淡々とした面持ち。略してタンメン。東京淡々とした面持ちの隣の人。略して東京タンメントナリ。
このように、いまいちピンと来ない上に、「面持ち」ってメンモチじゃなくてオモモチだから、略しても「タンメン」じゃなくて「タンオモ」だろ。といった的確なツッコミを誘発することに長けた文章を冒頭に掲げたところで、本題へ。
本日は。
東京ラーメンストリートにある、「東京タンメン トナリ」のタンメンの食レポをします。しますからね。
何が隣なのかは不明ですが、味は確かでした。
東京タンメン トナリ@東京ラーメンストリート
東京ラーメンストリートというのは、東京駅、東京駅一番街というところにある、ラーメン商店街的なコーナーのことです。
そこには有名な人気店がたくさんあります。六厘舎やら、ひるがおやら、斑鳩やらがあります。斑鳩は以前記事にもしています。
そんな中にあるのが、東京タンメン トナリです。ラーメンというか、タンメンです。どう違うかって?
タンメンとは
実際に、定義がどこまで具体的にされているかはわかりませんが、Wikipediaによるとこうです。
タンメンとは、日本の関東地方を中心に食べられているポピュラーな麺料理で、中華麺に、具材に炒めた肉野菜を使用した塩味の鶏がらスープをあわせたもの。
ま、イメージ通りという感じはしますね。
肉野菜がたっぷりで、白いスープのラーメン的なもの。
それがタンメンです。蒙古タンメンが果たしてタンメンなのかは私のような凡人天才にはわかりませんが、あれも確かに肉野菜が乗ってる感じはしますね。
とにかく、そういったタンメンが売りの店なわけです。
看板を見ても明らか。
タンメンだらけですね。ただ、タンメン専門店と言いつつ地味に焼きそばもあって、それはそれで気になりますが、今回はスルー。
とにかく店に入ります。12時台だったので少し並びました。
店構えはこんな感じ。
- トナリ 東京駅東京ラーメンストリート店
- 03-3286-0167
- 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 東京ラーメンストリート B1F
- 東京駅から133m
- 10:30~22:30(L.O.22:30)
- 定休日:年中無休
この写真からも少し伝わるかもしれませんが、ワイワイにぎやかな感じの店内でした。うるさいというほどではありません。
どことなく屋台的なノリがある店のデザインの問題でしょうか、店員さんが元気だからでしょうか。まあ、とにかくそうでした。
で、今回は普通にタンメンを頼みました(食券機で食券を購入)。
人気タンメン専門店のタンメンの味とは!?
タンメン 750円(税込)
タンメンはたいていボリュームありますが、やっぱりちょいと迫力がありますね!
白いクリーミーな感じのスープにどーんと乗った野菜。そして、間に潜む肉たち。
さらに、一見”にんにく”か?と思う、写真右下の黄色い物体は、”生姜”。これがタンメンによい風味を加えてくれます。
スープは濃厚というか、しっかりした濃いめの味付け×クリーミーな味わい&動物系の脂かな?というワイルドさ+胡椒的スパイシーな刺激!といった感じで、要はうまいです。
濃いめといっても、一般的なラーメンやタンメンと比べて、特別濃いわけではありません。ちょうどいい、とも言えるくらいです。
で、太めの平打ち麺ともやし、肉やらを絡めて食べると、どんどん食べ進めたくなる中毒性がある感じです。一般的には私はタンメンよりもラーメンの方が好きですが、それでもこのタンメンが美味しいことには変わりありません。
タンメンはさほど食べないので、これがタンメン界の中でどれくらいのポジションなのかはっきりとはわかりませんが、王道的味わい&うまさの安定性からは、うまい方な感じが伝わってきます。
生姜の力
そして、生姜! これがいい。
タンメン、おいしいけど結構ガツンめなので、さわやかな風味や、違う方面の刺激がほしいときは生姜を混ぜるなりすれば、”すっ”と風味が変化します。生姜は増やすこともできるようなので、次来ることがあれば増やそうと思いました。二倍楽しめる気がします。
やっぱり、食べ物にはそれぞれ合う薬味・調味料というのがあるんだな、と思いましたね。
ちなみに、卓上にはラー油・酢・胡椒がありました。あっさりが好きな人は更に酢も入れるとよいでしょう。こってり派な人はラー油や胡椒を足すのもあり。特に、胡椒は合うと思います。まあ、入れなくても飽きずに食べられますが。
まとめ
というわけで、タンメン挑戦は成功に終わりました。
写真が消えてしまったので記事にはしていないのですが、池袋にある花田の隣にあるタンメン屋も美味しかったです。でも、どちらも当たり前ですがラーメンとは味わいが違いますね。
昨今、ラーメンの幅がどんどん広がっているので、いずれその中から大きく支持を集める何かが生まれれば、タンメンのように微妙に違う食べ物として広まっていくこともあるかも知れません。
そのようなラーメン世界の将来を思い描きながらこの記事は終わります。さらば。
ーおしまいー
↓花田もお勧め。
↓趣向を変えて煮干しはどうでしょう?
↓白いクリーミーなスープつながりで、白いカレーうどんはいかが。