どうでしょう、この一目瞭然なタイトル。
ええ、そうです、今回は広島ラーメン、尾道ラーメン、倉敷ラーメン旅の記事なわけです。
学生時代、ラーメンがなければ精神的に廃人になっていた男、三文享楽です。
都内でラーメンを食べるだけの日々を経て、各地の行列ができているラーメン屋以外に行っています。決して行列ができるラーメン屋が嫌いなわけではありません。行列に並ぶことが嫌いなだけなので、行列ができるラーメン屋に行列ができていないときに入ることはよくあります。[たとえば和歌山ラーメンの旅]
気づけばグダグダと語っていました。
さっそく、ラーメンへの旅に参りましょう。
広島ラーメン
いうても、実はこれが大きく分けて2種類あるのです。
広島ラーメン
どん
広島ラーメン(520円)
まず私が行ったのは「唐獅子や」という店。
呉市の「ゆめタウン」というショッピングモールの中にあるのですよね。。どうせなら、店舗として独立した専門店行けよという話ですが、すみません、このとき、
広島お好み焼きが美味しくて美味しくて
(酒の写真ばかりで選別も大変でした。。)
3軒も回った結果、広島市で行ききれず、ゆめタウンの店に行きました。
さて、広島ラーメンの特徴ですが、私の大好物である家系と同じ分類の豚骨醤油なわけですが、にしては非常にあっさりしているのです。
表面に油がずっしり浮いていることもなく、ゴロゴロとした背油が沈んでいるということもありませんでした。
多くの店では、広島ラーメンというと上の写真のような様相であり、チャーシューに、ネギ、もやしといったようなシンプルな具材のようです。
広島ピリ辛つけ麺
どどん
広島激辛つけ麺(690円)
トレーや水のコップが同じで気づいた方もいるかもしれません。そうです、同じ店で二杯食べました。「唐獅子や」です。
ええ、だって、広島お好み焼きが美味しくて美味しくて…(以下略)
こちらが広島ピリ辛つけ麺というものです。
私が初めて広島風ピリ辛つけ麺を食べたのは池袋の「とんがらし」という店です。
人生で食べたのはそれが最初で最後、本当にそんなジャンルは存在するのかくらいに疑っていましたが、やはり本場にはいくつも存在しましたよ。
まず、イメージ通りのキャベツやもやしを中心とした茹で野菜ですな。ええ、つけ麺にはピッタリそうだけど、関東の魚介系つけ麺にはあまりないですよね。それがこの広島つけ麺にはあるのです。
そ、し、て。
最もらしさを出している特徴はピリ辛です。
ラー油や酢、ゴマを中心に味を出すイメージでしたが、その通りの味を出しています。
尾道ラーメン
こちらは二通りあるというわけではありません。
ネギラーメン(680円)
これですねえ、尾道ラーメン。
いやあ、美味しかった。
尾道ラーメンというと、特徴は比較的大き目な背油のミンチが入っています。
そして、薬味に大量のネギが用いられ、鶏がらスープに醤油味ベースのタレで味付けされたものが多いです。
ええ、そうですね。
すみません、背油が確認しにくい尾道ラーメンを食べてしまいました。
こちら「喰海」という店のネギラーメンです。
文字通り、ネギばかりのラーメンですね。尾道ラーメンの特徴のうち、薬味の大量ネギの部分が特化されたようなものです。スープはまさに尾道ラーメンの特徴そのものでした。
これはチャーシューと煮玉子が美味しかったです。
ちなみに、こちら注文してほどなく出てきたのですが、お待たせしたからとチャーシューをおまけしてくれたのです。こちらも15時過ぎに行って悪かったのですが…とにかくいい店でした。
倉敷ラーメン
関東に住んでいて、この名称で聞いたことはありませんでした。
でも、
倉敷醤油ラーメン600円
行ってみて、「倉敷ラーメン」の文字があったのだからそりゃ食べましたよ。
ええ、美味しかったですねえ。
「倉敷ラーメン」で調べてみると、「倉敷市 ラーメン」と倉敷のラーメンは出てくるのですが、何をもって倉敷ラーメンと定義されるのかは分かりませんでした。
しかし、これ、見てみても、どことなく尾道ラーメンの特徴と似ていますね。
あっさり醤油に、背油ミンチとネギの薬味。
広く一般に倉敷ラーメンが通じているのかは分かりませんが、あっさりめなのに背油ミンチがある美味しさでした。
山陽地方のラーメン
総じて、あっさりめが多かったと思います。
豚骨ベースでありながらもあっさりしているのだから、それはもう毎日食べたくなりますよね。
ラーメン食いてええ。
まあまあ、ラーメン屋は他にもたくさんありますよ。
分かります。カップ麺派の方もいらっしゃると思います。