カスタム投稿は便利。ほんとに便利。色々できる。
…ということを今日は言いたい。そして、既に言ったので早々にブログを締めてプリンを食べたい。
この記事では、そんなカスタム投稿の作り方を実例を交えて、簡単に説明するよ。
私は「Custom Post Type UI」というプラグインを使用して、カスタム投稿で音楽素材のページを作ったので、それを具体例としつつプラグインの使い方を解説します。もっと深いカスタマイズとかは別記事で解説予定です。
ちなみにこの記事はWordPressを使ってる人向けです!。そして、WordPressで音楽素材ページを作る方法に関するシリーズ記事でもあります。
カスタム投稿って何?
そもそもここからだと思います。まずは、カスタム投稿ってなんだ?というのを説明します。
ネットを検索するとこんな感じで説明されています。
カスタム投稿タイプは、「通常の投稿記事と分けて記事を書きたい場合」や「書式が異なる記事を書きたい場合」などによく利用されます。
例えば、企業サイトの場合は「プレスリリース」「ポートフォリオ」「商品の紹介」などによく利用されます。
つまり、「普通の記事の投稿」とは別に、「お勧め本」だとか「お気に入りのレストラン」だとか「音楽素材」だとかを投稿していきたいときに役に立つのが「カスタム投稿」です。そして、なおかつ「普通の記事」とはレイアウトや、載せる情報を変えることができるのです。便利。
記事を投稿する場合は、管理画面の「投稿」か「固定ページ」から投稿するのが普通ですが、カスタム投稿を作ると、更にそれらとは別にカスタマイズされた投稿ができるようになるのです。それらをカスタム投稿タイプと呼びます。
普通の記事とカスタム投稿記事の違いの例
「普通の記事」というのは、今皆さんが見ているこの記事のようなもののことです。そして、カスタム投稿で作られた「音楽素材」のページは下記画像のような感じです。
見ての通り、この記事とはレイアウトが違います。ほか、カテゴリはあるけどタグはなかったりと、色々細かいところも変えています。
全部を普通の記事で書くこともできなくはないですが、レイアウトを変えられなかったり、投稿する際に普通の記事と投稿画面が同じだと整理しづらいとかがあります。更には、カスタム投稿を使うと、専用のカテゴリみたいなのも作れるなど、色々いいことが盛りだくさんです。
上記の「音楽素材」の場合は、普通の記事のカテゴリとは別に、「音楽の雰囲気、ジャンル、使用楽器」とかで分類する専用カテゴリを作っています。正確には、こういったカスタム投稿専用のカテゴリ的なもののことは「カスタムタクソノミー」と呼びます。
その辺は後で説明していきます。
「Custom Post Type UI」を使おう
そんなに便利ならカスタム投稿とかいうのを作ってみるか…と思うと、どうやればいいか全然わからないと思います。なにせ、phpをいじらないと作れないから。そして、私はいろいろ調べてphpをいじってカスタム投稿を作り出そうとしたのですが、うまくいきませんでした…。
ですが、心配は無用。ちゃんとプラグインがあります!
最初からプラグインを使わなかった理由としては、「プラグインは使いすぎない方がいい」という話をよく見かけるからなのですが、めんどいので使うことにしました。
「Custom Post Type UI」の使い方
ってなわけで、今回は「Custom Post Type UI」というプラグインを使用します。
管理画面の「プラグイン」から新規追加を選択し、「Custom Post Type UI」を検索してインストールしましょう。
インストールが完了したら管理画面に「CPT UI」という項目が追加されているはずです。
そこの「新規追加」、もしくは上の画像のように英語であれば「Add/Edit Post Types」をクリックするとカスタム投稿タイプの追加画面になります。
カスタム投稿タイプの設定画面
そうしたら次は、カスタム投稿タイプの名前とかを決めます。
「Post Type Slug」のところに名前を入れます。「Plural Label」は管理画面に表示される名称です。
「Post Type Slug」は半角英数字のみ使用できます。大文字やスペースは使えないので注意!
「Plural Label」は日本語でもOK。わかりやすい名前にしましょう。反骨精神があるならわかりにくくてもいいですが、きっと後悔するでしょう。
「単数形のラベル」は、英語だと複数形と単数形で表記が変わるので意味があるのですが、日本語だとほぼ意味ないので、あまり気にする必要はありません。
ちなみに、私がカスタム投稿タイプで「音楽素材」という投稿タイプを作ったときはこんな設定でした。
こんな感じです。「単数形のラベル」の項目は別に空欄でもOKです。
管理画面の名称の設定画面
先ほどの設定欄とは別に、下記のような設定欄もあります。
これは、管理画面での操作メニューの表示文に関する設定なので、めんどくさかったら空欄でも大丈夫です。私はめんどくさくなってほとんど空欄にしています。
その他の設定
ほかにも色々設定があります。
上の画面は、そのカスタム投稿タイプの画面に何を表示するか?を設定する画面です。
例えばサムネイル画像はいらないとか、著者情報はいらないとか、コメント欄はいらないとか、そういったことです。
カスタムタクソノミー
更に、「そのカスタム投稿タイプをどんなカテゴリ分けに属させるか?」を決めることもできます。
普通の記事と同じカテゴリ分けをしたいのであれば、「カテゴリー」にチェックマークを入れます。私が「音楽素材」というカスタム投稿タイプを作成した際は、「音楽の雰囲気」というカテゴリー分けを作成して、それで分類するようにしました。
そして、その「音楽の雰囲気」というのが、最初の方で説明した「カスタムタクソノミー」です。
カスタムタクソノミーも「Custom Post Type UI」をインストールしていれば簡単に作成可能です。
上記画像のメニューから「Add/Edit Taxonomies」を選択すれば、カスタムタクソノミーが作れます。カスタム投稿タイプとほとんど同じ設定画面なので、説明は省きます!
カスタム投稿タイプの投稿画面(管理画面)
そんなこんなでカスタム投稿タイプを作ったら、さっそく投稿してみましょう。
下の画像みたいな感じで、新たな投稿画面が管理画面に追加されているはずです。
そして投稿画面はこんな感じ。
投稿画面がどんな感じかは、自分で設定した内容によって変わります。
私が作った「音楽素材」のカスタム投稿では、カテゴリー分けを「音楽の雰囲気」という名前のカスタムタクソノミーにした以外は、そんなに変わっていません。
とにかく、この投稿画面で「音楽素材」でも「お勧め本」でも「プレスリリース」でも「メンバー紹介」でもなんでも作って公開ボタンを押せば、「普通の記事」とは違う分類の投稿がされるわけです。
普通の投稿記事とは管理画面が別れるので、後から整理がしやすいのでお勧めです。
投稿したカスタム投稿を表示させるには…
実は、上記の方法で「公開」しても、そのままだと何も起きないと思います。どこにも記事が現れないと思います。現れてたら特に問題はないです。
現れなかった人、騙された! と思わないでください。下記のブログのいずれかの方法をとれば、しっかり表示されるようになるのでございます。
>>参考記事①:ワードプレスプラグインCUSTOM POST TYPE UIの使い方
>>参考記事②:カスタム投稿タイプ 簡単利用 プラグイン Custom Post Type UI
結構説明が大変で、なおかつパターンもいくつかあるので他のブログに託してしまいました…許してください!!!!!!
!!!!
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まとめ
…と、こんな感じで、カスタム投稿の作り方は完了です!
ですが、これは結構基本的なところの解説でした。このまま投稿しても下の画像のように、特殊なレイアウトに勝手に切り替わったりはしません。
もっとカスタム投稿を普通の記事とは違う感じにしたいのであれば、これだけではなく、結局phpをいじってレイアウトを変える必要があるのです。ぬわ~~~~。
でも、それをやると、ぐっと凝ってる感じになるのでお勧めです。(私もまだ甘い方だと思いますが、ひとまずは満足しています)
その辺は別記事でまた解説するのでまたその時にお会いしましょう。さらba!