距離を飲みすぎて太ってしまった群衆とは私のこと、どうもこんにちは。
さてさて。
7/16に書いた、「7/9に決行した新作自主映画撮影の全貌・そしていつものハプニング」という記事に、私はこんなことを書きました。
というわけで、だいぶ長くなりそうなので、今回はひとまずここで終わります。
しかしまだ、最後の恐ろしいハプニングが待っているのです。
ハプニングという言葉は間違ってるかも知れませんね。
いやあ大変だった。そんな意外性のあることではないですが、とりあえず大変でした。
撮影の後半については後日また書くこととします。
ふむ。
撮影の後半については後日また書くこととします。
…。
というわけで、書きます。
凄く時間が空いてしまいました。「次回書きます」とか、「前編です!」とかは今後やめようと思いました。
撮影後って編集しまくらなくちゃいけないので、撮影日記的な記事を書く気が出ないんですよね、需要もアクセスもないし…。
でも、少数のファン?まで行かなくても、気にしてくれる方のために、やっと書きます!
ではでは。
7/9の撮影後半、大変だった話
ちなみに、7/9の後に、8/12にもまた撮影してます。そっちは全然記事にしてないですが、まあ永遠にしないかも知れません。
とりあえず7/9の話。
しかしまだ、最後の恐ろしいハプニングが待っているのです。
こんなことを前回の記事に書いていたんですが…
一体何のことなのか正直、はっきり覚えていないというハプニングが現在発生しています。
恐らくあれのことだと思うんですが…とりあえず、順を追って話します。
意外と早めに終わった外の撮影
外での撮影は、前回の記事で語った通り、無事に終わりました。
まあ、役者の遅刻や、私の衣装忘れはありましたが、そこまで致命的ではありませんでした。
かなり暑い日でしたが、そのおかげで太陽の光源が激しく、コントラストの強い迫力ある画になったようにも思います。まあ、カラコレはしまくりですが。
関連映画風の色合いにできるカラコレ・カラーグレーディングの解説サイトまとめ
で、ここからはすべて室内の撮影なので、もっと順調だろう。
そう思ってました。全員(自分含めて4人)。
…が。
そうはいきませんでした。私の読みの浅さが露呈しましたね。
毎回予想より時間がかかるんですが、今回は最も予想を超えてきました。やばかったです。
多分、これが以前語ろうとしていたハプニングにつながる部分だと思います。
室内での撮影
しかし、そんなことは知る由もないので、のんきにコンビニでアイスを買って、食べて、そして撮影場所へと向かいます。(移動中にも撮影はありましたが、かなり短めでした。)
ちなみに、室内の撮影が始まった時点で、時刻は17:45とかでした。ちょいと準備不足があり、20分くらいロスしたような記憶もあります。
本当はこの時点でやばいと思うべき時間なのですが、長くても3時間で終わるだろうし、室内だから休憩もいくらでもできる。そう思っていました。
で、撮影が始まります。
どんな話だこれ、となんとなく思うかも知れませんが、まあ冬には公開できるように頑張ってるので、楽しみにしていてください。ちょっと編集作業が多すぎて疲れてきてますが、頑張ります。春になったらどうしよう。
撮影は続きます。
ある程度撮りました。
部屋A→部屋B→部屋C→適当に廊下など色んなとこでごまかしながら撮るシーン→部屋A
という流れの予定だったのですが、「部屋B」を撮り終わる辺りで、けっこう焦り始めます。
「予想より長いかも」
と。
まあ、ほかの人は流れをすべて把握してはいないので、この時点では「ここからは透明人間のシーンもあってアフレコでごまかせるから1時間ちょっとじゃないかな!」という私のセリフを信じることになります。
なんじゃそりゃ、という感じですが、実際撮影が楽になるようにそうしたのです。流れ・演出的にも自然だったので。別にギャグ映画ではありません。いや、ギャグ映画なのかな、実は。
続く撮影
まあとにかく続き。ちょっと規模の大きい、ものの移動なんかを経つつ、部屋Cで撮影が開始。
撮影現場が予想よりも暗かったのですが、この時点で徐々に焦っているので、暗いけどそのまま撮影開始。(照明はいます。)
どっちにしてもカラコレである程度は暗く(多分青く)する予定だったので、大きな問題はありません。画質が落ちますが、ノイズがある方が迫力があると考えてわざとそうすることもあるので、まあそれはやり方次第の要素とします。そうさせてください。
明るすぎると雰囲気が出ないシーンなので、暗いことはよしとして、ここはどうにかこうにか撮影を進めます。
ここは比較的スムーズに進んでいたものの、実際には「役者が疲れてるから基本的に一発オーケーで進める」としていたからに過ぎませんでした。実際、この役者は一発目が一番いいケースも多いので。
あ、役者といっても友人です。私にとっては素晴らしい役者なのです。
そして、その作戦を行ってもなお役者の疲れは目に見えており…遂に休憩を挟むこととしました。
押す時間
この時点で、時刻は19:35。今朝の役者の遅刻があるとはいえ、それがなくても18:00頃なわけです。そして、まだ室内シーンが半分は残っている状況。徐々に厳しい雰囲気が漂ってきます。
まあ、それでも21時過ぎには終わると思っていました。この時点では。
なにせ、透明人間シーンは比較的楽で、そのあとは「適当に廊下など」でごまかして撮るカットだったので、その辺は30分くらいで終わるかなという見込みでした。実際、それは大きくは外れませんでした。
適当ですよね。でも、これは手ぶれさせまくってどこだかわからない感じにしているという、わざとなものです。
上の画像の通り、カラコレやカットのつなぎ方やらの編集で、「暗さ」は「雰囲気」に変わり、「どこだかわからない感じ」は「迫力」に変えようと思って撮影していました。
手振れさせまくって、場所がどこだかわからない感じにしてごまかす…という大胆な手法を予定していました。
…ただ、結果、「手ぶれさせまくって」に関してはほぼ失敗ですね。確かにどうにかつながりはするものの、なかなかにしょぼい。迫力はなくはないけど、なんか浮いてる。
でも、時間もないし、撮影場所が広さ的にもうほかになかったので、こうするほかなかったので、どうにか編集で頑張っているところです。
失敗シーン
ちなみに、同じく場所がちゃんと決まっていなかった「部屋B」も微妙な結果に終わるのですが、こちらは後から考え直した結果、そもそも省いても繋がるシーンだったため、その後の展開をほんの少し変えて、省きました。
短編ムービーにしたいので、だらだら長いよりその方がよいという判断です。ちゃんと考えないとダメ、という教訓ですね。
短編というには45分はあるので長いんですが。
まあ、場所がないことのごまかし手法なので、ごまかしにごまかしを重ねてどうにかうまくいけば、展開的にはここはよいシーンになるはずなので、先ほども言ったように、現在もっぱら頑張ってごまかし編集中です。
まだまだ続く撮影
で、30分休憩して撮影を再開し、どうにかごまかし手ぶれシーンも撮り終わります。
休憩で少しは疲れが収まり、現場の雰囲気も疲れた感じから少し回復しました。
ただ、ごまかし手ぶれシーンから部屋Aに再び戻るまでの間にも少しカットがあったことをここで思い出します。まあ、そこは本当に短いので、どうにかなるだろうという感じではありました。
部屋Aに戻れば本当に残り少しなので、どうにか終われる! と内心少し安堵していました。
※撮影の流れのおさらい
部屋A→部屋B→部屋C→適当に廊下など色んなとこでごまかしながら撮るシーン→部屋A
で、部屋Aに戻るために、その少しのカットを撮影するわけですが…
恐ろしいハプニングとは
電池が切れました。
これですね、最後の恐ろしいハプニングっていうのは。
というわけで、だいぶ長くなりそうなので、今回はひとまずここで終わります。
しかしまだ、最後の恐ろしいハプニングが待っているのです。
ハプニングという言葉は間違ってるかも知れませんね。
いやあ大変だった。そんな意外性のあることではないですが、とりあえず大変でした。
撮影の後半については後日また書くこととします。
「ハプニングという言葉は間違ってるかも知れませんね。
いやあ大変だった。そんな意外性のあることではないですが、とりあえず大変でした。」
という部分を見ると、単に撮影が長かったことをハプニングと言っている気もしますが、実際、この電池切れは恐ろしいハプニングでした。途中の休憩で充電し忘れた私の痛恨のミスです。
ここで現場は固まります。
以前、『第三の決着』という、このブログを始めたころに撮っていた短編でも最後のオチ付近で電池が切れましたが、これはどうでもいい練習ムービーだったので、適当に変なオチにしてごまかしました。
…が、今回は撮影に関して甘い部分はあっても、かなり脚本的にも編集的にも撮影的にも小道具的にもがんばっている作品で、下手したらまともな映画の引退作品のつもりでいます。なので、そんな変なオチにはできません。
どうしよう。
この時点で、時刻は20:43。
電池さえあれば、部屋Aのシーンはちょっとめんどうなところはあるものの、撮影自体は実際1時間程度でいけるものだったので、21:30過ぎくらいで収まるはずでした。
でも、ここでの電池切れ。
さあ、どうする。
選択肢
①諦める
②ちょこちょこ充電してはちょこちょこ撮る
③ある程度充電を待って、一気に撮る
④別日にまた撮る
⑤iPhoneとかで撮る
⑥
⑥は電池切れ直後の私の気持ちです。
でも、とりあえず①はありません。諦めるわけにはいかないのです。
⑤もありません。今考えただけで、当時は思いついてませんし、数カットならいいですが、前半の部屋Aと明らかに画質が変わるのでアウトです。ハゲに縮毛矯正をするくらいアウトです。
④が私の中では結構よぎりました。ですが、役者はそこまでやる気はないと思われるので、それを頼むのは厳しい雰囲気でした。とはいえ、充電をただただ待つのは時間が空きすぎるし、どれだけ待てばいいのかもあまりわかりません。
そこで、我々は腹が減ってることを思い出し、インドカレーを食いに行き、その間に充電が完了し、円満に撮影を終わることができたのでありました。
めでたしめでたし。
恵みのハプニング
…と、いきなり記事が終わりましたが、そういうことです。
ずっと腹減ってるのを我慢していたので、「食いながら待てばいいや」となったのです。
むしろ、電池切れてよかったな、と今では思います。「大抵のハプニングは結果的にいい方向に転ぶ」というのが自主映画を何年もやってた結果思っていたことでしたが、今回もそうでした。
↑特にいい方向には転ばなかったハプニングもあります。
なぜ電池が切れてよかったかといえば、インドカレー食ったおかげで全員がリフレッシュできたからです。みんな明らかに元気になり、役者の演技も気合が入りました。
最後の最後、最終的に23:10くらいまでかかってしまい、終電がギリギリになってしまったのはよくないことでしたが、次の日も私と役者の一人は万全を期して休みを取っていたので、そこはOKです。
もう一人は学生で、もう一人は「休みの日こそ疲れないと意味がない」理論の持ち主だったのでOKです。
というわけで、万事自主OK牧場だったというわけです。自主に深い意味はありません。牧場も深い意味ないよね。意味ないことも大事です。
ペペロンチーノ=世襲制
さて、意味のない数式を太字で書いたところで、話の続き。
恵みのハプニングというのは完全に言い過ぎですが、とりあえずあのまま電池が切れずに一時間撮影を続けていたら、恐らく演技が少し弱いものになっていたと予想できます。
今回の室内撮影は物語の終盤のクライマックスなので、撮影時間が長引きはしたものの、結果、電池切れはよかったと思います。
まとめ
まあ、もう上でまとめみたいなことは言ってしまいましたが、とにもかくにも撮影はなんとか終了したというわけです。
完全に撮りきる5分くらい前に一人は帰宅する時間になってしまいましたが、彼は外での撮影後は照明と音声スタッフをやってくれていただけなので、それは私がやればよいのでOKでした。自主OK。
そんなこんなで困難もありつつ、新作自主映画の制作は進んでいるので、自主映画を撮っている人はこういう私のような行き当たりばったりな例に勇気を得たり得なかったりしてください。
無事、撮影記事を完結できて私は安堵しています。
さあ、編集の始まりだ。
この映画の制作記はこちらから全部読めます。
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