『抜本-BAPPON-』
2年の製作期間をかけ完成させたバトルアクション映画をここに公開する。
毎日2年間夜中の3時近くまで編集を続け完成させた、熱量最大の作品である。
仕事から帰ればまっさきに映画制作であった。
始めのころはなにもわからずやっていたが、完成させた頃にはそれが懐かしく思えるほどであった。
様々なことを学び、知り、体験した自主制作映画、インディーフィルム、インディーズムービーである。
その映画を、今ここに公開する。
本編概要
『抜本 -BAPPON-』 その本は、男をヒーローにした。
ジャンル:アクション、社会派フィクション
上映時間:90分
<使用ソフト>
Aviutl、audacity、videopad等(こちらの記事で使用ソフトを紹介しています。)
・あらすじ
20XX年、日本は少子化による滅亡の分岐点に立たされていた。
少子化から日本を救うべく、先祖から受け継がれた本、「抜本的少子化対策」を手に、一人の男が立ち上がる。
本を武器にし、盾にし、日本の存亡を背負い、先祖の使命を背負い、男は戦う。
道中で炸裂する覚醒能力バトルの中、それぞれの使命がうねりを上げる。
立ちはだかる敵の目的はなんなのか、そしてこの本はなぜ書かれたのか。
幾つもの謎を抱え、壮大な展開へと物語は動き出す。
ギャグとシリアスの境界を溶かし込む波乱のストーリー!!
脚本も音楽も全編オリジナルの意欲作ここに見参!!
本編映像と、長い前振り
さて、概要はこの程度にし、本編に入ろう。
この映画は、見ていて面白い壮大な映画を目指したため、本編は上映時間90分と相応に長くなっている。そのため利便性を考慮し、前篇・中篇・後篇の三分割にした。(Youtubeで90分ぶっとおしで見るのはハードルが高いであろう。)
だが、決して無駄な引き伸ばしをしているわけではない。普通の映画であれば90分というのは妥当な長さである。ただそれを目指しただけである。
撮影機材や音声スタッフの不在などでプロ作品と比較すれば粗い部分はある。だが、ストーリー・世界観・音楽・作品の熱量は決して負けることはない。特に後篇に関してはそれが顕著である。
作者としてもちろん推奨はしないが、この作品を疑ってかかる人はまずは後篇を覗いてみるのもありかも知れない。RPGでいきなりラスボス戦だけやるようなものなので、もちろんできれば最初から通しで見て頂ければ作者冥利に尽きる。
…それではご覧頂こう、これぞ自主映画。インディーズムービー。アマチュアが己の力ですべてを作った、ゲリラ的スペクタクルムービーである。
『抜本-BAPPON-』 その本は、男をヒーローにした。
あとがき
異様なパワーのこの作品。
上映会では好評だったが、世には様々な人がいるゆえ、心に引っかからない人もいれば、心に突き刺さる人もいることだろう。
とにかく、少しでも気に入ってくださる方がいれば、友達にクチコミしてもらうなり、SNSで拡散してもらうなりして頂けると非常に嬉しい。(このブログ記事の下にもツイートボタン等が用意されている。)
自主映画は世に宣伝するのが非常に大変なのである。
少しでも多くの人にと思いブログを運営しているが、まだまだこのブログも成長途中で、はっきりいって力不足なのだ。
みなの力を借りてこの映画を広めていけることを願っている。
もし本編は長すぎると言うことであれば、予告編も用意している。
願わくばこの作品が新たな自主映画の仲間を生まんことを。
【完】
2015/8/17 追記
当初は明かしていなかったが、実はこの作品、友人が書いた小説から構想を得ている。その小説とは、これだ。
驚いただろうか? 特に驚かないだろうか。
ストーリーは全く関係なく、ただ本の実物が映画に出てくるだけだが、ラストシーンでは映画と現実、そしてこの小説を薄く繋げるような展開になっている。こちらの小説は過激な切り口で少子化に切り込む、ナンセンスと知識が入り乱れる面白い小説になっている。映画『抜本-BAPPON-』とは全く切り口が違うが、こちらも違う面白さがある。
ぜひ、別物という認識のもと、映画と併せてご覧頂きたい。