舞浜イクスピアリ内にある中華料理店。
店の雰囲気
中華レストランという雰囲気。ただ、入り口に龍の像があったり、謎の絵があったりと少し特殊な空気感でもある。
ただ、他の青龍門はもっと激しく変なことも多いので、これは青龍門の中では恐らく普通な方だと思う。
メニュー
1,890円のお得セット。
4品+ドリンクが選べる。絶対的な値段としては安くないが、量的には結構お得。特にイクスピアリ内では安い方。
青龍門イクスピアリ 限定お得セット
お得セット 1,890円
「麺飯」「点心」「小菜」「肉・海鮮」から1品ずつ選ぶ。プラス、ドリンクも選べるセット。
2人で来たので、少し品目多めに紹介する。
担々麺
担々麺。王道を保った、美味しい担々麺。
辛そうに見えるが、クリーミーなココナッツミルクのまろやかさがあり、そこまで刺激はない。そして、代わりに薬味のほどよい刺激が、「The 中華料理屋の担々麺」という感じだった。
食べやすく、万人に受けるような味付けでありながら、ラーメンをしょっちゅう食べている、小うるさい私でも満足な一品。少し柔らかめな麺も含めて、ちょうどいい担々麺だった。
日本の人気担々麺店とかと比べると刺激が少なめだが、そこがむしろ良さになっている。食べやすいので。
セットの中の一つであれば十分満足。
魯肉飯(ルーローハン)
台湾料理の定番。パクチーと豚肉と白米。
日本ではなさそうな味付けなので、面白い。
タレもかかっていて、甘み、しょっぱさ、そしてパクチーの香りが入り混ざるので、好きな人は好き、苦手な人は苦手というものだと思う。私は特別好きではないものの、ありだった。
焼き餃子
肉の味がしっかりした、若干肉強めな餃子。これも普通に美味しい。
タレは最初から恐らく醤油・ラー油・酢が混ざっているものなので、タレを更に入れる手間が少ないのもメリットか。まあ、分量を自分で変えられないというデメリットもあるけれど。
肉汁も結構あり、これもまた十分満足。
水餃子
熱々での水餃子。パクチーが載っている。
肉汁溢れ、そしてパクチーで濃い中華料理の味をリセットしつつ食べられる一品。
じゃことピーナッツのピリ辛炒め
これはおつまみ。かなりおつまみに向いている。
ピリ辛といっても本当に”ピリ”で、辛くない。赤いのを食べてもあまり辛くない。
香ばしさと少しの刺激、そしてピーナッツ・じゃこのサクッとした食感に箸が進む。家でおやつ代わりに食べたくなるような一品。
豆苗、湯葉入り麻辣豆腐
写真の上が豆苗。
こちらはニンニクがまあまあ効いていて、ワイルドな味。結構好きな味だが、豆苗は大抵これくらいのうまさだろう、という感じのうまさ。キノコが入っている。
そして、写真の下が湯葉入り麻辣豆腐。
麻辣豆腐と麻婆豆腐の違いはいくつか説がありそうだが、
- 肉が入っているものが、麻婆豆腐
- 肉が入っていないものが、麻辣豆腐
というのが一般的な判別方法としては有力そう。
ただ、麻婆豆腐は「バンドエイド」のように商標扱いだったという説もあった。
しかし、この麻辣豆腐はそれよりも”湯葉入り”というところが特徴的。
湯葉が合っているのかどうかは私にはピンと来ず、よくわからなかった。また、担々麺と違い、こちらは結構辛い。激辛を謳う店ほど辛くはないものの、なかなかに辛い。
そして、液体系ではなく、かなり粘力の強い麻辣豆腐。とろみがすごい。とろみというか、若干ゼラチンのよう。個人的には正直、苦手寄りな味だった…。
辛さと強いとろみはあるものの、塩っけはあまりなく、なんとなく苦みがあるような、味がないような、なんとも不思議な感じだった。もしかすると何度か食べるとわかる味なのかも知れないが、そこまで深い料理をする店なのかは微妙なところなので、好みの問題だろう。
麻辣豆腐はちょっと苦手だったが、全体的にはイクスピアリ的にはだいぶコスパもよく、満足な食事だった。