どうも~!
いつも自主制作映画を撮ったり作曲したりしている、典型回転ブログの管理人で~す@kaiten_keima!
いやね、最近暑いでしょ? そんなときはほら、あれですよあれ。
あ~あれね、アイス。夏のアイスは最高だよね~!
いやいや違うでしょ、夏にアイスなんておかしいだろ!
え、ちょ、なになになに、なに怒ってんの!? 妥当でしょ!
なにを言ってるのかなあ~夏と言えばあれよ。
ああ! あれね!
そう、あれ!
回転木馬。
…というわけで、漫才スタイルで始めてみるという斬新で腰が飛びぬけるようなことをやってみましたが、これにも意味がないわけではありません。
そう、私先日また新たな短編の撮影に行ってきたのですが、今回はなんと!
現役の芸人さんが参加してくれたのです!
有名というわけではないですが、現役で芸人をやっている友人です。
とくにお笑いが活かされるシーンはない脚本ですが、まあ、声はけっこう通ってると思います。
新たな試み
今回の短編は、芸人が参加するだけではありません。
この撮影では、ほかにも新たな試みをしています!
撮影話をする前にその辺りにも少し触れておきます。
さあ、新たな試み…
そう、それは
監督の変更
です!
今までの作品は90分の長編も、15分の短編も、30秒のCMもすべてブログ管理人の私が監督をしてきましたが、今回は変えてみました!
なぜかというと、私が監督も脚本も編集も作曲もやると大変だから…というのと、撮影のコツとかを私以外の監督が積極的に学んだら面白いかな…と思ったからです。
新監督、三文 享楽。
…というわけで、今回の監督は「三文 享楽」というペンネームの人です。
この人は私の作品全てに出ており、基本的に全て助監督です。
90分の大作アクション映画 『抜本-BAPPON-』では主役の、本で戦うヒーロー役をつとめ、
15分の短編映画『第三の決着』では主役級のヤクザ役をつとめ、
自主制作CMではおしゃれ系ラッパー風芸人役をつとめてきました。
ちなみに、先ほど伝えた現役芸人は、三文享楽の元相方です。
三文享楽は今は別に芸人ではないですが。どちらかというと小説家よりの人間です。
とにかく、今回の新短編ではそんな彼が監督をやる、というわけです。
編集とかは変わらず私ですが、少し作風が変わるかもしれませんね。
そしてそんな彼が今回つとめる役はなんと…
おっさん役です。
これが一番はまってたりしてね。
まあ、これ以上身内紹介をしてもつまらないと思うので、こんなところにします。
ちなみに、もう一人の芸人がこの人です。中村 将臣といいます。
彼もその内、監督はやらなくても脚本は書くかもしれません。
もう一つの試み、小道具
ついでに言うと、今回の釣り映画?には、もう一つ新たな試みがあります。
それは、「小道具で本物を使う」ことです。
撮影で使用している釣り道具は本物です。
まあ、その他の衣装とかは有り合わせですが、小道具にちゃんとしたものを使うと雰囲気出るのかなあ的な実験でもあります。
今まで、銃とかかなりちゃちいのを使っていたので、今更ながらチャレンジです。
撮影話
そんなこんなで新メンバーも加わり、撮影がスタートです!
今回は釣り人が登場するので、川辺で撮影となります。
ですが、撮影開始までもなかなかハプニングが多かったです。
まず、私が寝坊して30分遅刻したのがハプニングで、次に現役芸人が渋滞に巻き込まれて1時間遅刻でハプニングですね。
早くもツーハプニングです。
次に、監督の車に全員合流して移動するも、監督が迷い始めてぐるぐる30分くらい同じとこを周る羽目になります! まるで回転木馬状態です!
ちょうどいい川辺を探すために土手の横をずーっと走るも、なかなか土手に入れる道がみつからないのです。道があっても一方通行だったりと、すぐそこに川があるのに川が見えない状況が30分ほど…
それはなんとか根性で打開! ようやく川が見えてきました。
すると次なるハプニングは「人間」です! ああ、人間は恐ろしい。
暴走族だかチャラ男だかは不明ですが、人がいないいい感じの川辺で撮影をしようとしていると、「ブオーーーーンブンブンブンブブンブンブォーーーーーンンンブブブブーーン!!!」と脳みそでオナラが爆発したかのような轟音が鳴り響くわけです。
まあ、カラオケで大声で歌うとすっきりするようなもんで気分はいいのかも知れませんが、撮影的にはうるさいオナラでしかないので場所を移動することになりました。
そしてその後も微妙に大学生が遊んでいたり、微妙に草が生い茂りすぎていたり、微妙に川辺まで渡れなかったりと色々ありました。
そんなこんなでやっといい場所にたどり着くことができました。
人もちょうどいなく、風景もよく、非常によい場所でした。
ただ、川の流れが思ったよりも激しく、音声がどうしようもなくなりそうだったのですが、夕方18時頃から雨の予報だったので、さっさと撮影することとなりました。(ダメだったらアフレコにすればいいので。)
やっと撮影始まる
上記のような無駄な時間2時間くらいあって、ようやく撮影はスタートしました。
ここまではただのロケ地探し話ですね…。
撮影自体は釣り糸が絡まる以外は特にとどこおりなく進み、比較的順調に進んでいきました。
あと1時間もあれば撮り終わるな…というところで絶望の一歩がおとずれました。
ポツ…
時刻は15時半。
えー!
まだ雨には早くない!?
そう思って「雨ふってきたね」なんて言葉を言ったら、もう言い終わるころにはドシャ降りでした。
ほんとに急激な強さで雨が迫ってきて、一瞬でドシャ降りです。
山の天気は変わりやすいといいますが、川の天気も変わりやすいことがわかりました。私はものしりです。
もはやものの数秒で服はずぶぬれと化し、私はカメラを守るために一目散に撤退し、三文享楽は釣り糸を絡ませながら撤退し、芸人は普通に撤退をしました。
周りで遊んでいたヤンキーやヤンキーじゃない人も撤退していました。
もはや撮影続行は不可能。
そう思われたので、我らはさっさと撤退し、近くのハードオフに行くことにしました。切り替えが大事です。
撮影中断する
というわけでハードオフ到着。(ブックオフのなんかなんでも中古屋的なやつ)
そこで芸人の中村将臣氏が、
「三人でプレゼント交換企画しようぜ。それぞれ相手を喜ばせるために本気で考えて、1000円以上のものを買うわけ。」
とバラエティー的なことを言い出したので、面白いのでやることに。
私は中村将臣にプレゼント、中村将臣は三文享楽にプレゼント、三文享楽は私にプレゼントとなりました。
結果、だれも喜びませんでした。なおかつ、全員が1080円(税込み)を買うというケチっぷり。
ちなみに私はでっかい机をもらいました。返品です。
…と、ここでなんと奇跡が起きます!!
なんと、そんなことをやっていたらすっげえ晴れたのです!!
というか、プレゼント交換の途中からもう晴れてました。
なので即効さっきの川に戻ります。
撮影再開
上記の画像は雨が晴れた後ですが、言わなければ特に雨が降ったことも気づかれないくらい晴れてるし、かわいています。
なので普通に撮影を再開できました。
※実は戻ってきてから30分くらいは撮影場で若者がはしゃいでいて困ったりもしましたが、若者はやがて消え去り、時代は我らのものとなりました。
というわけで最後は三文 享楽の力の入った演技も撮り終え、無事撮影終了となりました。
撮り終わったときはけっこう夕方になっていたので、けっこうギリギリの撮影となりました。いつもそうですが。
撮影終了
こんな感じでなんとか新監督の短編を撮り終えたので、現在絶賛編集中です!
ただ、ブログ記事のせいで編集がとどこおってるのも事実!
いやあ、人生ってむずかしい。
短編映画『釣り人(仮)』に乞うご期待!!
映画としては、初の日常ものになりそうです。