特に四川省成都の味を再現した麻婆豆腐が売りなお店。だが、麻婆豆腐は写真を撮り損ねている。
店舗外観
店の雰囲気
OLもサラリーマンも大学生もアホも秀才も入りやすそうな空間。
メニュー(ランチ)
どのメニューにも「リアル」と書いてある一見書いていない「よだれ鶏」も、左上に注意書きで「リアルと書いてないけどこれもリアル」とか書いてある。
この店はリアル志向なのだ。
当店イチオシの『リアル麻婆豆腐』は、麻婆豆腐の元祖を造った陳婆さんの曾孫から直接調理法を伝授されたという「陳麻婆豆腐店」の元総料理長からレシピと調理法を教わり、それを改良して更に美味しく仕上げました!
出典:リトル成都|食べログ
豚角煮入りチャーハン
豚角煮入りチャーハン 900円(税込)
ちょっと油ぎった米も、この黒いチャーハンの見た目に合致していて、期待している「濃い味系のうまさと、油感」にはぴったり。
味はまあまあ濃いめだが、中華ならこんなものだろう。
ちょいしょっぱく、ちょっと焦げ感がある苦みのような深みのような味わいで悦に浸れる。
豚角煮。
これは脂が結構のっている! ちょっとのり過ぎ感もあるくらいだが、それゆえにやわらかい。 このチャーハンには合ってるワイルド感というか、スタミナ感。
…ただ、次郎系などと比べれば全然脂もスタミナ感も濃さも大したものではないし、中華料理ではよくあるくらいの濃さなので、「濃い味好きな人」に特別お勧めするほどの濃さではない。
水餃子
セットでついてくるこの水餃子的な一品が結構うまかった。
ラー油的なタレがリアル麻婆度府の味付けのようなピリッ!と引き締まる刺激で、一瞬で中毒的にはまってしまう魅力がある。これをなめて炒飯を食べたくなったくらいだ。
スープ
スープはフルーツっぽい感触の黄色いものが浮いているが、あまりスープに合ってるとは思えず、スープ好きの私的には微妙だった。ただ、これがリアルなのだと言われれば私の力不足となる。
リアル麻婆豆腐麺
リアル麻婆豆腐麺 880円(税込)
麻婆豆腐に麺が入ってるのを想像していたら、ラーメンに麻婆豆腐が乗っている系だった。
なので、麻婆的なとろみがある感じではなく、ラー油で辛いタイプとなっている。
辛さはなかなかで、激辛の王道「中本」と比べれば全然食べられるが、なかなかだった。中本に半トラウマがあるのと、ラー油系の辛さはそこまで好きではなく、油も多くなるのでちょっと私の好みとは違うものだった。
…とはいえ、液体系の辛いのが好きな人からすれば、このスープはうまいと思う。刺してくる辛さが病みつきになる人もいるのではないかと思う。麻辣の”辣”を感じた。
麺はちぢれ麺。ごはんをスープに浸して食べるのがうまかった。「高菜ご飯」ということになってるのだが、高菜が別皿なので、普通のごはんとしても食べられる。
夏限定 汁なし担々麺
夏限定のメニュー。
味付けは麻婆豆腐と完全に同じとわかる味。ただ、それでもなかなかうまい!といった感じ。
ご飯がつくので、混ぜそばの追い飯的に食べるのもあり。
麻婆豆腐同様に、単に辛いというか痺れる味わい。
見た目がなかなかB級グルメ的な食欲を誘う。
夏にここに来たら、ぜひ一度どうぞ。
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