束の間のボトルネック。
そんな何かしら意味がありそうな言葉を思いついて喜んでいる愚民とは私のことです。こんにちは。
ラーメンを食べ、ラーメンを食べ、そして映画を撮ることを生きがいに生きている私ですが、デブ化と思えば実は痩せ型です。と、そんなどうでもいい束の間の痩せアピールはさておき、今回は油そばの紹介です。
横浜家系ラーメンのチェーン店で、家系の気分ではなかったので油そばを食べた。そしたらタイを感じた。そんな実話の物語です。物語性は非常に薄いですが、実話です。
では参りましょう。
横浜家系チェーン「横浜道」であえて油そば食べた人が書く記事
「壱角家」や、「すためしどんどん」を展開する会社が運営している横浜家系ラーメン屋。
参考公式HP
ただ、私は油そばを食べた。
ちなみに、私は新宿の店舗に行ったのだが、近くに「すためしどんどん」があった。そこで油そばを食べようか迷ったのだが、もしかするとどっちでも味は同じなのかも知れない。でも、私はこっちがよかったのだ。
店舗外観
店舗情報
- 横浜家系ラーメン 横浜道
- 東京都新宿区西新宿1-4-5 西新宿オークビル 1F
- 営業時間:[月〜日 ] 10:00〜翌1:00
- 最寄り:新宿西口駅、新宿駅
出典:食べログ
横浜家系はだいたい雰囲気が似てる。特にチェーン店はどこも同じに見える…が、赤よりは黄色の方が新鮮味がある。
店の雰囲気
普通のラーメンチェーンの空間。
調味料が色々ある。油そばをやってるからだろう。
辛味油そば
値段を忘れてしまった。
具の綺麗さがチェーン店を感じる。ご飯はサービスだった。
そして、油そばを注文すると更に調味料が置かれる。マヨネーズと酢。
それにしても、油そばはやはり良いもの。
味も満足。油そばに求めるワイルドさ、ジャンクさは十分にあった。
ちなみに、辛味油そばということで辛いのだが、私が予想していた辛さとはだいぶ違った。ピリ辛とかではなく、結構辛い。タイ料理的な辛さ。
そして店員さんもタイ人風で、さらにメニューにグリーンカレー風ラーメンがあった。まあチェーン店だから偶然だとは思うが、タイ人がタイ料理のカルチャーをラーメンにミックスさせたのではと一瞬思ってしまった。
関係なかったとしてもタイのスピリッツをどことなく感じるタイプの辛さに、私は「辛くないやつでよかったかも」と時に思いながらも、時に矛盾した行為(更にラー油・豆板醤を足す)を行うジレンマに陥り、そしてそのジレンマを楽しみ、辛さに苦しみ、水を飲み、水のありがたみを知り、そして結局「タイ料理ってこんなんじゃなくね?」という邪念に苦しむのであった。
とにもかくにも、青唐辛子系の辛さがピリピリより強めに来る。激辛ではないが、とりあえずラー油系の辛さではない。
油がしつこ過ぎるわけでもなく、食べやすく美味しかった。調味料が多彩なので、にんにくをちょいと入れたり、豆板醤を入れたりしつつ、飽きずに食べきった。入れなくても飽きなかったと思う。
というわけで、横浜家系の店なものの、油そばは十分美味しかった。近くにこの店があったら行ってもいいなというくらいには満足だった。
まとめ
油そばは名前のわりにヘルシーらしく(スープがないから)、それを売り文句にした店も見かけたことがある。だが、やはり調味料を大量に使えばヘルシーとは言えなくなるだろう。
だがだがしかし!
我々は油そばを食べるとき、ヘルシーさなど求めていないのである。それゆえ、私は様々な調味料を置く油そば屋に行き、ジャンクかつワイルドな食べ物として油そばを食べ、そして満足するのである。
そんな油そばの基本を思い出させてくれた横浜家系ラーメンチェーン店だった。
ありがとう、油そばの良さを教えてくれた横浜家系ラーメンチェーン店。いつまでも、ありがとう。
ありがとう。