担々麺や麻婆豆腐が好きなブログ管理人とは私のこと。
担々麺の味の管理をすることはできない、今のところ食べる専門の無力なブロガーである。
今回は、ディズニーランドに行ったわけでもなく、シーに行ったわけでもないが、舞浜イクスピアリで中華料理を食べる機会があったので、紹介したいと思う。
舞浜イクスピアリという場所を考えると、結構コスパはよい方だと思うので、行く人にとっては参考になるかと思う。行かない人にとっては参考にならないだろうが、ならばそもそも読まなければよいと思うので、それでも読むという人はたとえ参考にならずとも私に怒りをぶつけないでほしい。
いや、怒るのは自由なのだが、怒った結果私に暴力をふるったりはしないでもらえると安心する。
…さて、特に有益ではない前置きで文章量を無駄に稼いだところで本題へ。
青龍門 イクスピアリ店
舞浜イクスピアリ内にある中華料理店「青龍門」。
ディズニーランドの空気はまったく感じさせない店内が面白い。
店の雰囲気
中華レストランという雰囲気。ただ、入り口に龍の像があったり、謎の絵があったりと少し特殊な空気感でもある。
ただ、他の青龍門はもっと激しく変なことも多いので、これは青龍門の中では恐らく普通な方だと思う。
メニュー
1,890円のお得セット。
4品+ドリンクが選べる。絶対的な値段としては安くないが、量的には結構お得。特にイクスピアリ内では安い方。
青龍門イクスピアリ 限定お得セット
お得セット 1,890円
「麺飯」「点心」「小菜」「肉・海鮮」から1品ずつ選ぶ。プラス、ドリンクも選べるセット。
2人で来たので、少し品目多めに紹介する。
担々麺
担々麺。王道を保った、美味しい担々麺。
辛そうに見えるが、クリーミーなココナッツミルクのまろやかさがあり、そこまで刺激はない。そして、代わりに薬味のほどよい刺激が、「The 中華料理屋の担々麺」という感じだった。
食べやすく、万人に受けるような味付けでありながら、ラーメンをしょっちゅう食べている、小うるさい私でも満足な一品。少し柔らかめな麺も含めて、ちょうどいい担々麺だった。
日本の人気担々麺店とかと比べると刺激が少なめだが、そこがむしろ良さになっている。食べやすいので。
セットの中の一つであれば十分満足。
魯肉飯(ルーローハン)
台湾料理の定番。パクチーと豚肉と白米。
日本ではなさそうな味付けなので、面白い。
タレもかかっていて、甘み、しょっぱさ、そしてパクチーの香りが入り混ざるので、好きな人は好き、苦手な人は苦手というものだと思う。私は特別好きではないものの、ありだった。
焼き餃子
肉の味がしっかりした、若干肉強めな餃子。これも普通に美味しい。
タレは最初から恐らく醤油・ラー油・酢が混ざっているものなので、タレを更に入れる手間が少ないのもメリットか。まあ、分量を自分で変えられないというデメリットもあるけれど。
肉汁も結構あり、これもまた十分満足。
水餃子
熱々での水餃子。パクチーが載っている。
肉汁溢れ、そしてパクチーで濃い中華料理の味をリセットしつつ食べられる一品。
じゃことピーナッツのピリ辛炒め
これはおつまみ。かなりおつまみに向いている。
ピリ辛といっても本当に”ピリ”で、辛くない。赤いのを食べてもあまり辛くない。
香ばしさと少しの刺激、そしてピーナッツ・じゃこのサクッとした食感に箸が進む。家でおやつ代わりに食べたくなるような一品。
豆苗、湯葉入り麻辣豆腐
写真の上が豆苗。
こちらはニンニクがまあまあ効いていて、ワイルドな味。結構好きな味だが、豆苗は大抵これくらいのうまさだろう、という感じのうまさ。キノコが入っている。
そして、写真の下が湯葉入り麻辣豆腐。
麻辣豆腐と麻婆豆腐の違いはいくつか説がありそうだが、
- 肉が入っているものが、麻婆豆腐
- 肉が入っていないものが、麻辣豆腐
というのが一般的な判別方法としては有力そう。
ただ、麻婆豆腐は「バンドエイド」のように商標扱いだったという説もあった。
しかし、この麻辣豆腐はそれよりも”湯葉入り”というところが特徴的。
湯葉が合っているのかどうかは私にはピンと来ず、よくわからなかった。また、担々麺と違い、こちらは結構辛い。激辛を謳う店ほど辛くはないものの、なかなかに辛い。
そして、液体系ではなく、かなり粘力の強い麻辣豆腐。とろみがすごい。とろみというか、若干ゼラチンのよう。個人的には正直、苦手寄りな味だった…。
辛さと強いとろみはあるものの、塩っけはあまりなく、なんとなく苦みがあるような、味がないような、なんとも不思議な感じだった。もしかすると何度か食べるとわかる味なのかも知れないが、そこまで深い料理をする店なのかは微妙なところなので、好みの問題だろう。
まとめ
麻辣豆腐はちょっと苦手だったが、全体的にはイクスピアリ的にはだいぶコスパもよく、満足な食事だった。
舞浜に行く機会があったら、行ってみてもよいと思う。
ただ、他に行きたいところがあるのにわざわざここを目指すほどという感じのお店でもないので、中華の気分だった行ってみて満足できるだろう…くらいに思ってもらえればと思う。
美味しい麻婆豆腐を求めて旅をしたいならこの記事の方がお勧め。
担々麺を求めているならこの記事。
では、そんなところで!