店舗外観
さて、店構えはこちら。このお店、何を隠そう自虐テイストユーモアで反骨心を見せてくるラーメン屋。
当店、「塩そば」しかございません。
だそうな。すでにその空気がある。
券売機付近にも溢れ出るユーモラス自虐風アイロニー!
お客さんからのアンケートが貼り出されている。普通はこういうのって、
「おいしかったです!」
「また来たいです!」
「店員さんの元気な挨拶でこっちまで元気になりました!」
などという自作自演コメントが並ぶものですが、この店は違う。
「麺が固い」
「スープがしょっぱい」
「店長の顔が生理的に受け付けない」
と来たもんだ。あえてこれを貼り付けつつ、隣にある店長コメントが…
「これからもこの固さ、しょっぱさでいこうと思います。また、私の顔につきましてはお金がたまり次第、整形をしようと考えています。お母さん、お父さん、ごめんなさい。ありがとうございます。」
と来たもんだ(文章の詳細は違います)。ユーモラス&反骨的。
店の雰囲気
カウンターはこんな感じ。店内は比較的狭いが、背後が外と一体化しているのでそんなに窮屈感はない。
塩ラーメン
塩そば 700円(税込)
見た目的にはかなり清涼感のあるすっきりさっぱり系。麺もかなり細麺で、あっさり感がすごい。
ただ、食べてみると意外にそこまであっさりではありません。まず、スープがまあまあしょっぱいのだ。アンケートの通りの味。
ただ、まあ見た目の割にしょっぱいっていうレベルであって、こってり豚骨とかとくらべればわざわざアンケートに
しょっぱいから許さん!
とか太赤文字で書くほどのことではない。
ちなみに麺は別に固いというほどではなかった。
チャーシュー
そして異色なのがこれ。チャーシュー。
他は見た目的にすごくあっさりなのに、このチャーシューだけかなりワイルド。
油も結構多く、肉厚で肉汁もあるようなジューシーさ。大きさもでかいです。これが大きなアクセントとなって、塩味に飽きさせないようになっている。
細麺とワイルドチャーシューは一見合わなそうですが、しょっぱめの塩スープがその二つをつなぎ合わせるようで、違和感なくおいしかった。
塩油そば
これは私が食べたのではなく、私の隣にいた他人の感想からの予測情報。
塩油そば的なものの中盛りを頼んでいた隣の他人が、店を出る前に、
「俺もう無理だ。中盛りが一番普通かと思ったけど、これ多いわ。」
と友人に語ってギブアップしていたんどえある。たしかに4分の1位残ってたのがチラッと見えた。
特に少食そうには見えなかったので、塩油そばの中盛りは結構量があるのかも知れない。
▼もっと詳しく見る