昔はとんかつの違いなんぞあまりわからなかったものの、最近は少しわかる気がしてきた若造の管理人とは私のこと。あはは。
今回はまい泉の本店に行ってきたので、その紹介。
表参道だと少し浮いているが、カツサンドで有名な、あのまい泉。
実は元は銭湯だった、なんて豆知識も得ながら、楽しく食べてきた。
とんかつ まい泉 青山本店
まい泉。
店舗外観
店舗情報
- 東京都渋谷区神宮前4-8-5
- 営業時間:
11:00-22:45(L.O. 22:00)
※ランチメニュー
11:00-16:00- 定休日:なし
- 最寄り:表参道
元々銭湯だった跡地を使用しているらしい。
ここからだとあまりわからないが、中に入るとなんとなく感じる。
店の雰囲気
老舗的な雰囲気でありながら、ところどころ確かに銭湯を感じる。この無駄に高い天井なんかはきっとそうだろう。
私は昔たまに家族でここに来ることがあり、当時からなんとなく変な店内だなとは思っていたが、それは恐らく銭湯のなごりだったのだろう。
結構広い。このフロア以外にも席はある。
ちなみに、席に着くとすぐに大根おろしが運ばれてくる。腹が減って仕方なかったので、とりあえずそれを少し食べて待った。
紅豚 とんかつ特ロース
紅豚 特ロースかつ膳 130g 2600円(税込)
本当は同じ金額の「沖田黒豚 ロースかつ膳」を食べたかったのだが、売り切れていたのでこちらにした。店員さんに聞いたところ、全体的に高い豚は売り切れていた。(限定2食だとか5食だとかのとんかつがメニューにたくさんある。)
厚みのあるとんかつ。
といいつつ、まずは味噌汁を飲んだ。うまかった。味噌汁は体が温まるから好きなのだ。味噌汁はどんなものでも大抵うまいけど、やはり好きである。
ちなみに、ごはん・キャベツはおかわり可能。
専用ソース
というわけで、とんかつを食べる。専用のソースが出てきたので、そちらをかけた。ソースの入れ物には「黒豚」と書いてあったが、紅豚もそのソースでいい様子。
肉の断面にかけようかと思ったが、とりあえず普通に衣にかけた。
少し甘みがありながら若干辛みも感じる気がするようなソースで、確かに合っていてうまい。
塩で食べるとんかつも好きなのだが、なんだかんんだソースのとんかつも当然ながら美味しいもの。脂身が少ない場合は特にソースだとパサパサ感もなくなるのでよい。
値段は少し張るが…
受け継がれるソースなのかな、と思いながらソースをかけてとんかつを食べ進める。2600円と考えると大満足ではないが、絶対的な味で考えると美味しい。
神楽坂のあげづきのランチではもっと安く、相当旨いとんかつが食べれてしまうのだが、この銭湯感もある場所で家族で食べるにはまい泉は非常に良い場所だと思う。
噛み応えと柔らかさが程よく共存した、ソースがよく合うとんかつだった。スパイシーソルトという塩が置いてあったので少し使ったが、そんなに合う感じではなかった。
ごはんは一杯だと少し足りなくなるくらいだった。漬物で口直しをし、さっぱりと満足に食べ終わった。ごちそうさま。
ひとこと
とんかつはラーメンほどではないものの、ぼちぼち色々食べているが、各店で目指すところがなんとなく違うような、そんな雰囲気は感じ取れるようになってきた気がする。
絶品を目指す店、ボリュームとコスパを目指す店、脂身のうまさを訴える店、繊細な豚の味を教えてくれる店、良い豚肉を万人に食べやすく提供する店…
まい泉は一番最後かも知れない。雰囲気も入りやすいし。
とんかつの道も深いものだ、と改めて勝手に思う私であったのであった。
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