『一人の怒れる釣り人』制作記 自主制作映画

製作途中の自主映画公開!こうやって映画はできていく?

2015年7月28日

スナップショット - 28

こんちは!!! 管理人(@kaiten_keima)です!!

 

自主映画制作の話を主に書いているこのブログですが、今は短編で『釣り人(仮)』という映画を製作中です。

監督・脚本は小説も書いている友人の「三文 享楽」、編集は私です。今までは脚本も編集も監督も音楽もすべて私だったので、分担してみたわけです。

で、この『釣り人』では、せっかくなのであえて製作途中の動画を公開することにしました。(詳しくは前回記事参照)

そうすることで、自主映画がどうやってできていくのか、編集でこう変わるのか、などを伝えよう!というわけです。

 

今回は、今できている動画がストーリー的には進行度が何%で、基本的な編集的には進行度何%で、演出仕上げ的には進行度が何%なのかを解説していきます。


前回までの流れ

ある程度流れを知った方が比較しやすいと思うので、ここで前回までのあらすじとを説明します。

一応ネタバレになるので、飛ばすのもありです。

あらすじと前回動画

おっさんが川辺で一人で釣りをしている。しかし、全くつれる気配がない。するとそこに若者二人が登場。アホのような会話で盛り上がり始める。

そこでおっさんに異変。魚が釣り糸の近くで「ポチャン」。意気揚々とするおっさん。

その横で盛り上がる若者達。とうとうテンションがおかしくなり、ふざけて踊り始め、川辺の石を蹴り始める。その石がなんと、あろうことかおっさんの魚を入れるバケツや、釣竿近くにいってしまう!

若者は気づかずにふざけ果てる。徐々に怒りを感じるおっさん。

 

 

…と、前回までのあらすじは以上です!

え? ここで終わり? ってなるかもですが、あくまでの未完成の前回動画部分までのあらすじです。今回は話が少し進んで、ターニングポイント的なところまではいきます。

元々の話が日常の小話なので、そんなにだいそれたどんでん返しとかではないですが、とにかく話の転換点まで来ます。

短編なので、今回でストーリー的には進行度75%まで来ます!

 

編集の進行状況

釣り人 編集画面あらすじはストーリーの進行具合ですが、それとは別に編集の仕上がり具合がというのが映画制作にはつきものです。自主映画だろうと、ストーリーが最低限わかるだけではだめで、音のバランスやら色合いやら、カットのタイミングやらを全て最適で最高にしなくてはなりません。

しかし、こちらはまだあまり手が付いておらず、動画は先まで進んだものの、音のバランスやらカットの微調整はさほど進んでいません。

なので、編集進行度は30%くらいですね!

 

ストーリーが75%でも、編集の仕上がり的にはまだまだということも往々にしてあります。

私の場合は、基本的には色合い(暗い感じとか、レトロな感じとか)は動画できてから一気に調整するので、その辺を演出進行度とか名づけて別枠にしたとしても、それでも、編集進行度は40%くらいですね。

演出の仕上がり具合は

演出の例 抜本-BAPPON-

※↑以前制作したアクション映画『抜本-BAPPON-』の演出されまくりのワンカット

というわけで、上で述べた演出の仕上がり具合ですが、これはもはや0%に近いです!

色合い・色調は一切いじってないし、効果音も付けてないし、音楽も付けてないし、凝ったカットで何かをしているわけでもない。

日常ものなのでそんなに演出しまくるわけではないですが、ここに手を付けるのはまだまだ先。そしてここはエンタテインメント要素にも大きく関わってくるので、見易さに直結してきます。

ストーリーより大事って事はないですが、Youtubeで見てもらうなら演出はかなり大事なので、ぱっと見での映画っぽさや、聴覚に訴えるなどはストーリー進行度が90%くらいになったら詰めていきます。

 

というわけで、今回の動画を公開!

話が長くなりましたが、今回の動画を公開します!

前回と比べて微妙にカットの間を変えたところはありますが、基本的には話が進んだのがメインです。あなたが考えた前回の話の続きと比べて展開がどうだったか?を考えるのが面白そうです。

バージョン3のときは、ストーリーが進むだけではなく、同じ流れの部分も音声バランスをよくしたり、カットを凝ってみたりと編集・演出の仕上げを上げたものを公開する予定です。

どうでしたか? ストーリーは予想通りだったでしょうか。編集は微妙な違いだったでしょうか。

バージョン3ではもっと違いがわかるような形に動画を仕上げます!

ではではまた次回!! 典型的な次回木馬ブログ。