ブログの一番上に来るもの、それはヘッダー画像。
まあ、ヘッダーをロゴのみにしていたり、ブログタイトルの文字だけにしている場合も多いのでそうとも限らないんですけどね。
かくいうこのブログも2016/4/17現在では、基本的にトップページにしかヘッダー画像を表示させていません。例外ページもありますが。
なんにせよ、ブログのヘッダーにある画像はブログの顔。顔面です。なので重要なのです。今日はそんな重要なブログの顔を強化したら、思った以上に雰囲気がよくなったよ、という話をします。そして、どこに気を付けて変更したらよくなったのかをお話しします。
ヘッダーの画像は重要だぜ、という話
ここ数日でヘッダー画像を色々と試行錯誤しながら変えてきていましたが、やっと完成形に落ち着きました。
まず、現在のブログのヘッダー画像がどうなっているかというと…
こんな感じです。要は、この記事のアイキャッチ画像の通りです。
また、上の三つのヘッダー画像に加えて、
こういう画像もヘッダー画像に設定しています。ずっと前から使っているものなので、ブログの雰囲気を保つためにも採用しています。
ホームに飛べば確認できます。
私は現在、Stinger7というテーマを使用していますが、このテーマだとヘッダー画像を複数設定してスライドで変えていくなんてこともできるので、私は複数のヘッダー画像を設定しています。
このブログはブログと言いつつも色々やっています。
①音楽素材・フリーBGMの配信
②自主映画・PV等の配信
③無料web小説の配信
ブログ記事を除くと、上記の三つがメインコンテンツとなっているのです。なので、各コンテンツを説明するヘッダー画像をそれぞれ用意しました。
「音楽素材のヘッダー画像、自主映画のヘッダー画像、無料小説のヘッダー画像」を用意して、それぞれがスライドで変わっていくというわけです。
ヘッダー画像の変遷
これまでもブログでは「音楽素材・ムービー・小説配信」というコンテンツをやっていたわけですが、ヘッダー画像では色々やってる割りにその辺のアピールが薄めでした。
尚且つ、ヘッダー画像のできも大してよくはなかったので、各コンテンツに興味があまりいかないような、下手したら片手間にやっているいかにもしょぼいコンテンツ的に見えていたようにすら思います。
これが少し前までのヘッダー画像です。
まあ、これらも当時がんばって作ったものですし、悪くはないのですが、音楽素材とムービー配信と小説配信をしているサイトということはあまり伝わってきませんよね。「音楽素材配信中!」のフォントもなんとも言えない雰囲気ですし、ムービー配信に関してはアイコンだけ、小説に関しては一切アピールがありません。
当ブログの「回転オトエフミ」という名前は、”音・絵・文”を意味しているので、それに準じて音楽、映像(絵じゃないけど)、小説という三つのコンテンツがあるわけなのですが、ヘッダー画像でその感じをもっと押し出したくなったんですよね。
これを非常に短い期間ですが、下記のようなヘッダー画像に変えていました。
Music、Movie、Novelということで、英語でちょっと気取った感じでさり気なく、しかししっかりと音楽、映像、小説の3コンテンツをアピールするヘッダー画像です。
これはまあまあ気に入っていて、アピールし過ぎない感じがいいなとは思っていました。
…ですが! 試しに「しっかりコンテンツの内容をわかりやすく、インパクトあるビジュアルで訴求するヘッダー画像」にしてみたらどうなんだろうか? と思ってやってみたら…
うーむ、こっちの方がいい!
いざこれにしてみると、このブログが色々なコンテンツを扱っていることが非常にわかりやすい。写真はいずれも良い雰囲気で、尚且つ各コンテンツの雰囲気の差・色が出せています。コンテンツの説明も簡潔かつ力強くできていていい感じです。こりゃたまらん。
…と、なったわけですね。
広告のつもりで作りつつ、信頼感が出るようにした
ヘッダー画像を見た瞬間に、複数あるヘッダー画像のどれであってもパッと目に付くようなデザインにしたいと思いました。ただ、デザインの勉強は特にしていないので、シンプル路線での勝負しかできません。
そこで、「いい写真」と「しっかり見えるフォント」で構成だ! という単純な結論になりました。
写真は海外のフリー写真素材サイトを探し回りました。写真選びの時点で勝負は半分付いてるな、と思いました。ただ、自主映画のヘッダー画像のみ、実際に制作した自主映画のカットから画像を引っ張ってきています。いいのがあるならオリジナル画像の方が人とかぶらなくていいですからね。
ついでに、各コンテンツごとにフォントのタイプとレイアウトを微妙に変えて変化を出しました。
思わずクリックしたくなる広告のような感じを目指しました。
説明文・煽り文は適度なバランス
各コンテンツの説明文にも気を配りましたね。自分の中での各コンテンツの位置付けを考えつつ、文章を考えました。
①音楽素材配信
試験的に作曲した曲を無料で音楽素材として配布はしているものの、曲単体で聴いても作品として成り立つクオリティのものもアップしているので、「無料音楽素材感」を出し過ぎたくなかった。なので、音楽素材とも、音楽作品とも捉えらるような表現にしました。
↓その結果、こうなりました
「オリジナル音源公開中」
「Youtube・アプリ・ゲーム・映画…あらゆるコンテンツに音楽を!」
「音源」という言葉を使うことで、音楽素材感・音楽作品感の両方を出しました。無料かどうかは敢えて出さないことに。
②ムービー配信
自主制作映画・自主制作得CM・PVなど色々な動画をアップしているものの、数はそこまで多くなく、現状では正直、作品によってクオリティのバラつきがある。なので、プロみたいな自信満々の売り出し方は控えつつ、興味をひくものにしたい。ただ、基本的に音楽も脚本も全てオリジナルなので、そこは軽くアピールしたい。
↓その結果、こうなりました
「自主制作映画・CM・PV等のムービー配信」
「90分の長編大作あり、30秒のCMあり。「音×絵×文=動画」」
動画の種類は素直にそのまま説明し、音楽・脚本の辺りも「オトエフミ」にかけてやんわりとアピール。「自主制作」という言葉も使用。
また、動画の具体的な時間を書くことで、大作目当ての人も、気軽に短い動画を見たい人にも刺さるようにしました。小説や音楽とかと違って、基本的に再生中はリアルタイムで連続的に時間を使いますからね。
③小説配信
こちらは基本的にはゲストライターの三文享楽(作家でもある)が書いたものになります。無料ということをアピールしたいが、「無料web小説」という風に売り出し過ぎると、なんとなくド素人が適当に書いた自己満足のしょぼい小説か、ケータイ小説風なテイストに思われそうなので、そうならないようにしたい。
また、コンテストに応募して落ちた作品などもあるものの、基本的には本屋に並ぶようなレベルでの小説なので、しっかりした作品である…という雰囲気を出したい。
↓その結果、こうなりました
「小説連載」
「短編・ショートショートから長編大作まで、様々な作品を公開中!」
小説を公開していると書けば無料っぽい雰囲気は出るので、わざわざ「無料」とは書かないことに。「連載」という単語でしっかりした作品であるような雰囲気もアピール。
…と、いうような感じで色々と気を遣いました。
文章の塩梅を調整するのもちょっと面白かったです。
企業っぽくならないようにも注意
ここまでいろいろ書いてきましたが、デザインが優れ過ぎていたり、文字でのアピールが激しすぎたりすると、それはそれでなんだか「広告感」や「サービス感」が出てしまいます。
なので、手作り感も多少は残るくらいがいいな、と思って作りました。
あまりにも主張が強かったり完成度が高かったりすると、それはそれで「企業が金儲けのために作ったコンテンツ」的に見えてしまう可能性があります。金儲けは別に悪ではないでしょうが、あくまでも作品やコンテンツそのものをアピールしつつ、ブログ全体が充実したサイトっぽくなるようにすることが目的です。
あくまでも回転オトエフミは個人ブログなので、個人ががんばってる感じは多少は出てた方がいい気もしているわけです。人間味がないと応援しよう!とか、なかなかなりませんからね…。
あとがき
というわけで。
ヘッダー画像を変えるだけで、コンテンツの内容・質は変わっていなくても、ブログ全体をぐっと引き締めることができます。また、見る人の期待感も変わるので、コンテンツへの誘導率も上がると思われます(実証はできてませんが)。
ネットの無名な人の作品を見てもらうには、やっぱり最初の引きがかなり大事なので、ヘッダー画像や簡単な説明文・煽り文は非常に重要と言えます。
今後もブログの色々な部分に日々手を入れていきますが、それと同時に各コンテンツとブログ記事の質も上げなくては! と思うと気持ちが奮い立ちます。
てなわけで、皆さんもヘッダー画像を再度見直してみるといいかも知れませんね!
◆併せて読みたい