このブログは結構食べ歩き的な記事を書いている…が、特に美味しかった食べ物だけを書いてるわけでもない。美味しかったのはもちろん書くが、普通くらいだったものも書いて、まあまあだった的な感想を書くことがある。
何もかも褒めていたら読む価値がないからだ。
というわけで!
今回行ってきたラーメン屋は、東銀座にある「らーめん紫龍」です。
東銀座で家系的な次郎的なラーメンが食べられる「らーめん 紫龍」
銀座に用事があり、帰りに何かラーメンを食べようと思ったら見つけたのが、「らーめん 紫龍」。
外に行列がある!
…かと思ったら煙草を吸ってるだけの人たちでした。喫煙所になってるぽい。食べる前も食べ終わった後も三人くらいいた。同じ人だったかは確認できてない。
店内はこんな感じ。テーブル席も四つくらいあってラーメン屋にしては広いと思う。銀座でこの広さは結構だと思う。
食券には「紫龍」「我龍」「極み」などのメニューが並んでいる。…が、説明書きがどこにもなく、あったかと思ったらなんか中国語やら韓国語やらだったりして読めない。実際はあるのかわからないが、とりあえず私の探知能力では見つけられなかった。
高いコミュ力をもってしてすれば店員に聞けばいいのだが、とりあえず写真は貼ってあるので雰囲気で違いは感じ取ることができる。なんかよくわからんけどまあとりあえず「紫龍」を注文することにした。
背脂、味の濃さ、麺の太さ、麺の固さ、ニンニクの量、野菜の量、ごはんの有無などいろいろと聞かれる。カスタマイズが可能なラーメンなのである。ちょっと次郎的な感じのオーダーだった。
背脂普通、味普通、麺中太麺、固さ普通、ニンニク普通、野菜大盛り、ごはんありにしてみた。
ラーメン紫龍 食レポ
というわけでラーメン登場。
ラーメン紫龍 800円(税込)
野菜大盛りのせいか、背脂のせいか、どことなくラーメン次郎インスパイア系を思い出す見た目。
食べてみると、スープの味もインスパイア系のそれを思い出す味。ただ、ごはんが出ることからも横浜家系ラーメンの系譜であることもわかる。
個人的にはさほど家系に感じなかったが、一緒に食べた、我龍を頼んだ友人は「家系だった」という感想を漏らしていた。我龍は紫龍にトッピングを入れただけのものっぽいと後にわかったので、紫龍もきっと家系だったのだろう。
なんだか海苔やらほうれん草やらも入ってたか覚えておらず、濃厚な豚骨醤油ベースという感じよりは、次郎系の、濃くてしょっぱいけどなんだかとろみとかよりはどこかさらっとしてる感じがあった。
次郎にはそんなに詳しくはないものの、野菜の盛り方、背脂の浮き具合、スープの味わい、チャーシューの角切り感など、全体的に次郎系の雰囲気を感じた。ジロリアンたちは厳しいから、この辺の認識が間違っていたら申し訳ない。
麺は中太麺で、このスープにはよく合っていた。うまいジャンクさはあったが、半分はニンニクのうまさかな、とも思った。ニンニクってうまいんだよな。たまらん。
ご飯はスープにつけてラーメンライス。家系なような次郎っぽさもあるようなこのラーメンにもライスはなかなかマッチします。昔はラーメンご飯はあまり理解できませんでしたが、最近は理解できます。ってか、ないとしょっぱい。
ひとこと
というわけで、うまいなとは思えましたが、わざわざもう一回来る感じはありませんでした。
近かったらまた来ることもあると思うので、特に悪い店ではありません。普通な感じに、説明書きのない謎さ、店前のよくわからない喫煙行列などがなんとなくやる気をそぐので、そこで少し評価がなんとなく下がった感じはあります。
近くに来たら食べてみてもいいかな、くらいの感想でした。
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