以前、「もつ真路」という店で若干怒りを抱えたことがあることで全世界的に知られている私だが、なんとついにその「もつ真路」がつぶれ、新しい店になっていた。
店舗外観
オープンしたての時期に行った。
店の雰囲気
中は少し大衆的。そして、店員が元気。元気にするように言われてるのだとは思うが、とりあえず楽しそうにやっている。大学のサークル感もあるが、本店も元気らしいのでそういうサービスなのだろう。
元気じゃない私としては凄いなあ、と思ったり、凄くもないかも知れないなあ、と思ったりしていた。
ビュッフェ
ランチにはなんとビュッフェがつく。
種類も結構あり、金額を考えると完全にお得。
野菜類、スープ、ごはん等の基本はもちろん、とりあえず満足できる種類がある。
この店にくればとりあえずお腹いっぱいは保証される。ビュッフェ付きなので。
外の看板にはライス・スープ・サラダバー付き! と書いてあったが、それ以外のものもあるくらいだった。
担々麺
ランチセット 担々麺 960円(税込)
この担々麺にビュッフェがついてこの値段なので、コスパがいい。
器の大きさはつるとんたんに次ぐくらいには大きく、正直これだけでも満足できるボリューム。
ちなみに担々麺はマイルド・黒ゴマ・ピリ辛が選べた。
味はというと、これが一口目にスープを飲んだ時にちょっと二度見ならぬ二度飲みしてしまった。なにがやねんと思うかも知れないが、要は初めての味だったのだ。
初めての味
という感じでついつい二回飲んでしまったのだ。二度付けならぬ二度飲みである。
肉の臭みなのか、ゴマとミルクのマイルドさなのか、スープの出しなのか。なにか癖のあるうまみが感じられた。
結局何なのか力不足な私にはわからなかったが、うまかったことは間違いない。
そして、脂がなかなかに感じられた。久しぶりにこってり脂ラーメンを食べたような感覚もあった。
だが、それは徐々になくなっていき、だんだんマイルドさと何かの癖が混ざった面白いおいしさのみに変わっていく。
その他の具はそこまで特徴的ということはなかったが、ネギも何も全体的においしかった。麺も一般的な担々麺と大きな差はなかったが、全体としてはスープと一体となり、不思議なおいしさを生み出していた。
ビュッフェのライスでラーメンライスという所業を挟みながら最後まで美味しく食べた。
ラーメン屋ではない担々麺にしては凝っているように感じた上に、ビュッフェ付きなので満足なランチだった。