グルメ・食 ラーメン

東京駅の絶品ラーメン屋「斑鳩」がしっかりうまかった話

2015年7月26日

ラーメン屋 イメージ
※これはイメージ画像です。実際の店舗とは関係ありません。

 

こんにちは! ブログを書いてる人(@kaiten_keima)で~す!

今日は、東京駅の東京ラーメンストリートにある「斑鳩」というお店に行ってきました!
それではそこの、私だけの体験記をお送りします。

 

東京駅にて

人が行き交う東京駅。早足で歩く人間共…。私も都会に溶け込むかのように早足でスタスタ歩く。仕方なしにスタスタと…。

 

しかし、私はふと、かすかな違和感を覚える。この違和感は何だ。反射的に辺りを見回す。人間は五感の中でもやはり特に視覚に頼るのであろう。

その視覚が違和の原因を突き止めた。なぜかある一角に立ち止まる人間達がいたのである。

視界の隅にその様子が映り、無意識にも脳が気にしたのであろう。

 

恐る恐る様子を伺う。

一体なにが行われているのか? 一体なにがあるというのか?

 


斑鳩

斑鳩 食べログ

http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13124609/(食べログ)

 

列になって並ぶ人々。
そこからはなにか良い匂いが香りたつ。

再び辺りを見る。

 

そこはラーメンストリートだった。

 

人が並ぶそこは、ラーメン屋だった。
看板を見る私。

 

「斑鳩」

 

そこにはそう書いてあった。

しかし、私にはそれが読めなかった。とりあえず「はんちょう」かなあ、とかしょぼいことを思いながら、気づいたら私は食券を購入していた。もう一回気が付いたときには今度は店内にいた。

漂うおいしそうな空気に無意識のまま私は店内にいたというわけだ。恐るべし、「斑鳩」(はんちょう?)!

 

謎が解ける読み方

どうやらこの店は魚介とんこつラーメンのようだった。

少し暗めで、少し落ち着いた雰囲気。ただ、あくまでラーメン屋という感じで、別に大人びてしゃれているというわけではない。
ちょうどいい感じだ。

カウンター風の机があり、横一列に客が並んでラーメンを食べるのだが、向かいの人と目が合わないように気遣ってか、半透明の敷居が机の真ん中に立ててある。

そして、私はその半透明の向こうから衝撃の事実を知らされることとなる。

 

「すいません」

向かいの男の声が半透明越しから聞こえる。

「はい、なんでしょう!」

店員がすぐに来る。
男は店員を呼んだのだ。水でももらうのだろうか。私が特段気にも留めず、軽くそう思っていると次に男は核心に迫る発言をした。

「このお店、なんて読むんですか?」

こ、こいつ! やるな!! なんて読むのかもんもんとせずに解決に向かって行動するとは!!!

私は目を丸くしながら、ラーメンを待った。
すると店員はこういった。

 

「いかるがです」

 

 

…え?

はんちょうじゃないの?

 

ラーメン到着

IMG_1165.jpg

というわけで、「いかるが」のラーメンが手元に到着した。

少しこってりに見える魚介豚骨スープに細めの麺。そして見た目的に一点、二点と鮮やかになるナルトと葉っぱ。

まずはスープを一口。

 

 

うまい!

このいかるがのスープうまい!

 

魚介だしが利いていてほんとのスープのように飲めてしまう。
そこまで味も濃くなく、見た目よりはあっさりだ。

つけめんの割りスープを飲んでいるような感覚を覚えた。スープを飲み干せそうな勢いだった。なんだか飲みやすくておじやのようである。
少しざらっとした食感があるが、出汁の元かなにかだろう。

 

しかし、スープだけ先に飲み干してはしょうもないので、麺も当然食べることにした。
当然だみたいな顔をしながら麺を一口。

うむ、これもうまい。

麺は特別感動したとかではないが、ツルツルしていて細めの麺で食べやすい。
中細麺なので、スープにすごく絡む! などの迫力はないが、ほどよく絡んで、すぐのびるわけでなければ食べ応えがないわけでもなく、ちょうどいい。

 

ほか、ナルトや葉っぱは通常の味で、特にめちゃうまいナルトや葉っぱではなかったが、それは別にマイナス点ではない。それに、めちゃくちゃうまいナルトを私はまだ知らない。

 

…そんなこんなで、途中「柚子胡椒」を少しかけつつ、おいしく完食した。

個人的にはスープがなんとなく飲みやすくて、そこが印象的だった。
あと、名前が読みにくくて印象的だった。まあ、最初からいかるがだとは思ってたけどね。hahaha

 

ラーメンを食べ終わった感想

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総合的に言って、食べやすく、しっかりおいしい、安定感のあるラーメンであった。

簡単に言えば、万人受けしそうな安心できるラーメンだ。だが、万人受けだからといって底が浅いわけではない。万人受けるにはしっかりした実力が必要だ。

尖った部分があり、熱狂的なファンが大量! というイメージは浮かばなかったが、家族みんなで来て食べれば、みんな幸せに帰れるのではないだろうか。
行列があるとは言っても、15時頃に入ったときは5分待てば入れる状態だったし、実際のところ、けっこう家族連れはいた。東京駅だから家族連れが多かったのかも知れないが、誰といっても間違いはないだろう。

 

私的には、なんだかスープが飲みやすかったし、また行ってもいいなと思えるおいしさだった。(毎回違うところに行きたくなる性分なのでなかなか行かないかも知れないけど)

皆さんも東京駅に来たときは早足を止めて「斑鳩(いかるが)」に行ってみてください。はんちょうとか行ってる人を見かけたらくすくす笑って心を癒しましょう。そうすればあなたは立派に嫌味な人です!!

 

では、嫌味なみなさん、またラーメン屋でお会いしましょう! by嫌味な人より

 

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