こんにちは、2019/4現在、紅葉として活動をしている「もみじば」です。
そんなことはどうでもいいのですが、私は自主映画を撮るのが趣味で、今までに短編を入れると10本以上撮ってきているマイナーな人です。
で、自主制作映画なんてものをやっていると、ときおり「血糊」が欲しくなる時があるわけです。
ゾンビ映画、戦争映画、喧嘩シーン、グロ・スプラッター系、アクションバトルもの、スパイもの…
どんなジャンルの映画でも血糊が必要になる可能性はあると思います。私は近未来SFもので必要となりました。
そんなわけで、実際に私が撮影で使用しておすすめできる血糊を紹介します。ついでに、土汚れ・泥汚れをつけられるパウダー(汚し粉)も紹介します。
安いけどリアルでした。私が実際に使った作例も載せるので、参考にしてみてください。
自主映画や演劇、コスプレなんかでおすすめの血糊&汚れパウダー
紹介しますよ~。
自主映画や演劇よりもコスプレでの需要の方があるかも知れませんね。ハロウィンとか血糊つけてる人の方が多いんじゃないかと思うレベル。
コスパ最高のおすすめ血糊「血糊の特殊メイク(血のりドス黒いタイプ 1oz)」
まずは血糊から紹介します。
私がおすすめするのは、「血糊の特殊メイク(血のりドス黒いタイプ 1oz)」です。
血と傷だらけでにこやかな男性がサイコパスに見えて怖いですが、商品の品質は問題ないので安心してください。
Amazonの商品紹介文を引用します。
- まるで本物!どす黒い時間のたった血痕をリアルに再現!乾いて黒くなった血です。
- リアルすぎて思わずはがしたくなるかさぶたタイプの血のりです。乾いてもどす黒いままです。
- ハリウッド映画やドラマで使われている本格特殊メイクキット!
- コーンスターチを使用しておりますので衣服についても洗い流せて安心です。
- 写真はほんの一例です。あなたの素敵なアイディアでご自由にお楽しみください。
ハリウッド映画やドラマで使われている…のが本当なのかわかりませんが、使っててもおかしくないと思います。
使用されている製品は安全なものですが、一応肌につけるものなので人によってはかぶれたりする可能性はあると思います。そこは商品ページの説明を読んで自己責任で使ってください。
ただ、そんなことは化粧品でもなんでも言えることなので、この商品が特別危険ということにはならないですね。少なくとも、私の撮影では問題は起きませんでした。
使い方
おすすめなのは、血のりを適度に綿棒や筆などに取って、肌に直接付ける方法。
私は準備不足により、手で付けました。手で付けると一部だけべったりつくので、ムラが出やすいです。なので、うまく手で伸ばしまくってごまかしました。
服にも付けましたが、私の場合は洗濯で落ちました。
別売りのスティップルスポンジを使うと、商品写真のように、さらに本格的な傷跡を演出できるそうですが、私は使ってません。
特に高いものではないので、買ってもいいと思いますし、買わなくてもどうにかなるとは思います。
汚し粉の決定版!「三善 スリラーパウダー クロ 汚し粉(フェース&ボディパウダー)50g」
次は土汚れとか、煙による汚れとかを演出する粉を紹介します。
スリラーパウダーです。血糊と違って、一般的な名称がわからないのですが、汚し粉でいいのですかね。ものの本質としてはファンデーションのようなものです。綺麗に見せるか汚して見せるかの違いだけです。
私が選んだのは「クロ」という黒っぽい色のものですが、もう1色「チャ」というのもあります。
人によってはこちらをチョイス…もしくは両方組み合わせてもよいと思います。
使い方
これも血糊と同じような感じですね。
筆や手で肌に直接付ければOKです。血糊同様、服にも付けましたが、私の場合は洗濯で落ちました。
付ける時に結構粉が舞うので、室内で付ける時は注意です。片付けが大変です。
使った感触としては、リアルで、非常に満足。買っといて間違いないです。
実際に使った例
で、実際使うとどう仕上がるのか?
私が制作した自主映画『リアル自宅警備員』から血糊シーンを抜粋してキャプチャするので、ご覧ください。自宅警備員がリアルに自宅を警備して国家と戦う、よくある設定の映画です。よくあるよね。あるある。
血糊 & 血糊+スリラーパウダー
基本的に、私は血糊と汚し粉のスリラーパウダーを併用しました。
なかなかリアルではないでしょうか?
というか、別にプロの映画やドラマも血って結構嘘くさいこと多いですよね。むしろこれ、リアルな方なんじゃないかな。うぬぼれだろうか…。
また、スリラーパウダーを併用すると、汚れも混ざって戦場感が増すので併用しましたが、単体でも十分リアルです。べっとり感も変わりません。
上の画像の首周りは、血糊のみですね。
ちなみに汚し粉と併用すると良くも悪くも固形物化するので、べっとり血が乾いて張り付いた感じになります。写真を見てもそれが伝わると思います。傷感は出ます。
傷感よりも血感を強くしたいときは、血糊単体がいいと思います。
ちょっと無理やり切り出したのでボケてますが、服にやってもリアルです。
スリラーパウダーのみ
お次はスリラーパウダーのみ。遠いですが、腕のあたりがスリラーパウダーのみです。
遠目で見るとかなりリアルですね。
これはこんなもんで。
スリラーパウダー+ケチャップ
最後はなんと、スリラーパウダーとケチャップの例。右頬のオレンジな部分がケチャップです。
違和感はないと思いますが、このときのケチャップが何故か妙に薄すくなかなか大変でした。
まあ、わざとらしくならなかったからいいかなと思ってます。ただ、もうちょい赤い方が本当はいいですね。このときは血糊が準備できず、こういうことになりました。
血を吐き出すシーン。これでも加工で赤に近づけたのですが、やはりオレンジっぽいですね。静止画にすると余計それがバレてしまいます。
一連のシーンを動画で見たい方は、以下を再生するとこのシーンから始まります。
…という感じで、どうでしょうか。
このように1000円そこらでリアルにできるのが、血糊とスリラーパウダーなわけです。
ケチャップでも代用できますが、ケチャップも無料じゃないですし、暑い日だと腐るし、肌にも服にもつけたくないしで、正直、血糊の方がおすすめです。
まとめ
自主映画でも演劇でも大抵は低予算なものだと思います。
そんな中、1000円そこらでリアルにできるアイテムは非常に便利で助かります。
さっきも書きましたが、更にケチる人はケチャップでも本物の土汚れでも使えばOKですが、ケチャップも無料ではないですし、本物の土汚れはその後のクリーニングで逆に高くなる可能性があります。
なので、個人的には血糊や汚れパウダーくらいは買っちゃっていい気がしますね。
私のほかの映画は以下から見れるので、興味があれば参考にどうぞ。処女作から最新のまで載せているので、クオリティの上がり方も参考になると思います笑。
また、自主映画をつくる方法は以下記事にまとめています。色々参考にしてもらえれば嬉しいですね。されなくても悲しくはないです。
では、こんなところで。
- 完 -