やっほーーー!!!!
やっふぉ…
どうです?
上が声の大きい人、下が声の小さい人です。
上はちょいとうざくて、下はかわいらしくてたまりませんね。
さて、この記事を読んでいるということは、あなたは声が小さくて悩んだことがあるのではないでしょうか。
もしくは、声が大きい人が「声小さくていいことなんてあらへんやろ!(怒)」とパトロールに来ているのかもしれません。
もちろん声が大きいことには言わずと知れたメリットがあります。聞き取りやすいし、元気な印象を与えるし、迫力があるし、メリットは色々あります。
でも、実は声が小さいことにも素晴らしいメリットがたくさんあるのです。
今日はそれを、声を小にしてお伝えしたいと思います。
(ちなみにご存知だとは思いますが、これはネタ記事です。怒る場合は小さい声でお願いします。更に言うと、お考えの通り、筆者は声が小さいです。hahaha)
声が小さいことによるメリットその1: 都合の悪いことをごまかしやすい
声が小さいのはよくないことと思われがちかも知れません。
ですが、実は発想を変えれば、声の小ささはこんな武器にもなり得るのです。
遅刻シーン
・声の大きい人が遅刻した場合
上司「おまえ、今日なんで遅刻したんだ?」
声の大きい人「それは! 本日! 寝坊したからであります!」
上司「な、なんだと~~~--!!!!!」
・声の小さい人が遅刻した場合
上司「おまえ、今日なんで遅刻したんだ?」
声の小さい人「それはあの…もごもご…電車が遅れ…@×★a♪△☆」
上司「…まあいい、しっかりやれよ!」
…と、このように声が小さければごまかすときに声が小さくしても、普段から声が小さいため、ごまかすためだとは気付かれません。
ほかにも、こんなケースも考えられます。
服を褒めなきゃいけないシーン
・声の大きい人の彼女にセンスがない場合
センスがない彼女「ねえねえ、この服どう思う? めちゃめちゃ似合ってるでしょ~? うっふぉ~んハート」
声の大きい人「似合って…るよ!!」
センスがない彼女「ちょっと、今の間なに!? 本当は似合ってると思ってないでしょ!? もう別れましょ!!」
声の大きい人「待ってくれ~!!!」
周りの人達「あらやだ」「ざわざわ」「何かしらあれ」「ざわざわ」
・声の小さい人の彼女にセンスがない場合
センスがない彼女「ねえねえ、この服どう思う? めちゃめちゃ似合ってるでしょ~? うっふぉ~んハート」
声の小さい人「…そうだね…ぼそぼそ…にあってぼそぼそぼそ…」
センスがない彼女「そうよね~やっぱりあなたって最高! 大好きよ!!!」
声の小さい人「いやあ、ぼそぼそ…照れるぼそぼそぼそ…」
…と、このように、ごまかしやすいというのは生きていく上で非常に有利なのです。
人を傷つけず、自分も傷つけない、声の小ささは素晴らしい武器と言えるでしょう。
声が小さいことによるメリットその2: ひそひそ話を生涯する必要がない
(ひそひそ…こそこそ…ひそこそ…)
周りに聞こえてほしくないことを話すとき、もしくは、会話をしてはいけない環境で会話をするとき、世の多くの人は、このようにいわゆる「ひそひそ話」をします。ひそひそ声を駆使することにより発言は周りに届かないと考えての行動です。
そして話しかけた相手もひそひそ声で対応するので、上記のような状況で会話をする際は、たいていひそひそ声の応酬が繰り広げられることになります。
…しかし!
これは大きな間違いです。
ひそひそ話というのは案外聞きやすいです。個人的な感覚からいうと、普通の声よりもよっぽど響いて聞こえます。しかも、「ひそひそ話をしている」という事実が周りに伝わるので、イコール「後ろめたい会話をしている」もしくは「会話をするのが後ろめたい環境にも関わらず会話をしている」というのが周りにばれてしまいます。
そう! 声を小にして言いますが、ひそひそ話は上記の通り、百害あって一利なしなのです。
声の大きい人がそのまましゃべるとまずいから「ひそひそ声」を使うのですが、結局その小手先の技術もむなしく、その声は周りに響き渡るというわけです。
声が小さいと…
その点、声の小さい人はどうだろうか?
普段から何言ってるか聞き取ってもらえないレベルなわけなので、図書館にいようと、近くにいる人の悪口だろうと、なんでもお構いなしに普通の声で発言ができてしまうのです! これは素晴らしい!
もちろんそれらの発言は隣にいる人にも聞き取ってはもらえないでしょうが、声の小さい人はそんなことには慣れっこなはずなので、なんの問題もありません。プラマイゼロ、むしろプラと言えるでしょう。
声が小さいことによるメリットその3: 人類の耳がよくなる
友人「ひさしぶり! 島村じゃん!」
声の小さい人「ひさしぶりだね、高田君」
友人「え?」
声の小さい人「ひさしぶりだね、高田君」
友人「え?」
声の小さい人「ひさしぶりだね、高田君!」
友人「ああ、ひさしぶり! …って、おれ山田じゃねえよ!」
あなたは経験したことがないだろうか?
長年付き合いのある友達と話すと会話が通じるが、初対面や久しぶりの人と話すと話が通じない、ということを。
それは会話するネタがないとか、心理的距離だとか、そんなことではありません。
声の小さい人と長く話していると、徐々に相手はその人の言葉を聞き取れるようになるということなのです!
つまり、あなたと会話をする相手は、「あなたの声の小ささを通して、耳がよくなっている」ということになります。この論理でいけば、世の中に声の小さい人が増えれば増えるほど、世の多くの人の耳がよくなることになります。人類の耳をよくするのは、「あなたの声の小ささ」なのです。
声が小さいことによるメリットその4: 自然な流れでささやける
ここまで散々書いてきたとおり、声が小さいと普通にしゃべってもその内の2割も聞き取れません。
そんなことで女性との会話もままならず、ライバルに彼女をとられてしま…
うと思うでしょう?
ですがそれは大間違い!
声の小ささ、それは恋愛においてすら強力な武器です。
声が小さいと普通にしゃべってもその内の2割も聞き取れないというのは前述の通りです。
だからこそ声が小さい人は、非常に自然な流れで「相手の耳元に手を添えてささやく」ことができるのです。
発言をしっかりと伝えるために必然的なこととしてできるのです。
これで相手はどきっとします。
声の大きい人がこれをやると、「おめえ、普通にしゃべれや。それで十分すぎるほど聞こえるんじゃこらあ(怒)」と、怒号を食らうことは間違いありません。
感動のスペクタクルストーリー
さらに、メリット3ですでにお伝えしたとおり、長年付き合っていく内に、相手は声の小さい自分の声を聞き取ってくれるようになっていきます。これはもう、ETのようなものです。徐々に二人が分かり合っていくその姿は感動ものです。
限られた、聞き取れる2割の声を大事にすることで、それは3割、4割…と膨らんでいき、最終的には7割くらいまで膨れ上がります。(10割にはなりません)
そして、それはいつしか愛情に変わっていくのです。
ほら、声が小さいって素晴らしいでしょう?
まとめ
ここまで読んで、声の小さい人はいま希望に満ちていることでしょう。声の大きい人はなんとなくむかついているかも知れません。すみません。
この謝罪も小さくて聞き取ってもらえないかも知れません。
ですが、これまで「声の小ささ」にひけめを感じていた人、コンプレックスを感じていた人は、この記事を読んで勇気を持ってもらえたんじゃないかと思います。声が小さいことはこんなにも素晴らしいことなのです。
なんたって、あなたは人類の耳をよくしているのです!
ぜひ、そう思って勇気をもらってくださった声の小さい方は、その想いを周りの人に伝えてあげてください。きっと周りの人たちはあなたの熱意あふれる語りに対して、こう言ってくれるはずです。
「え?」