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花言葉一覧サイトまとめ&創作にお勧めな花言葉集

2017年4月4日

花言葉というとミステリーを思い出す。そんな殺伐とした世の中。殺伐より平和が好きな私ですが、それでもやっぱり花言葉というと何か物語性を感じます。

というか、日常で花言葉を使うとくさすぎるので、物語くらいでしか使えないんですよね。で、花に決められた言葉があるっていうのが暗号っぽいのでミステリーやら殺人事件に使いやすいわけですわな。

 

というわけで、創作に何かと役立つのが”花言葉”。

ここでは、花言葉を調べられるサイトまとめの他、特に使えそうな花言葉を抜粋して紹介します。

現実で使うとメルヘン野郎と思われたり、ナルシストと思われたり、現実逃避のアホと思われるかも知れませんが、創作の世界であれば存分に活かせると思います。

 


創作に使えそうな、お勧めの花言葉

花言葉一覧が見られるようなサイトまとめは下の方にあります。まずは、私の独断と偏見と押し付けによる、創作で使えそうな花言葉集をご紹介しましょう。女優をやっている友人の劇でも花言葉が出てきましたが、やっぱり架空の世界に花言葉はよく似合う。

小説、ゲーム(特にノベル・RPGとか)、映画、演劇なんかに使ってみてください。現実でも、プロポーズとかの「ここぞ」というときに使うと効果あるかも。ここぞ。

 

黒バラ

  • 貴方はあくまで私のもの
  • 憎しみ、恨み
  • 決して滅びることのない愛、永遠の愛

黒い色にふさわしいような、呪いのような花言葉を持つ一方、赤いバラなどと同じように、「永遠の愛」なんていうロマンチックな花言葉も持つのが、黒バラ。

矛盾を秘めたところが、物語性に富んでいますね。いかにもドラマを生んでくれそうです。

黒×花の不思議

ちなみに、似た感じでクロユリは「恋・呪い」という相反するような花言葉を持っています。黒×花はそういう感じになるんですかね。

 

スターチス

  • 永遠に変わらない心、変わらない誓い
  • 途絶えぬ記憶

”変わらない心”とかは”真実の愛”とかと似たような意味なので、そんなに面白いわけでもないのですが、”途絶えぬ記憶”というのがなんだかいい感じ。記憶をキーにした物語で使えそうな雰囲気。

 

ワスレナグサ

  • 真実の愛
  • 私を忘れないで

ワスレナグサ(勿忘草)は鉄板ですかね。名前の通り、忘れないで、ということです。そして、真実の愛なのです。私が勧めるまでもないですが、認知度が高めなので良いと思います。

スターチスは「途絶えぬ記憶」、ワスレナグサは「私を忘れないで」。この二つ、うまく使ったら面白そうですね。使おうかな。

忘れないでにまつわる話

ちなみに、名前の由来は、ドイツの伝説から来ています。「私を忘れないで」的な場面で使った花がこの花だったのです。ワスレナグサだから忘れないで的な花言葉なのではなく、忘れないで的な意味のある花だからワスレナグサなのです。

ちなみに、ドイツ名は「vergissmeinnicht(私を忘れないで)」です。英名も「forget-me-not」と直球な名前。

 

リンドウ

  • 悲しんでいるあなたを愛する
  • 正義
  • 誠実

「悲しんでいるあなたを愛する」なんて、狂気的なストーカーなんかに使えそうですよね。しかし、それでいて正義・誠実という意味もあるのが面白い。黒バラのように違うベクトルの意味を持っていると深みが生まれますね。矛盾って簡単に深み出ますからね。

辺りは耳をつんざくような、うるさいほどの静けさだった。

いやあ、意味深。意味ないけど、意味深。村上春樹作品では、結構こういう表現ありますよね。別に嫌いなわけではないですが、そんな印象が。

 

マリーゴールド

  • 悲しみ
  • 悪を挫く
  • 勇者
  • 予言
  • 可憐な愛情
  • 濃厚な愛情
  • 生きる
  • 友情
  • 健康
  • 嫉妬心
  • 別れの悲しみ、悲哀、絶望
  • 下品な心(黄色)
  • 真心(オレンジ)

結構種類が多いです。ドラクエ好きとしては、予言やら勇者やらがあるのが気になりますね。

関連歴代ドラクエを最大熱量で名作ランキング付け!そして思い出補正へ…

ちなみに、マリーゴールドという名前の由来は、「聖母マリアの黄金の花」というようなものです。

ですが、黄色はキリスト教で「裏切り」を表す色で、更にそこに太陽神アポロンの神話が絡み、色々な花言葉が生まれているようです。複雑な事情がある花ですね。ほかにもこういう花はたくさんあるみたいですが。

 

その他

その他、面白い花言葉たち。

  • 巾着草:「あなたに物質上の援助ができる」
  • 柿:「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」
  • りんご:「優先」「選択」
  • エリンギ:「宇宙」
  • カンボク:「年齢を感じる」

巾着草は、戦争映画とかでうまく使ったら生きてきそうですね。

にしても、果物やらキノコにも花言葉はあるんです。エリンギが宇宙って…面白いですよね。面白くないかな。え、面白くない?

そんな人にはカンガルーポーを差し上げます。花言葉を調べてもきっと釈然としないことでしょう。これこそが真の意味深。どうも、意味深キングです。

 

 

花言葉一覧サイトまとめ

花言葉を調べるのに適したサイトまとめです。私のおすすめの花言葉がピンと来なかった方はこちらをどうぞ。ちくしょー

…ちなみに、ネットでいくつか調べていると、たまに花言葉が微妙に食い違っている時もあるので注意! 特に、花の色ごとに意味が違う場合なんかは、結構サイトによってばらつきがあります。そんなときは各自の判断でどれが正しいか見極めてください。ええ、それしかないのです。もしくは超権威ある図鑑とかを買って確かめてください。

 

花言葉-由来

花言葉-由来

まさに花言葉の一覧が見られるサイト。花名やテーマ、季節、誕生花など、様々な視点から分類された花言葉一覧を見ることができます。便利。

花名別だと、五十音順に並べられた花の花言葉一覧が見られます。スタンダードに探すならここでOK。

 

花言葉ラボ

花言葉ラボ

ここは花言葉から花を調べることができる、花言葉の逆引き検索ができるサイト(花から花言葉を検索することも、もちろん可能です)。これ、創作に使うにはかなり便利です。

正直、創作で使いたい花言葉って、花から調べるより、花言葉から調べた方が早いことが多いです。たとえば「真実」という花言葉を持つ花は「ウシノシタグサ、ツルウメモドキ、ノジギク、モミ」の四つだ…というのがすぐわかるわけです。

その中で知名度を考慮したり、見た目がいい奴とか、色に意味を持たせるとかの条件から花を選んでいけるわけです。花の名前をクリックすると別ページに飛んで、さらに詳細情報が見られます。

私は今撮っている映画で(趣味が自主映画)、直接ストーリーでは花言葉に触れないものの、隠れた遊び的な部分で微妙に花言葉を使っているのですが、特にこのサイトを使って調べました。

 

 

e恋愛名言集

花言葉|e恋愛名言集

花言葉というと色んな言葉があるんですが、やっぱり恋・愛を連想しがちではありますね。特に恋愛系に強い、花言葉サイトです。

恋愛の花言葉
告白・愛を伝える花言葉
片想いの花言葉
別れ・悲しみの花言葉

引用:花言葉|e恋愛名言集

こんな感じのカテゴリーがあります。

それ以外に友情や祝福の花言葉なんてカテゴリーもありますが、全体としてはやはり恋愛推しのサイトです。まあ、花言葉がそもそも恋愛系が多いんですけどね。

 

花言葉一覧 - LAT環境クリエイト

花言葉一覧 - LAT環境クリエイト

手作り感の強い、一昔前のネットを思い出させるサイトですが、花の効能まで載っているので、「花言葉が物語のキーかと思いきや、実は効能がキーだった」…なんて一ひねりを加えることもできそうですね。

殺人現場にアネモネが置いてあって、”恋の苦しみ”から殺害したのか…!?と思ったら、犯人が冷え性な人だったなんてパターンができますわな。ギャグですな。

 

 

美しく可愛い花と花言葉(一覧・画像)|ailovei

美しく可愛い花と花言葉(一覧・画像)

無限に花言葉があっても探すの大変! はい、クローゼットにありとあらゆる靴下があったら目当ての靴下を見つけ出すのに時間がかかりますよね。でも、美しく可愛い靴下だけが詰まって引き出しがあったら?

美しい可愛い靴下以外が欲しいときは使えませんが、それを求めてるときは探すのが非常に簡単ですね。

有意義なたとえ話のおかげで、このサイトのありがたみが伝わったと思います。「美しく可愛い花」の花言葉が知りたいときはここを見ましょう。気を付けなくてはならないのは、「美しく可愛い花言葉」ではなく、「美しく可愛い花」の花言葉だという点。見た目とのギャップを生みたいときにも使えそうですね。

 

 

ひとこと

花言葉はベタといえばベタですが、やっぱりうまく使えば今でも小説・ゲーム・映画・劇…色々通用すると思います。普通にプレゼントやら贈り物でも花言葉を知っていると知らないとでは結構選択が変わるでしょうし、調べてみると面白いと思います。

花言葉やら星座やら、昔の人はスマホアプリがない分、妄想力が高かったんでしょう。素晴らしいことです。星座に関する記事もその内書こうかな、と思います。

※2017/4/23追記

星座に関する記事も書きました。結構ネタが満載なので、創作の参考&知るだけでも面白いかも。

 

↓ちなみに、創作におけるネーミングに役立つサイトを全般的にまとめた記事もあります。

↓RPGの魔法の名前をちょいと研究した記事も。

↓花言葉マニアになるならまあ、こういう本ですかね。

↓この本、「君の名は。」で似た本が出てきたとかで、ニッチなところで話題になってた様子。