「チョーヒカル」をご存知だろうか?
渋谷のギャルのセリフではない。チョーヒカルとは、超リアルなボディペイントを描く、日本の女性アーティストなのである。ミラクルヒカルを思い出してしまうが、それとは全く関係ない。ただ、ボディペイントの仕上がりは確かにミラクル!である。
最近テレビでもよく紹介されており、知名度もぐっと上がっているように思うが、その理由は私が思うに二つある。
①作品(ボディペイント)のすごさ
②美人さ、かわいさ
この二つだ。というか、皆そう思ってるのではないかと思う。
作品だけでも凄いのに美人なのだから天は二物をどうとかは嘘である。
そんな彼女のボディペイントがどれだけすごいのか? それがわかる動画があるので、ぜひ見ていって欲しい。ボディペイントの写真ももちろんすごいのだが、動いても凄いことがよくわかった。
チョーヒカルの超人的ボディペイントムービー
目のアップに迫っていき、目の周りに花が咲き…と思ったら…!?
※2017/3現在、動画が削除されてしまった。
これが、超凄い動画である! リアルなボディペイントを使ったうまい仕掛けになっている。
紙に書くよりも難しそうなものだが、これだけリアルに描かれると紙に描く方が難しいのでは? くらいに思えてくる。
この記事のメインとなる動画が削除されてしまったので、代わりの動画を貼っておく(2017/3追記)。
※…が、さらにこれも削除されてしまった。(2017/9現在)
今回は動画を紹介したが、写真も凄い。写真はじっくり見られるので、動画とはまた違う凄さがある。
チョーヒカルの超凄いボディペイント写真
写真なので超じっくり見ればボロが出る…と思いきや、超じっくり見てもなかなかボロなど出ないのが凄いところ。
逆に、服にお腹を書いてるのかとかよくわからんことを考えるくらい精巧。
チャック一つでも凄いのに二重のチャックになってるから驚き。背中がこんなにも立体的な構造を持てるとは…。
最後は食べ物! 大福かと思ったらみかん…もしかするとこれが一番凄いかも知れない。もしこれを出されたら間違いなくそのまま食べてしまうだろう。みかんの皮がこうもおいしそうになるのだから本当に凄い。驚きの連続である。
SUPER FLASH GIRLS 超閃光ガールズ…完全に「超光る」とかけているダジャレタイトルだが、中身を軽く覗いてみたところ、中の絵のレベルはやはり相当のものだった。(表紙も絵はちゃんと凄い。)
ボディペイントを始めた理由
このように驚きな作品だらけのチョーヒカルだが、ボディペイントを始めたきっかけもまた驚きだ。
ボディペイントをするようになったその理由は…
「紙」がなかったから
だそうだ。紙がなくてよかったね、と今なら言える。
あとがき
最後はボディではなかったが、とにかくどんなものにでもリアルな絵を描けるということだ。そして、描く対象を「単なるでこぼこした書きにくいキャンバス」として扱うのではなく、それぞれの特徴をきちんと活かしているから尚面白い。
たとえばお腹に描くなら、お腹が出てて服がはち切れそう…というのが、そのままお腹がはち切れそうになっていて、なおかつお腹の中が深淵の黒。”腹黒い”とかけてるんじゃないかな、などと思ったりもできる。
背中にチャックの絵なんかは「被写体の心の殻が深そうだったからチャックを二重にしちゃった」…というようなことをテレビで言ってた気がするので、この人は腹黒そうだったのかな…なんて思ってしまう。
みかんを大福にするのも、皮をむくとその異様さが急に剥き出しになる仕組みだから面白い。これがみかんに目を描いた絵だったら、「すごい!」とは思っても驚きは半分以下になるだろう。
出展:http://xenontenter.com/hikarucho/
チョーヒカルは、ボディペイントもアートなのだな、と世に広く示してくれたと言えるだろう。ちなみに、本名は「趙 燁(ちょう ひかる)」だと聞いて、また驚いた。まさかの本名だったとは…。
私も、もっといいペンネームを考えたいな、などとボディペイントとすっかり関係ないことを考えつつ今日のところはおさらばしよう。ではまた!