激辛ラーメンで有名な店。人気店なのだが、メニューによっては辛すぎて厳しい。つらい。池袋以外にも板橋など、いくつか店舗がある。
店舗外観
大好評とのこと。
店の雰囲気
こんな感じ。冬だというのに、店内はなんとなく熱気があった。店自体は狭くないが、奥の席に案内されるとなると、カウンターで食べる人の後ろを通るのはちょっと狭い。
まあ、こういうのってわざと狭くしてる説もあるので、レビューしてもしょうがないかも知れない。
蒙古タンメン
蒙古タンメン 800円(税込)
中本といえば、一番有名なのはこれ。
食券販売機に辛さランクが書いてあり、これは辛さランク10段階中5。
麺を持ち上げて写真を撮ってみたら湯気でこんなことに!
アツアツだからこそ、辛さが余計に際立つので、びびりながらも食べる。
まず、赤くないスープの部分を飲むと…これはさほど辛くない。見た目通りですね。ただ、赤いのを徐々に混ぜていかないとこの店に来た意味がないわけで、混ぜていく。
結論としては、赤いの(麻婆豆腐)を混ぜるごとに辛くなっていく。 当然の結末。
後に残る旨辛
ただ、昔は「辛いだけでわけわからん、二度と行かねえ」って思ってたものの、外食で辛い物をいろいろ食うようになって舌が慣れた(壊れた)のか、うまみも感じられた。
味噌ベースのラーメンの旨味が、辛さに乗って感じられるので、結構スープを飲みたくなってしまう。しかし、それをやるとどんどん辛さが積み重なっていくので注意。
冷やし五目蒙古タンメン
冷やし五目蒙古タンメン 880円(税込)
これは辛さランク10段階中8。
まず、こっちは明らかに蒙古タンメンより赤い。一味を間違えて全部入れちゃったみたいな色。
↑蒙古タンメンの色
で、実際に食べてみると…
辛い!
ただ、つけ麺なので、辛いと思ったらほとんど汁を漬けなければ問題ない。だが、つけ麺として麺が特別うまいというわけでもない上に、さすがに麺だけ食うのはもったいないし味もないので、お勧めはしない。
そして、食べているとわかるのだが、控えめにつけると味がなく、たくさんつけると辛い。というだけで、旨味がほぼ感じられない。
後を引かない、刺すような辛さ
麺が冷たいので、辛さも刺すような辛さで、辛いけど後には引かない。
後に残らないので、辛さランク8ではあるものの、蒙古タンメンの方が辛く感じられる気がした。やはり熱い×辛いはやばいのだ。
このつけ麺は、個人的にはお勧めしない。
北極ラーメン
北極ラーメン 830円(税込)
色が灼熱地獄。灼熱の累乗レベルの灼熱加減。The 灼熱。灼熱 of 灼熱。
カウンターに来た時点で熱気でちょっと辛さを感じるのだが、一口麺を食べてみると…
ゴッホ!
と、画家の名前が喉から発せられます。つまりは、むせるということ。わはは。
これはまあ、人によると思うが、私はむせた。
で、そんな一口目で負けるわけにはいかないので、とりあえずスープを口に。
辛!!
激辛…だが、味は蒙古タンメンとは違う
…というわけで、以降はずっと辛いが続く。ただ、この北極ラーメンは蒙古タンメンとは違って麻婆豆腐的なものがかかっていない。なので、蒙古タンメンとは味の方向性は違う。辛さの中に隠れて感じられる味が。
ダークフォース、油
食べ進めていくと、こんな感じの見た目になる。油も多いので、辛さだけでなく、油にも強くないと食べきれないだろう。
…と、辛すぎてよくわからないものの、味は多分、まずいことはないと思う。辛すぎて私にはわけわからんだけで、麺もちゃんとしているし、肉も多分うまい。スープは辛すぎて不明だが、出汁とか味噌とかなんかしらうまいものが隠れてるのかな、というのはわずかに感じられる。
辛さを克服する食い方・作戦(結果的には失敗に終わる)
辛さの種類としては、じわーっと来るようなものではなく、食べた瞬間からグサッ!と来る。
そして、途中からは痛くなる。非常に、痛い。口、舌が痛い。唐辛子の粉食ったような、辛さと痛さ。
痛みや辛さに負けてると一向に食べ進まないので、私は痛み・辛さを無視して無理やりバクバク食い進める作戦に出たものの、それは失敗に終わり、最後は体調を崩して終了してしまった。詳しくはブログ記事の方に書いてある。
で、最後の方はうまいもくそも本当にない中、なんとか完食はした。
感想としては、「まずくはないしきっと旨みもあるんだろうけど辛すぎて痛いだけで、うまいもまずいもない」というのが正直なところ。
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