Googleが世界を支配するようになって200年が過ぎた。
人々は何一つ頭を使う必要がなく、ただただ快楽を思うがままに享受できる夢の生活を送っていた。
人類はGoogleのペットとなったのだ。
…という、だれでも考えそうなGoogle陰謀論系ストーリーはどうでもよいのです。ただ、それがあり得るくらいにGoogleは人々の生活・ライフスタイルを変化させに来ていますよね。
GoogleのAIによる自動提案の精度が増していき、たいしてものごとを考えなくても”よいもの”が作れ、”よい生活”が遅れるようになりつつあります。良くも悪くもですね。まあ、この流れは止まらないので良い方向になると私は思ってますが。人間次第で。
以前、「Googleの恐ろしい技術力!写した対象がその場で翻訳される動画」なんて記事を書きましたが、これは序の口。Googleは進化する企業。さらにすごいものを出してきました。
絵が下手な人でも、簡単にきれいで上手な絵を描けるようになるアプリです。
その名もAuto Draw。
適当に描いた絵をかんたーんにうまい感じにしてくれます。まあ、詳しくはこの先で紹介していきましょう。どんなアプリなのか、使い方はどうなのか、説明していきます。
恐るべきAuto Draw! 適当な絵が思い描く絵に自動で変換!?
私は絵を描くのが好きです。そして、元来、絵を描くという行為は人間の創造性・芸術性に任されたものと思われてきました。しかし、最近は絵を描くAIも登場して、その考えは崩されてきてますね。
ただ、ここで紹介する「Auto Draw」は、AIに絵を描かせよう!というアプリ・ツールではありません。人間が書いた下手な絵を、自動で解析して、「本来書きたかったと思われる絵」を自動で提案し、それをクリックするだけで絵が変換される…というものです。
人間の創作活動の手助けアプリですね。人を脅かすようなものではありません。
具体的にはどうなのか、画像とともに使い方を紹介します。
Auto Drawの使い方
まずは、便利なお絵かき&デザインお助けツール「Auto Draw」を開いてみましょう。
話はそこからです。
「Start Drawing」を押す
すると、上の画像みたいなのが現れるので、とりあえず「Start Drawing」を押しましょう。
白紙の画面が現れます。
適当に絵を描く(もしくは本気で下手な絵を描く)
次に、ここに、描きたい絵を適当に絵を描きます。
すげえ適当に描いた方が面白いと思います。私はこんなんを書きました。
適当に描いた王冠ですね。
すると、画面の上のところにいろいろとアイコンが現れます。
アイコンを選んでクリック
「Do you mean:」の後にいろいろなアイコンがありますね。あなたが描いた落書きが意味するものはこれらですか? 的な意味ですね。失礼なやつですが、下手な絵なんだからそんなことを言われても仕方ない。
ここで、本来自分が描きたかったものを選択するわけです。私の場合は王冠なので、王冠をクリックします。どれでもいいんですが、一番左のにしておきます。
完成
すると、一気に絵が変換されて、きれいな王冠になりましたとさ。めでたしめでたし。
これで完成です。超楽ですね。私が描きたかったのはこういう王冠です! まさに理想(…は言い過ぎか?)。
ここからこだわりたい場合は、色を塗ったりすればいいわけです。
私は暇なので、適当に色々描きました。
適当に描いて遊ぶのもあり
車を描いたりね。
しましたよ。
そして、色々描いた結果…
こんなんになりました。にぎやかですね。なんの必然性もストーリー性もない絵の集まりなので、これを見てもなんの感情も生まれませんが、とりあえず小ぎれいな絵が集合しました。
富士山だけは手書きにしてみました。
こうしてみると、パソコン上とはいえ、手書きの方が味はありますね。まあ、人間らしさなんかもその内「Humanise」みたいな項目ができて、数値で指定できるようになるんでしょうよ。すげえなあ。
まだ精度向上の余地はあり
便利なのは間違いありませんでしたが、目玉焼きの比較的下手ではない絵が、全然違うものに認識されたりと、まだまだ使い勝手の良さは向上の余地があるな、と感じました。
↑目玉焼きの絵(通じますよね?)
↑Googleの回答
ドーナッツじゃねえよ!!
まあ、そもそも目玉焼きの絵がないという可能性もありますけどね。この辺はどんどん改善・ボリューム増していくことでしょうね。
まとめ
そんなわけで、適当に描いた絵を自動認識でちゃんとした、自分が思い描いていた本来描きたかった絵にしてくれるアプリ、「Auto Draw」の紹介でした。
説明図とかによさそうなテイストですね。デザイナーなんかはこれをうまく使えば仕事を素早く終わらせられるかも知れませんね。その内、「Auto Drawは使わないでください」とかいう人も現れるでしょうが笑。わはは。笑。わはーは。
さて、たくさん笑ったところで、この辺でおしまいです。
ほかにもこのブログでは、創作に役立つサイトやツール・無料ソフトなんかを色々と紹介しているので、よかったらご覧ください。悪ければお金をください。
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