中華そばとラーメンの違いを熱く語られたら戸惑ってしまうものの、ラーメン好きではある私。
さて。ラーメン好きの皆様からすると、デパート内のラーメンというと、期待値は少し下がるのではないだろうか。
「無難な味に、少し高い価格設定。そして、安定したサービス」
つまり、味に特化した店がデパート内にある印象がないため、”それなり”の味を期待するのだ。
だが、この度、デパート内だけど結構うまいラーメン屋を見つけたので、紹介しようと思う。池袋東武にある「中華そば 依々恋々」である。
激うま人気店と比べるとやはり普通ではあるのだが、結構いい感じなので、池袋に行く機会があれば食べてみるとよいと思う。
池袋東武内「中華そば 依々恋々」
「いいれんれん」という、ちょっと変わった名前。
池袋東武内にあるラーメン屋。ボンドオブハーツの系列店
前の店もラーメン屋で、そこにも行ったことはあったが、新たにできた「依々恋々」の方が注目度が高い感がある(前のラーメン屋のオープン当時を知らないからそう思うだけの可能性も高いけど)。
店舗外観
オープンして数週間程度だったため、6人ほど並んでいた。ただ、並びの割にすぐ入れた。回転率高めか。
室内なので、並んでいても寒くも暑くもないのは安心ポイント。管理された空間である。それが心地よい。
店の雰囲気
清潔感のある店内。
箸がこんなところにある。こういう仕組みのところはオシャレ志向だと私は思う。
というわけで、ほんの少しだけオシャレめなラーメン屋。女性も多かった。男性もいたが。
恋玉ラーメン
恋玉ラーメン 大盛り 980円(税込)
箕輪のトイボックスを髣髴とさせる、澄んだ色のラーメン。
この辺もわずかにオシャレポイントがプラスされる要素だ。
酸味?
味はというと、中華そば、醤油ラーメンに期待する醤油のしょっぱさ、甘さに加え、若干の酸味要素が感じられた。食べログには「酸味が強い」と何度も書いているレビューもあったが、そこまでではなかった。オープン当初の話のようなので、そこから調整した可能性ももちろんある。
私が食べた感想としては、少し酸味を感じはするが、「酸味がある」という事前情報なしだったら気づかないくらいだった。
麺はやわらかめで、スープのトーンとも合っていた。刺激の強いラーメンではなく、やわらかいラーメンである。優しい味と言った方がわかりやすいか。
チャーシュー類も同様に、脂身のうまさ系ではなく、上質な雰囲気がある味だった。
ネギがこのラーメンの中ではよい刺激になっていた。
隠れたハンペン
そして、なぜかチャーシューの下にはハンペンが隠れている。きれいな立方体のハンペンである。
合っていなくはなかったが、特別合っているということもなかった。
ラーメン全体の優しめな方向性にはマッチしているので、別にマイナスではないけど、そんなに納得感はない…というくらいの感じ。そういうくだらん意味を求めたレビューをしなければ、普通に美味しいハンペンなので、それでいいのかも知れない。
まとめ
こってりラーメンが好きな人的には少し物足りないかも知れないので、そんなときは卓上の胡椒を振りかければよいだろう。
そして、デパートの中のラーメン屋と考えるとレベルが高いのは間違いないので、家族やデートで行くのには安心感満点。つけ麺も気になるので、もしかするとまた行くかも知れない。
見た目が結構きれいなので、ブログに書くには結構映えるし、その際はまた紹介しようと思う。
それではラーメンを愛するあまり脳が麺のようになってきたのでこの辺りでさようなら。
さようなら!
…ちなみに同じく池袋だと、こってりでお勧めなのは花田。
むてっぽうも好き。