ロマンと言えば城。私、そう信じて生きてきました。どうもこんにちは。
小説でも映画でもゲームでも城が出るだけで非日常感が出て盛り上がるレベルに、お手軽ロマン発生機な城。ドラクエ好きな私としても城はやはり好きです。
ただ、ロードオブザリングやらハリーポッターやらドラクエやらよろしく、ファンタジーに頻出する西洋の城ではなく、日本の城も素晴らしいもの。
そびえたつ歴史。風格。とにかくよいのです。
というわけで、このブログに書かれた、日本の城記事をまとめました。ちなみに、書いたのは私ではなく、ゲストライター三文享楽氏です。城巡りをほどほどにしている人物です。
城巡りしてきた日本の城5選
百名城もそうでない城もよいもんです。写真見てるだけでもそう思います。
趣味の自主映画でも、世田谷城にお世話になったことがあります。まあ、城の跡地で城自体はないんですけどね、石垣だけでも雰囲気あります。というか、ここで紹介する城も城址ありありです。
まあ、とにかく本題へ。
城巡りその1:幕末動乱期の重要拠点 ”高知城”
高知城は百名城の一つでもありますね。
追手門という高知城の正門があるのですが、天守閣とセットで残るのは高知城を含めて全国に3城しかないとのこと。
そして、とりあえず広い。
全体的に見て、門や石垣を含めて、高知城の敷地全体でスゴイです。広すぎて写真は載せきれませんでしたが、実際に行ってみて分かる迫力と壮大さがあるのです。
広いんです。
更に、歴史的にも存在感があります。
高知城は、日本で唯一本丸の建築群がすべて現存する、江戸時代の姿を今に伝える城郭である。
もともとこの場所には南北朝時代に築かれた大高坂城があり、戦国時代には長曾我部元親が岡豊城より築城に取り組んでいた。しかし、治水に難儀し、わずか3年で元親は裏戸城へ本拠を移した。その後、関ケ原の戦の功績で遠州掛川より入国した山内一豊がこの地を城地と定め、慶長6年(1601年)秋から築城を始めた。
(高知城パンフレット冒頭より)
江戸時代に入ってから山内氏が代々居城としていた城ですね。
そして、幕末の動乱期、土佐藩の激動を描いた歴史ドラマでは重要な城となってくるのが高知城なわけです。
もっと写真と詳しい紹介を見たい方は下記記事をどうぞ。
城巡りその2:天守閣がなくても日本百名城 ”山中城”
お次は天守閣がない城です。でも雰囲気はあるもんです。天守閣が消え去った程度では城の風格は消え失せないということですな。百名城ですし。
山中城は後北条氏の時代にあった、名前の通り山城。
で、場所はというと…
都心にいるみなさーん
日帰りで行けるところにあるお城です。
JR三島駅(静岡県)にきてください。
そこからバスに揺れること40分近く。山中城址あとで下車してください。
という感じです。
山中城が城址になってしまった理由は、豊臣秀吉の小田原征伐です。激しい攻撃の末のことでしょう。
もっと写真を見たい方は下記記事をどうぞ。
城巡りその3:真田丸好きにお勧め! 百名城 ”松代城”
真田丸好きなら必須!100名城松代城!!【三文】
こちらはNHK大河ドラマ「真田丸」の真田氏に大変ゆかりのある場所です。一時期だいぶ流行りましたよね。
歴史はそうそう錆びないので、真田丸人気は定期的にやってくるのではと予想している私は、真田丸が何者か全然知りません。わっはっは。
わっはっは!!
さて、大笑いしたところで松代城についてご紹介。松代城というか、松代城址ですね。城の跡地です。そして百名城と。山中城と同じ展開ですね。
こんなように、跡地なわけです。しかし城の残り香は感じられます。
松代城はこんな城です。
真田氏の居城として有名な松代城ですが、真田氏がやってきたのは江戸時代。西暦1622年のことです。関ケ原の戦いでは、家を残すために親子兄弟別れて東軍と西軍にて戦ったことで有名な真田氏ですが、松代城に入封したのは東軍についた真田信之です。真田正幸の息子であり、真田幸村の兄にあたります。(ちなみにこの二人は西軍につきました。)以来、松代藩は真田氏の領土として続いたのです。
松代城と言われるまで。元々は海津城と呼ばれていました。甲斐の武田信玄が信濃に侵攻を始め、越後の長尾景虎こと上杉謙信と何度も戦った川中島はこの近くです。で、その頃に武田信玄の軍師的な存在である足軽大将の山本勘助が築城されたと言われております。
城巡りその4:都心近郊で百名城とハイキングを楽しめる ”金山城”
これまた百名城。そして、これまた城址。
どんな城かというと…
金山城は、文明元年(1469)に新田一族の岩松家純によって築城され、下剋上によって城主となった由良氏の時代に全盛を迎えます。上杉謙信や武田勝頼などの有力戦国大名から10数回に及ぶ攻撃を受けますが、金山城は一度も落城することなく、その堅固さを誇りました。しかし、小田原北条氏の謀略に落ちて支配下となっていた天正18年(1590)、豊臣秀吉の方城址征伐により金山城は廃城となりました。
パンフレット『史跡 金山城跡』より
ということです。
豊臣秀吉再び登場。こいつは城址作成マシーンですね。
しかし、十数回の攻撃を防いでるのだから凄い。
実際に行ってみると、堀切やら土塁やらのガード力を感じることができるようです。「そもそも何それ?」という方や、もっと写真見たい! 詳しく知りたい! という方は下記記事をどうぞ。
城巡りその5:松本清張好きなら必須 ”小倉城”
小倉城は5つの中では唯一百名城ではありません。しかし、いい城です。
松本清張といえば本を読まない人でもほとんど知ってるだろう、超有名ミステリー作家です。社会派ミステリーですね。
そんな松本清張は北九州の小倉出身なのです。
さらに…
森鴎外旧居や森鴎外文学碑を見ます。
見えてきました北九州市立文学館。
目的地である小倉城へ行くまでにまずはここで、気分を味わいます。
北九州って文学の重要拠点じゃないですか。
このように、結構北九州は文学にゆかりがあります。手りゅう弾が散乱しているだけの街と思っているそこのあなたと私、その考えは改めねばなりません。
そして、小倉城庭園もよいです。
小倉城の城主、小笠原氏の別邸であった下屋敷(御遊所)跡を復元した大名の庭園と典型的な江戸時代の武家の署員を再現し、それに茶室や展示棟を備えた体験型の文化施設です。【以下略】
(小倉城庭園パンフレットより抜粋)
のどかな風、たゆたう歴史。(適当)
庭園から見える城。この写真はなかなかよいですよね。三文享楽氏のセンスです。
まだまだ写真を見て詳しく知りたい方は下記の記事からどうぞ。
まとめ
というわけで、日本の城紹介でした。
私も香川の城やら沖縄のグスクやら、その他ちょこちょこ城は行ってるんですが、どうにも写真がどっかいっちゃってるのでブログには書けないのです。
それでは、日本の城に想いを馳せて面白歴史小説でも書きましょうか。実はこのブログは創作活動する人を応援するブログなので無理やり繋げました。
では、そんなところで。
しかし、参考書なんかもあるのが面白いですよね。
ーおしまいー