海外に進出もしているMENSHO。ラーメンの概念を覆すというか、高級料理のように仕上げてくるラーメン屋。
店舗外観
すでにどことなく洒落ている。
店の雰囲気
ジャジーな感じの曲が流れるし、壁の文章は全部英語だわ、照明はおしゃれだわな空間。
このように。
挽きたて小麦つけめん
1000円(税込)
すでに上品な仕上がり。
鴨肉はラーメン界では上品感出すのに鉄板だが、更に小麦麺、すだちがそろっている。
そして器に入った透明な液体は…
なんと温泉水?だそう。
ラーメンが来るときに食べ方や料理の説明があるのだが、まずは水で小麦のおいしさを味わってとのこと。
ロバート秋山のネタのような展開だが、一応そうやって食べてみると…これは微妙だった。何やってんだおれ、という気持ちになる。しかし食べログを見ると水につけるだけで甘味が出ると書いている人もいる。
私は懐疑の念と、恥ずかしい気持ちがあったので水につけて食べた回数は二回だったが、ちゃんと味わったら違うのかも知れない。
次に白い粉(ぬちまーす塩)をかけてみたが、あまりこれも私にはわからなかった。
で、腹が減っていたのと、本命のつけ汁が気になっていたのでそちらに麺を投入。
こちらは急に濃厚!
このギャップがすごかったが、このつけ汁は単純にうまい。そして、複雑にもうまい。
ガツンと来るし、確かにかなり濃い目(だからすだちがある)だが、苦みととろみと出汁で深い味わいになっている。
恐らく油も結構あると思うので最後の方はしつこさが残ってはしまったが、MENSHO、やはりうまし。といった感じ。飽きることは決してない。
なんとなく水まで用意して小麦の素の味を…ということなのであれば、もっと薄味のつけ麺もあったらよかったのではと思いはしたけれど、納得のつけ麺だった。