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神楽坂のお勧めランチ!麻婆麺が人気な中華料理店「水漫庭」

2015年6月6日

神楽坂。おしゃれなレストランに老舗の食事処がそこかしこに並ぶ坂である。

だが、意外に庶民的な店も多いのだ。松屋、天下一品、てんや…

色々ある。

そんな中この記事では、「特別安くはないけど高くもなくて量もまあまあある、意外とハマってうまい、とある中華料理屋」を紹介しようと思う。私は結構ハマった。

 


神楽坂の、とある中華料理屋の話

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神楽坂を登ってすぐ。右手を見ると黄色いMが目に入る。(2016/10現在はつぶれている)

世界規模のポテトの王道、あの黄色はポテトで人類を黄色に染め上げるという意思の表れに違いがない。

そんな暴力的とも言えるほどの巨大チェーン店の地下にそれはあった。

綺麗でも汚くもない階段を降りるといくつかの料理屋が地下に並んでいる。

その中の1つ、奥に進むとあるその中華料理屋に私は入った。

 

神楽坂「水漫庭」 麻婆麺がとにかく大人気

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ランチが15時頃までやっており、お昼時を外しても入れるのがここの強みの1つである。おしゃれなレストランはけっこう14時までに閉まるのだ。階段を下っていくとある。

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食堂的な雰囲気もある中華料理屋は、結構、人が入っている。別に大人気というわけでもないが、常連もいるようだし、いつも結構人が入っている。12時台に行くとかなり混雑してる。

 

ここの店員さんは中国人なのだが、非常に丁寧な女将さん?がいる。(しかし、混雑してくるとだんだん丁寧ではなくなってくる。)

日本では本場中国とは違う読み方をするメニューもいくつかあるようなのだが、その辺の話をお客さんとしてるのを聞いたことがある。

「本当は◯と読むけどお客さんがせっかく△と読んでくれてるのに訂正してたら悪いですから、日本の読み方に合わせてるんです。」

というようなことを言っていた。肝心な部分は忘れてしまったが。

もしかすると飲食業ではよくあるようなことなのかもわからないが、なんだか親切な人柄が伝わるものである。

私を誘うメニュー

そんな中、私はメニューを見る。もう頼むものは決まっている。決め打ちでやってきたのだ。

日替わりでお得なランチがあるのだが、今日は金曜日。金曜日は麻婆麺の日である。麻婆麺の日は特に混むようなので昼時は注意

夏も入りたて。まだ暑さも本番ではない。食べるなら今だ。周りもほとんどの人が麻婆麺を頼んでるような勢いだ。地味に人気なのだ。

そう思い、改めて決意を固めた私は手を挙げ、そして、タイミングを見計らい、口を開け、こう言った。

 

麻婆麺1つ」

 

数分後のことだ。ドラゴンクエストスーパーライトをいじっている私の元にそれは運ばれてきた。

麻婆麺。

↑これは最初に記事を書いた時に撮った写真。その後、また写真を撮ってきた。
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↑前のよりおいしそうに撮れた。上達するものである。

 

とにもかくにも、お待ちどうさまとばかりに湯気を燻らせぐつぐつと言うそれは、見た目は地獄のようだが妙に私を引き込んだ。

 

うまい。

 

食レポ・レビュー

いつの間に食べていた。

吸い込まれるように口にしてしまったそのスープは、見た目ほど熱すぎることもなく、そしてただ辛いだけでもなく、深く、うまかった。

麺も少し太めで食べ応えがある。少しとろみのあるスープが程よく麺に絡む。

辛いの好きにとってはもっと辛くてもいいかも知れないが、私にはちょうどいい辛さだ。また、辛さとは別にピリピリと痺れる香辛料の刺激が来るのだが、それがまた中毒性があるのだ。まあ、山椒だと思う。

これ以上ピリピリしていたら舌を壊しそうだが、たまに刺激目当てで食べるにはいい刺激だ。これが全くなかったら物足りないかも知れない。

そして豆腐もうまい。熱いスープの中でくずれることもない。

黄色い○

そして何よりも期待感を煽るのが真ん中にある黄色い◯である。
黄色いM(大手ファーストフード店のことである)もときに妙に食べたくなるが、この黄色い◯は更に素晴らしい。

辛く、深く、とろみがあり、痺れ、噛みごたえのある麺に加えてこれが入っているのが素晴らしい。

うまそうな卵!

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※これは単なるイメージ画像です。

最初に崩しても良いし、辛くなってきたら崩しても良いし。
これによりスープはよりとろみが出て、そしてまろやかさが加わる。

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正直かなりうまい。そして、はまる要素がある。私はこれを食べるのは4回目くらいだ。

麻婆麺の量もなかなかのものだし、更にこれの他に杏仁豆腐もつくしで、すべて食べるとかなりの満足感である。特にテレビや雑誌で有名な感じはしないが、いずれちょっと話題になる日も来るかも知れない。

 

幕を閉じる麻婆物語

全部食べ終わる頃には正直、そこまで辛いの大好きではない私にとっては少し重いのか、ちょっとお腹にピリピリ感はあるのだが、それでも何回も来てしまうわけだから、やはりうまいのだろう。

さあ、お腹もいっぱいになったことだしそろそろ出るかな…。

時刻は15時。

もう大抵の料理屋は閉まる頃合いである。
この時間にここまで満足できるのだから言うことがない。

さて、

 

次はポテトでも食うかな。

 

 

※2017/10追記 担々麺+小チャーハンセット

担々麺+小チャーハンセット 950円(税込)

担々麺はクリーミーな甘みもありつつピリ辛で、辛いのが苦手な人でも食べられるかも知れない。中華料理屋の担々麺という感じで、美味しい。

しつこさがなくて、細麺もまたうまい。

ただ、チャーハンは普通。ほかのセットでもチャーハンを食べたことがあるが、チャーハンはまあチャーハンだな、という感じだった。美味しくないわけではないが、ほかのメニューに好きなものがちょいちょいあるので、それと比べるとそうでもないといった感じ。

チャーハン単体では頼まず、セットの小チャーハンにするのがおすすめ。

 

 

※2017/12追記 本格麻婆豆腐セット

麻婆豆腐セット 900円(税込)

こちらは普通の麻婆豆腐セット。

麻婆豆腐の味は同じだが、こちらは麺ではなくご飯で食べる。

正直、麻婆麺のときも更にご飯があったらどんなによいことか、と思っていた私にはこちらはこちらで嬉しい。嬉しさが私の手を進める。

気づくと完食していたのであった。

ご飯も当然だがかなり合う。特別麺好きじゃない人にはこちらがよいだろう。

 

 

 

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