安くて2万、高いと9万円台です。

しかも、本格的過ぎるとどうしても結構重くなるので、ゲリラ撮影が多い自主制作映画には正直あまり向きません。

というわけで、9万円以上する「GITZO 三脚 トラベラー三脚」という三脚と、私がお勧めする2千円くらいの「Fotopro 三脚 DIGI-204」という三脚の性能を比較してみましょう。

 

高級三脚との性能比較

9万円以上する「GITZO 三脚 トラベラー三脚」

高性能・本格派の三脚のスペックがこちら。

  • 全高:1,540mm
  • 最低高:320mm
  • 縮長:430mm
  • 重量:1.72kg
  • 脚ロック方式:ナット式、石突:ゴム石突、クイックシュー、水準器、コンパクト収納、ローアングル
  • 段数:4段
  • 耐荷重:7 Kg
  • 雲台タイプ:自由雲台

さすが、耐荷重は素晴らしいです! 7kg詰めればかなり本格的なカメラでも載せられて安心ですね。
そのほか、収納時のサイズも430mmとだいぶ小さいので便利ですね。重さは1.72kgと軽くはないが、重くもない…といったところ。

これが9万円でさえなければ当然買いたい商品です。ただ、自主映画にはちょっと高すぎる…そこが唯一の欠点であり、そして最大の欠点でもあります。

 

2千円くらいの「Fotopro 三脚 DIGI-204」

そして、私お勧めの激安三脚がこちら。

  • 全高 : 1,200mm
  • 最低高 : 390mm
  • 縮長 : 380mm
  • 重量 : 570g
  • 段数 : 4段
  • 耐荷重:1500g
  • 雲台タイプ:3WAYタイプ雲台

うーむ、縮小時のサイズは40cmを切っているし、最大高も120cmとなかなか高いです。
そしてなによりも軽さ! たったの570gですからね。

iPhone 6 Plusを3台持ったくらいの重さですから素晴らしいです。(むしろその表現だと重く感じるか?)

耐荷重だけは1.5kgと低めに感じますが、私が撮影に使用しているミラーレスカメラのGH3でもカメラの重さが470g程度なので、かなり良いカメラを使ってさえいなければ問題はないと思います。

むしろ、それだけ良いカメラを使う場合は初心者じゃない気もするので、もう少し高い三脚を買うのもありでしょう。

初心者は雲台もこれで十分

雲台も初心者であれば3WAYタイプで問題ないと思われるので、これはかなりコストパフォーマンスに優れた素晴らしい三脚と言えます。最初はこれを使用して、物足りなくなったら買い替えればよいと思います。

実際の写真を撮ったので、参考にしてください。

IMG_2046↑一番高くした状態

IMG_2048↑最小に畳んだ状態

IMG_2047↑雲台

IMG_2052↑大きさの参考。ちなみに右にある謎の本を使った自主映画も撮っています。

プロからすれば全然物足りないでしょうが、初心者には本当に十分な性能だと思います。おすすめです。何年も使ってるので耐久性も問題ないと思います。

 

まとめ

お金があり、なおかつ超本格的な撮影を考えている人であれば高い三脚を揃えたほうが良いのは間違いないですが、皆がそうではないでしょう。

そこまで超こだわらないよ! という人は、旅行に持ち運ぶにも簡単で、安くて、そして機能性も良いFotopro 三脚 DIGI-204がお勧めです。そして、物足りなくなったら徐々にレベルアップしていけば良いと思います。私も三脚はいくつか持っていますが、それぞれ使いやすい場面はちがいます。

では、そろそろ腹が減ってきたので三脚でも食べようと思います! またね~。