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荘厳壮絶宗教曲!「人類淘汰のカンタータ」【BGM素材紹介】

cantata

どうも、淘汰された管理人です。淘汰されたくなかったなあ。

さて、そんなわけで淘汰はされてしまったものの、ここでは下記のような感じで、音楽素材フリーBGM紹介をしていこうと思います。

音楽素材・フリーBGM紹介記事の概要

  1. 視聴用のMP3ファイルの公開
  2. 楽曲の構成や作曲方法等の解説
  3. お勧めの使用用途&使用例の紹介
  4. 場合によっては作曲裏話的なもの(ないこともあります)

簡単に言うと、曲の詳しい解説記事ということです。曲のダウンロードページへのリンクも貼ってありますので、気に入ったら、是非そちらのページからダウンロードしていってください。

それでは、今回は「人類淘汰のカンタータ」という曲を紹介していきます。物騒な曲名ですね。


楽曲紹介「人類淘汰のカンタータ」-フリー音楽素材・無料BGM

・MP3ファイル視聴

音楽素材ダウンロードページ

宗教曲を思わせるカンタータ風の曲。

曲の構成・特徴

前回の楽曲紹介記事では「全ての決着」という曲を紹介しましたが、その曲の元となる部分はこの曲になっています。つまり、またもや自主映画『抜本-BAPPON-』の曲ということでございます。曲の雰囲気から伝わるかも知れませんが、ラストの黒幕登場辺りで流れる曲です。

元々カンタータ風の曲を作りたかった

とは言え、自主映画のためだけに作曲したというわけでもなく、元々「カルミナ・ブラーナ」のような宗教曲風の合唱が入る曲を作ってみたい、という想いはあったので、それを実現するいい機会でもあったわけです。なので、カルミナ・ブラーナや、すぎやまこういち作曲のカンタータ・オルビスやらを聞きこんで、「どうやるとクラシックな合唱曲ぽいのか」を研究しました。

単純に、メロディーに同音連打を多めにするとそれっぽいですね。変に凝って小手先をやらず、原始的な力強さを出すのが重要というわけです。大勢で歌う際の歌いやすさ的にもシンプルなメロディーラインの方が自然です。

「ドードソーファラ♭ソー」というのが一つのモチーフになっていて、出だしを含め様々なところでこのモチーフが使用されています。一部、微妙に「現れた黒服」という曲のモチーフを使用していますが、かなり伝わりづらいので言われてもわからないレベルかなと思います。

イントロのインパクト

なかなかに長い曲になっていますが、イントロ部分のインパクトにもこだわったので、そこだけ切り取るといろんな場面に使える曲だと思います。

これに関しては、オルフの「カルミナ・ブラーナ」や、モーツァルトの「レクイエム 怒りの日」、ヴェルディの「レクイエム 怒りの日」などに負けないような王道になりそうなインパクトあるイントロを…ということで色々試行錯誤しました。作ったイントロを没にしたりもしましたね。

まあ、その辺りのクラシックと比べるのはかなりハードルが高いですが、「大物登場!」「人知を超えたやつ登場!」みたいなシーンに使うにはぴったしな雰囲気にできました。逆に、上に書いたクラシックのように、バラエティーのしょぼいシーンとかにあえて使えばギャグとしてもつかえるくらいの大層さも出しました。

おまけ情報

自主映画用に制作した曲なので、途中少しつぎはぎ感があるのですが、3分6秒辺りからの部分が、BGMとしては一番使いやすいと思います。『抜本-BAPPON-』予告編の後半にこの部分を採用しています。他、ショートムービー『なかよしあいこ』のラストもこの曲ですね。この部分のみを抜き取った曲も用意しようと思います。曲全体の中でも、お勧めの部分です。

歌詞

いつかこれにギリシャ語か何かで歌詞を付けてみたいですね。

せっかくなので大層な歌詞も付けたかったのですが、「ひーとをーへらーせー」みたいな歌詞だけ考えて、あまりかっこよくならなそうなので一旦中止しました。歌わせられる訳ではないし、自主映画の完成が遅れてしまうというのもあったので。

合唱風の声色で歌わせられるソフトを私が使えるのならば、まともに歌詞を付けて歌わせてみたいところです。

お勧めの使用用途

  • 作業用BGM・観賞用BGM
  • 自主映画・アニメ等で壮大な敵やら神様やらが登場するようなシーンのBGM
  • RPGでのラスボス戦、裏ボス登場シーンのBGMなど

壮大・神秘・荘厳・強大・超越…この辺のワードが当てはまるような場面にはよく合うと思います。逆にしょぼいシーンに使えばギャグになるので、どっちもありです。そのまま音楽として聞いてもらえればそれが嬉しいですね。

♪使用例

※動画はBGM素材が使用されているシーンから再生されます。

抜本-BAPPON-』という自主映画において、黒幕のテーマ曲となっています。

あとがき

楽曲紹介は以上です。

映画の背景音楽としては満足しているのですが、曲単体としては構成が少し詰め切れてないので、独立した曲として聴いた時の完成品をいずれ作りたいとも思っています。

その時はクラシックに喧嘩売るくらいのつもりで本気でやらなくてはならないと勝手に思ってます。そのときは打ち込みももっと本気でやらないとですね。

ではまた!

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