以前、「もつ真路」という店で若干怒りを抱えたことがあることで全世界的に知られている私だが、なんとついにその「もつ真路」がつぶれ、新しい店になっていた。
若干の怒りと中程度のストレスを抱えていた私からすれば少しの嬉しさを感じるできごとだったが、もしかすると経営母体は同じで店構えだけ変えている可能性はある。だが、それでも構わない。
とにもかくにも、新しくできた店がランチによさそうだったので、若干喜びを抱えた私はそこでランチを食べた。
「鉄板中華 青山シャンウェイ 神楽坂店」である。どんなお店だったか紹介しようと思う。
結論から言うと、できてすぐなのでまだ空いていたが、すぐに人気店になるんじゃないか…という店だった。鉄板中華というネーミングも気になる。
鉄板中華 青山シャンウェイ 神楽坂店
もともと青山の方にある人気店で、「孤独のグルメ」で紹介されるなどもしていた様子。
私はよく知らずにこの店を見つけたので、「もつ真路」と経営母体が同じかどうかばかり気にしながら入ったものの、どうやら違っていそうだ。
食べログを見ると、
「青山のあの人気店が神楽坂に!!! ででーん」
というようなテンションを感じるコメントが並んでいた。
店舗外観
店舗情報
- 鉄板中華 青山シャンウェイ 神楽坂店
- 東京都新宿区神楽坂2-6-1 ポルタ神楽坂 2F
- 営業時間:
[月〜金]
11:30〜14:00 17:30〜23:00
[土]
11:30〜14:30 17:30〜23:00
[日・祝]
12:00〜14:30 17:30〜22:00- 最寄り:飯田橋
オープンしたてなので花が置いてあった。
店の近くにはこのようなスペースもある…が、これは別にこの店のスペースではない。
窓から見えるのはこの店の店内。
店の雰囲気
中は少し大衆的。そして、店員が元気。元気にするように言われてるのだとは思うが、とりあえず楽しそうにやっている。大学のサークル感もあるが、本店も元気らしいのでそういうサービスなのだろう。
元気じゃない私としては凄いなあ、と思ったり、凄くもないかも知れないなあ、と思ったりしていた。
ビュッフェ
ランチにはなんとビュッフェがつく。
種類も結構あり、金額を考えると完全にお得。
野菜類、スープ、ごはん等の基本はもちろん、とりあえず満足できる種類がある。
この店にくればとりあえずお腹いっぱいは保証される。ビュッフェ付きなので。
外の看板にはライス・スープ・サラダバー付き! と書いてあったが、それ以外のものもあるくらいだった。
担々麺
ランチセット 担々麺 960円(税込)
この担々麺にビュッフェがついてこの値段なので、コスパがいい。
器の大きさはつるとんたんに次ぐくらいには大きく、正直これだけでも満足できるボリューム。
ちなみに担々麺はマイルド・黒ゴマ・ピリ辛が選べた。
味はというと、これが一口目にスープを飲んだ時にちょっと二度見ならぬ二度飲みしてしまった。なにがやねんと思うかも知れないが、要は初めての味だったのだ。
「え、この味なんだ、新鮮なんだけど。え、え、」
えー
初めての味
という感じでついつい二回飲んでしまったのだ。二度付けならぬ二度飲みである。
肉の臭みなのか、ゴマとミルクのマイルドさなのか、スープの出しなのか。なにか癖のあるうまみが感じられた。
結局何なのか力不足な私にはわからなかったが、うまかったことは間違いない。
そして、脂がなかなかに感じられた。久しぶりにこってり脂ラーメンを食べたような感覚もあった。
だが、それは徐々になくなっていき、だんだんマイルドさと何かの癖が混ざった面白いおいしさのみに変わっていく。
その他の具はそこまで特徴的ということはなかったが、ネギも何も全体的においしかった。麺も一般的な担々麺と大きな差はなかったが、全体としてはスープと一体となり、不思議なおいしさを生み出していた。
ビュッフェのライスでラーメンライスという所業を挟みながら最後まで美味しく食べた。
ラーメン屋ではない担々麺にしては凝っているように感じた上に、ビュッフェ付きなので満足なランチだった。
まとめ
人気店ということでその内入りづらくなるかも知れないが、その他のメニューも気になるので、また来てみたいと思う。
ランチでは鉄板中華っぷりはあまり感じられなかったが、本来はそこが売りと思われるので、夜に行くのもありかも知れない。ただ、この元気な雰囲気は昼が合ってるようにも感じた。
とりあえず、「もつ真路」の跡地はよい店のようでよかったと思う若干のしつこさを抱えた私であった。
めでたしめでたし。
↓その他の中華。