こんにちは
何個か自主制作映画と無関係な話題が続きましたね! ここらで自主制作映画の記事に戻るとしましょう…
前回はそもそもなんで自主制作映画を撮ることになったのか? を簡単に話したりしました。
今回は、最近撮った短編『第三の決着』の制作話です。
まず、この作品の前に『抜本-BAPPON-』という1時間半のアクション映画を撮っていたことは、前回お話ししました。
そのときに、そんだけの長い映画を素人が金もろくに使わずに撮ると「かなり大変だ」ということに気づいたのです。
自主制作映画は大変
なんとも当たり前でいまさらですが、障害だらけの撮影を様々な機転、ねばり・根性、幸運でかわして、やっとなんとか完成した感じでした。
天気・周りの騒音・警備員・電池切れ・警備員・気温・人集め・警備員・警備員・ゴミ回収車のスピーカー…
とにかく色々な障害がありました。
撮っていいところで撮っててもKBINはやってきますし、冬も夏も同じ格好で撮影ですし、ゴミ回収車はロケ地の近くで止まってずっとうるさいし…
と、本当はまだまだまだまだあります。
冬に撮り始めたから主役はコート着てたものの、夏の撮影になると汗がやばく、
「暑いから涼しいところで撮るか、コートを脱ぐシーンがないと夏はきつい」
と言われ、急遽那須に行ったり、コートを脱ぐシーンを作ったりもしたものです。結果、それはどっちもいい感じに仕上がって功を奏しましたが…。
撮影をスムーズに進めるには?
…と、このように様々な障害があってからの短編なので、色々と考えるわけです。
撮影はすぐに終わる短いものがいい、ロケ地は撮ってもあやしまれないところがいい、加えて言うならなるべく移動が少ないほうがいい、周りがうるさくても平気なようにアフレコメインで済むといい、出演者は少ないほうがいい、できればカメラマンがいるといい、でも面白いほうがいい、短編だけどちょっと壮大なのがいい、ポン酢を自分で飲みたい。
そうして、このような様々な要素をすべて満たした脚本を書き、完成したのが『第三の決着』なのです。
作品公開
説明とか
場所は後半のエピソード以外ずっと同じ場所、心の声中心で話は進む、出演者は三人だけど基本は二人以下しか出ないからカメラマンもつくれる(カメラマンいないときは三脚で撮る)、でも時間の流れがあったりでなんとなく壮大。
ついでに言うと、上記に加えて、『抜本-BAPPON-』のときに正義役だった人は今回悪役で、悪役だった人は正義感ある感じの人にしてます。なんと、演技の練習も兼ねているというわけです…
さらにさらに言うと、前回の記事で書いたように、カメラを新しくしたのでその練習も兼ねています。
こういった工夫をしたおかげで、今回はなかなかスムーズに撮影ができました。
途中、おじいさんに「がんばってくださいね」と言われたほどのスムーズさでした。
いままでは怪訝な目で見られたり、「どいてくださいね~」みたいなことを言われたりしかなかったので、これは新鮮でした。
ありがとうございます、おじいさん。
ですが、おじいさんに「がんばってくださいね」と言われたその1時間後くらいに事件は起きたのです…。
そう、一つ気を抜いていた障害があったのです。
それは…
長くなったのでまた次回!
ひっぱってごめんなさい!
あやまるなら最初から引っ張るなポン酢野郎!
追記:続きの記事はこちら↓