こんにちは。長編自主制作映画をつくったりしてるブロガーのもみじばです。
この記事では初心者~中級者向けの動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」の機能や特徴、おすすめポイントを紹介しています。
レビューする人間がどれくらいのスキル持ってるのか、、がある程度わかるように、実際に作った映画を貼っておくので参考にしてください。これ自体はFilmoraではなく、後述のAdobeソフトで作成しています。
そんなわけで、いつもは私はAdobeの動画編集ソフトPremiere ProやAfter effectsを使って動画制作をしているのですが、これらはなんでもできる代わりに上級者向けになっています。
また、プロもバリバリ使うソフトなので価格も高めのため初心者の方や、結婚式ムービーを1回つくったらもう使わない! というような方にはハードルが高すぎます。
なので初心者の方には無料の動画編集ソフトを勧めているのですが、意外と中級者向けのソフトは探すのが難しかったりします。
とっつきやすいけど、慣れてくると結構いろいろできるタイプのソフトというのはモチベーション向上にもいいので動画編集スキルも上達しやすいです。
そんなわけで、Filmoraはその点でちょうどよさそうなので、気になる方はこの記事を参考にしてもらえたらと思います!
初心者~中級者におすすめ! 動画編集ソフト「Filmora」【レビュー】
それでは、動画編集ソフト「Filmora」のレビューを書いていくわけですが、、
まずサイトのトップページの時点で中級者向け感が出てる気がします。
スタイリッシュでいいですよね。
「Filmora」の価格プラン&料金比較
「Filmora」は有料の動画編集ソフトです。
プランはいくつかありますが、1年間プランと永続ライセンスにあまり価格差がありません。
1年でマスターしてPremiere ProやAfter effectsに移行もありですが、明確なプランがなければ永続版を買った方がいいかなと個人的には思いました。
参考までに、Adobeの価格を載せておきます。
※現在は価格が変わっている可能性もあります。
Adobe 価格プラン
コンプリート月間プラン :¥9,878 /月
コンプリート年間プラン(月々払い):¥6,248 /月
コンプリート年間プラン(一括払い):¥72,336 /年
※Adobe製品全部入り
Premiere Pro 単体 月間プラン :¥3,828 /月
Premiere Pro 単体 年間プラン(月々払い):¥2,728 /月
Premiere Pro 単体 年間プラン(一括払い):¥28,776 /年
Adobeの月額がFilmoraの年額くらいです…。まあそれでも納得の高機能なのですが、いきなり手を出して挫折すると痛い金額です。
その点、Filmoraは程よい金額感なのでおすすめしやすいです。
Filmoraの機能・特徴
Filmoraには一般的なトランジション・フィルターなどは当然用意されています。
モーショントラッキング
特徴的なのはモーショントラッキングができることだと思います。
これはたとえばドラマOPとかで顔をトラッキングして役者の名前のテキストを追従させる…とかそういうことができる機能です。ほかにも工夫次第でいろいろできますが、高機能なソフトにしかない印象なのでこれは推しポイントです。
言葉だと伝わらなそうなので、めちゃくちゃ適当ですがFilmoraでサンプル動画をパパっとつくってみました。
これは車をテキストが追いかけてますよね。
これは適当過ぎるのでちょっとガタガタしてますが、こういうのが簡単につくれるのは魅力だと思います。モーショントラッキングしてるだけで動画編集やったことない人は「おー」って思います。多分。
ストックメディア機能による素材サイトとの連携
また、Filmoraはソフト内で簡単に外部素材サイトの素材をダウンロードできる機能が用意されています。
これとは別に、更にFilmstoc
有名な無料画像素材サイトPixabayやUnsplashの素材も動画編集をしながら簡単にダウンロードできます。
私はUnsplashを使いまくっているのでこれは助かります。Adobeストックは基本有料なのでほぼ使ってないんですよね…Filmoraいいな。
Ver11.3アップデートによる最新機能
元々けっこう高機能なFilmoraですが、アップデートでどんどん機能が拡張されています!
記事を書いてる時点での最新アップデートもなかなか強力です。
- オーディオスペクトラム
- 自動字幕起こし
- テキスト読み上げ
- SRTファイルサポート
- HDRサポート
自動字幕起こしなんかはYouTuberにはかなり便利ですよね。
私は音楽動画をよく投稿するので、オーディオスペクトラムなんかは助かります。
今後もどんどんアップデートされていきそうなので期待です。
番外編:画面録画機能(スクリーンレコーダー)
これは動画編集機能というよりは付属機能みたいなものですが、なんと画面録画機能(スクリーンレコーダー)が付いています!
この機能単体の有料ソフトもあるくらいなので、これは嬉しいです(画面録画ソフトについてのレビュー記事もいくつも書いてるくらいです)。
上部メニューの「ファイル」→「メディアを録音/録画する」→「PC画面録画」で使えます。
私は作曲もしていまして、作曲ソフトの画面を録画してSNSにアップすることがあるのですが、そういうときに録画した後に同じソフト内で編集できるのは楽でいいなと思いました。
Filmoraの操作感
では、ここからは操作感などを紹介します。
ソフトを開くと最初にこういう画面になります。整理されてるけど小難しそうには感じない印象のデザインですね。
「新しいプロジェクト」をつくってみます。
操作ガイド
するとこのように動画編集をできる画面が開きます。
最初は簡単な操作ガイドが表示されるのでわかりやすいです。
さっそく音声ファイルを読み込んでみると、こんな感じで読み込んだ後「ここにドラッグ&ドロップしてね!」と言わんばかりのガイド矢印が表示されます! しかもこの矢印アニメーションします。
こんな感じでとっつきやすさへの配慮が随所に感じられます。
オーディオスペクトラムをつくってみた
せっかく音声ファイルを読み込んだので、オーディオスペクトラムエフェクトを使ってみたいと思います。
超簡単です。
「エフェクト」メニュー内の「オーディオスペクトラム」の項目から、気に入った見た目のオーディオスペクトラムを音声ファイルの上にドラッグ&ドロップするだけ! です。
AfterEffectsにももちろんオーディオスペクトラム機能はありますが、色々高機能なことができる代わりに見た目が一覧で表示されたりはしないので、強いこだわりがなければこういうUIの方が便利だと感じます。
実際に書き出してみました。
こういうの良く見ますよね。
モーショントラッキングもそうでしたが、全体的にかなり手軽にできるなーという印象を抱きました。その割に初心者向けソフトにはない機能があるのが面白いです。
まとめ
以上、初心者=中級者向け動画編集ソフト「Filmora」の紹介でした!
Adobeのソフトを使いこなしている人がこれに買い替える意味は金銭的な部分以外ではないですが、無料ソフトからそろそろ有料ソフトに乗り換えたいなー…くらいに思ってる人にはちょうどいいと思います。後、動画編集したことがない人にもおすすめですね。
アップデートもちょこちょこあるようなので、今後にも期待できそうです。
この記事を書いといてなんなのですが、公式HPのトップページを数秒見るだけでかなり雰囲気がわかるので、一度見てみることをおすすめします!
以上、自主映画つくったり作曲したりしてる人によるレビューでした!