居酒屋チェーン店というと、やはり飲み会を連想するのが普通でしょうか?
それももちろんありますが、私は結構「お得なランチ」を連想します。
特にさくら水産は御飯も卵もお代わり自由で、どうなってんのかと思うレベルにお得ですね。まあ、長らく行ってないのですが、お得なのです。
で、”神楽坂の飲食店ある程度踏破”をモットーに生きたり生きなかったりをしている私は、
神楽坂にある居酒屋チェーンにも行くことがあるわけです。
というわけで、ここでは「九州の地魚料理 侍 神楽坂店」を紹介します。
ちなみに、冒頭文章の流れからの予想に反して、特別安くてお得なわけではないです。ただ、ここはここでいいところがあります。
では紹介。(ここからは事情により文体が変わります! 別に違う人が書いてるわけではないです。ほかのところで抜粋してまとめて整理するためなのです)
九州の地魚料理 侍 神楽坂店で九州ランチ
九州地魚ということではあるが、ランチは特に地魚を推し出している感じはなかった。代わりにと言うべきだろうか、言うべきだろう。
代わりに、長崎地方で有名な、ある料理を推し出していた。あの、たぬきを連想させる名前の料理である。
「ちゃんぽん」
ふむ。
たぬきを連想しない人の方が人類の大半を占めるかもしれないが、サイレントマジョリティたちは積極的に発信するマイノリティに飲み込まれることも多々あるもの。私がここで「ちゃんぽんは”ぽん”という響きからたぬきを連想する食べ物である」ということを執拗に人生を掛けてずっと主張し続けていたら、いつしか”そういうもの”として浸透する可能性はあるだろう。
そんな無駄な話はさておき、ちゃんぽんが目にとまったので、私はちゃんぽんを頼むためにこの店に入る事を決意した。
で、入った。
店舗情報
- 九州の地魚料理 侍 神楽坂店
- 住所:東京都新宿区神楽坂3-6-40 かぐらビル1F
- 最寄り:飯田橋、牛込神楽坂
- 営業時間:
[月~金]
11:30~14:30
17:00~23:30(L.O 22:30)
[土]
17:00~23:00(L.O 22:30)- 定休日:日曜
店の雰囲気
入ると、店内では懐かしの175Rが流れていた。昔結構効いていたのを思い出す。ゆずの「青」が175Rの代表曲「空に唄えば」似てるなどと思ったものだ。
…などと思っていると、その後、ゆずも流れてきた。懐かしい歌を流す店なのかも知れない。この日だけかも知れないが。(ちなみに、どちらも違う曲だった。)
店内の音楽事情以外は、ちょっと元気そうな居酒屋チェーン的な雰囲気。というか、普通の居酒屋か。ちょっと地魚感はあるのでそこが味になっている。
メニュー
こちらがメニュー。
皿うどんなどもあるが、完全にちゃんぽん推し。
キーマカレーちゃんぽん
キーマカレーちゃんぽん 900円(税込)
そんな店内で私が頼むのはもちろんちゃんぽん…ではなく、カレーちゃんぽん。
それも、キーマカレーちゃんぽんである。
おもしろい余談
実はそもそも私はカレーうどんを食べれる店を探して断念したところだったので、カレーへの欲望が強めだったのだ。そこに現れたのがこの「キーマカレーちゃんぽん」である。
もしキーマカレーちゃんぽんに心があったとすれば、きっと彼(or彼女)は、したり顔をしていたに違いない。こうしてまんまと私はカレーの誘いに引っ掛かったのである。
本題
で、別にこのキーマカレーちゃんぽんは罠でも何でもなく、普通に美味しい代物だった。
さらっと感想を書いてしまったが、キーマ感はそこまで感じず、まさにちゃんぽんにカレーの要素が入ったという感じである。カレー粉的な味わいすらあり、それがランチとしてちょうどよくうまい。
ちゃんぽんゆえ野菜たっぷりなので、最初に麺を口にするのに少々時間を要したが、麺はやわらかくマイルドにおいしい。(時間を要したからほんの少しのびてたのかも知れないが)
スープはちゃんぽん特有のクリーミー・マイルド・ワイルド感はカレーの風味が強くて(というか、ほぼカレー)あまりわからないが、でもおいしかった。
ちゃんぽんなのでボリュームもまあまあで、味も安定した美味しさがあり、飛び抜けてうまいわけではなくとも、また食べたくなるちょうどよさがある。
普通のちゃんぽんやチリトマトちゃんぽんも食べてみたいと思った。
特に、寒い冬にはいいだろう。
まとめ
以上、九州地魚の居酒屋でちゃんぽんを食べた話は終わり。
かつて熊本に行った際にもちゃんぽんを食べた記憶があるが、やはりちゃんぽんのよさはたっぷりな野菜。タンメンもかも知れないが、とにかくちゃんぽんはあの半分鍋料理のようなテイストがよいのである。
この店のちゃんぽんを食べて、私もラーメンばかり食べていないでちゃんぽんばかり食べるのもありかも知れない、と少しだけ思わされた。
まあ、ちゃんぽんもラーメンの一種と捉えているのだが。
では、たぬきのような気分になってきたところで、この記事はおしまい。
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