さて、自主制作映画の季節になりましたね。なんたって自主制作映画は一年中撮れますからね! がっはっは。
最近は音楽素材配布を始めたりと、自主制作映画以外にうつつを抜かしたりもしていたのですが、ここで原点回帰。自主制作映画の記事を書きます!
原点回転ブログというわけですね。ごっへへ。
ごほっ
では、今日はお勧めの自主制作映画を一本ご紹介します。これは「自主制作映画」で検索すると一番上に出てくる動画ですが、検索上位なだけではなく、中身もちゃんと面白いです。というか、飛ばし飛ばしなのも含めれば、もう10回くらい見ました。
そんな上質な自主制作映画を紹介します。なんて上質なブログなのでしょうか。
何回も見てしまう! お勧めの自主制作映画『オクルコトバ』
私が作っている自主映画の話ではなくて、ひとが作った自主映画の記事にはなっちゃいますが、まあいいでしょう。自主映画を撮っている人はみんな仲間です。言い過ぎました、半分くらい仲間です。
そんな素晴らしい仲間が作ったムービーが『オクルコトバ』です。(これを作ったのは、まったく面識のない方です。)この自主映画、短いですが、しっかり映画です。とにかくなんかいい感じなのです。
ストーリー
内容的には王道の青春物で、高校生の繊細な恋愛です。ですが、やはりよくできた王道というのは強いのです。
私はいちいち捻りたくなりがちなのですが、「王道で勝負できない人間が変わり種に逃げる」という考えも世にはあるくらいですから、やっぱり王道は大事なのです。まあ、変わり種でめちゃくちゃ面白いときはほんとに凄くはまるんですけどね。
とにかく、ストーリーの珍しさ・奇抜さが良いとかではなく、ちゃんと練られた王道の青春物語が良いのです。
演技
高校生ということですが、演技が意外といいです。女の子の方は少し漫画的な演技といえなくもないですが、うまいと思います。男の子は演技感がほとんどない自然体です。自然体の演技といえばキムタクです。つまりこの映画はキクタク主演の映画といっても過言なのです。
演技に関してはそんなにハードル上げても仕方ないのでこの辺りにしておきます。でも、いい感じです。
画質・色合い
画質も良いです! そして、色合いも温かみがあって良いです。カラーコレクションは重要ですからね。
ストーリーによく合った色調になっていて、より映画の世界を体験できます。
使っているカメラは、Youtubeのコメント欄によるとEOS Kiss X5とのことです。
…では、御託はこんなところにして、ここらで動画を貼ります。気になった方はご覧あれ!
【自主制作映画】『オクルコトバ』
出演:吉村千里 金子元彦 橋本雄生
撮影:川島直人 録音:古田渓
撮影助手:植村美紀 河北こずえ
撮影協力:橋本雄生 遠藤功志郎 角健士
監督・脚本・編集:山口悠第三回武蔵野映画際ノミネート作品
第三回武蔵野映画際にノミネートしてるんですね! 受賞はしてないのかも知れませんが、個人的には受賞してようとしてまいと一推し作品には変わりありません。
コメント
さて、どうでしょうか? 終わり方がまた良いですよね。
カットもちょっと粋だし、セリフもちょっと粋だし、なんといっても結末をくどくどと語らないところが良いですね。まるでドラクエ3のようです。
粗を探すと、意外と手ぶれが多かったりするのですが、普通に見ているとあまり気になりません。作品のできが良いからでしょうね。
以上、お勧め自主制作映画でした!