どうも、レトルトカレーを食べ尽くす旅に出て数年。
カレー人間、三文享楽です。
いやあ、カレーって奥深いものですよね。
ところで、ここ最近、都内を歩いていると、黄色いゴリラの看板をよく見ませんか?
これ、金沢カレーと言われるジャンルなんです。
今回はそんな金沢カレーについての記事です。
↓カレー人間の証明はこちらから。レトルトカレーの証明の後、無印カレーの旅が始まります。
金沢カレーとは?
発端は?
それでは果たして金沢カレーとは何でしょうか。
文字通り、石川県にあります金沢で発祥したカレーです。
お店としては30年以上の経営歴があり、歴史のあるカレー屋が多いのですが、
「金沢カレー」の名称で注目されたのはここ最近の話のようです。
以前、私は北海道のスープカレーの記事を書きました。
↓本場の北海道のスープカレー
意外にカレー業界でにぎわっている北海道ですが、ご当地カレーが騒がれ始めたのも、こちらの北海道スープカレーからとも言われています。
それくらいから「~~カレー」と、カレーのジャンル分けがされるようになり、今回の記事にもなっている金沢カレーがジャンル確立され、有名になりだしたようなのです。
実際にはどんなカレーなのか?
文字で説明を続けても面白くないので、冒頭にありました写真を使ってご紹介します。
ちなみに、冒頭のカレーは金沢カレー元祖と言われるカレー屋の一つである
ターバンカレー
の金沢カレーです。
ちなみに、こちら。
- 石川県金沢市
- 石川県白山市
- 長野県須坂市
- 京都府京都市西京区
- 京都府京都市上京区
の5軒しかない本場のお店って感じです。
今回はこのカレーを例に、金沢カレーがどのような特徴をもって定義づけられているか見ていきます。
お皿がステンレスの銀の皿
フォークでイヤな音がしますが、これがまず一番に目に入る特徴です。
むしろ、金沢カレーを判断するときに、銀のステンレス皿じゃなかった場合は、違うのかもしれないと疑った方がいいくらいに金沢カレーの特徴となっています。
良いですよね、見た目も。
無駄な装飾がなく、食べ物の旨そうな姿だけが視界に入ります。ごちゃごちゃ言わず、茶色だらけ。素晴らしいですわ。
キャベツの千切りが乗っている
だいたいと言っていいほど、こちらも共通している特徴。
私が子供の頃から埼玉県で食べていたカレーにこのようなキャベツが入っていたことはなかったので、馴染みのない方にとってはこれもなかなか珍しい特徴ですな。
比較的あぶら的なものがのっているので、こういうサッパリポイントがあるのも全体の調和をとる工夫でしょう。
カツなどハンバーグなど豪華なトッピング
もちろん、これは金沢カレーの定義ではなく、これがなくても金沢カレーと言いますが、比較的のせているカレーが多く、金沢カレーらしさを大きく出す特徴なので3番目に掲載しました。
こちらで食べるカレーのトッピングより比較的安価にのせられるイメージです。
カレーも食べたいけど、肉と揚げ物も食べたい!
という方にも大変におすすめです。
トンカツがのっている場合、ソースまでかかっていることが多いです。
そうです、味に更なる深みが出るのです。
ルーが黒くて濃厚
上述した特徴達があまりに目に見えて特徴的なので、4番目にきてしまいました。
しかし、これも味わううえでの重要な特徴です。
薄くてサラサラしたカレーと、濃くてドロドロしたカレーは味わいだけでなく、ご飯とのバランスなど全体において大切です。
またのせかたにも特徴あり。ご飯を半分にこんもりのせて、その脇にカレーを入れるというのではないですな。
濃厚カレーにもかかわらずご飯を覆うようにどろっと上にかける感じです。これは食べごたえがあって旨い!
先割れのスプーンかフォークで食べる
全ての金沢カレーの店に共通することではないかもしれませんが、比較的この特徴はあてはまります。
やはり、カツやハンバーグなど豪華なトッピングを食べるためでしょうか。千切りキャベツを食べるためでしょうか。
カレーが運ばれてきて、ちょっと注目してみるとこの特徴を有していることが多いので、着目してみてください。
三文ぼやき
以上が金沢カレーのだいたいの特徴です。
単なるカレーではありますが、こういった特徴に注目してみると、金沢カレーというものが簡単に認識できるようになります。
そして、食べてみると分かります。
金沢カレーは特徴的で非常に美味しいのです。
特に肉も含めてガッツリとカレーを食したい方にはピッタリです。
同じくガッツリカレーなら、私ではなく管理人が行ったキッチン南海もいいかも知れません。
↓カレーを飲み物のように摂取し続けるのだ!
↓さーて、金沢カレーの時間ですよ!
↓ターバンカレーやゴーゴーカレーだけじゃない、元祖はこれだ!