つけそば(つけ麺)の元祖と言えば大勝軒を思い起こす人が多いと思うが、もう一つ元祖があるのをご存じだろうか?
それは、目白にある丸長。
というか、だいたい元祖というのは名乗るところが多いもの。それは嘘つきが多いというわけではなく(ときにそういうこともあるだろうが)、一つの料理ができあがるのには様々な要因が絡み合っているためだろう。元祖の流れにもいろいろあるということだ。
というか、大勝軒は丸長からののれん分けなので、元祖を生んだ店といったところ。
↓参考記事(外部サイト)
では、お店とつけ麺の紹介を始めようと思う。
つけそば元祖! 超行列 「丸長(まるちょう) 目白店」
目白の超人気店。行列が凄い。昼時は恐ろしいレベルだ。
行列が凄いので、気になって入った次第。
ちなみに、調べて分かったことだが、荻窪にもある。
店舗外観
これは一部で、ぐるっと20人は並んでいた。12時台。
根気よく並ばないと無理だ。
住所:東京都新宿区下落合3-19-4
営業時間:11:00~15:00
定休日:日曜・祝日
最寄り:目白
出典:食べログ
店の雰囲気
昔ながら感のある店。阿吽のリズムで店をさばく感じがよかった。
常連客の多そうな店。実際多いと思う。客と店員のやりとりでわかる。
元祖と言われる店なので当たり前といえば当たり前。
つけそば 生卵
つけそば 生卵 850円(税込)
このつけ麺は、最初によく混ぜるのが肝心の様子。(出てくるときに混ぜてくださいね、と言ってくれる。)
そして、生卵が入るというのが珍しい。もちろん私がわざわざそういうメニューにしたからなのだが。
ちなみにゆで卵も選べるが、生卵がこの店では主流な様子。
黄身がいい。
混ぜるとこう。
うどん的なほどよいコシの麺に、甘酸っぱいようでいて結構しょっぱいスープが合う。私はつけ麺というよりも肉蕎麦を思い出した。
今世に出回っているつけ麺とは少し違う感じがした。ただ、ここも大勝軒と並んで元祖的な存在である。
肉蕎麦的な味わいがあり、庶民的かつ独特の良さがあった。
スープ割も最後に頼める。
まとめ
全体的に元祖を感じられる味、雰囲気でうまかった。私は特別好きなタイプではなかったものの、ハマって人気になるのもわかる。
常連になりたくなる店なのかも知れない。
書いていたら腹が減ってきた。
しかしそれにしても私も何かの元祖になりたいものだ。たとえば腹が減ってきたから記事を終わらせる元祖を目指すためにも、もうこの記事は終わろうと思う。
↓実は丸長については当ブログのほかのライターがもっと詳しく書いている。