こんにちは。自分の翼にもしも羽が生えてたら空を飛べるのにな~、と思ったらそもそも翼がなかったもみじばです。
…さて、スキルアップを兼ねて、Audiostockで「(素材として)売れる音楽」をつくることに挑戦を開始したのが2019年の2月です。
つまり、ついに1年間が経ちました。ちょっと感慨深いです。その間に私は30歳になったりもしました。
20代の内になにかしら壮大なことを成し遂げることはできませんでしたが、着実に実力をつけることはできたように思います。というか、できました。
元々はもっと破天荒な発想力! みたいなのを目指したかったわけですが、とりあえずまとまな道をいったん歩むことにしました。
では、そんなまともな道の開拓のひとつである「オーディオストック本腰プロジェクト」への挑戦は、1年経ってどうなったのか?
この記事では総括的にまとめます。
オーディオストック本腰プロジェクト12カ月…つまり丸1年目!
それまで頑張ってきたブログや自主映画制作をある程度手放してまで、オーディオストックに取り組んだ一年。途中からはYouTubeにも力を入れ始めましたが、最優先項目はオーディオストックでした。
その結果はというと、
派手ではないものの、蒔いた種は確実に咲き始めてきた
と言えるものでした。
オーディオストック収益報告:前月(11ヶ月目)振り返り
今回は、先に先月(11ヶ月目)を振り返ります。
先月は月間最高収益をたたき出した月です。うらやましい!
◆11カ月目(2019年12月)オーディオストック収益
登録曲数:18曲、販売曲数:11曲
- BGM販売収益:14,168円
- Audiostock store music:59円
- 招待報酬:1,200円
合計収益
14,168円+59円+1200円=15,427円
ちなみに、12月は初サブスク報酬が入った月です。報酬額が決定したのが1月末だったので、上記の記事には含まれていませんが、12月のサブスク報酬は、454円でした。
なので12月の収益は、最終的には
15,427円+454円=15,881円
だったことになります。
招待報酬を入れるべきかは微妙ですが、1万5,000円越えしたのは嬉しいですね。
サブスク報酬について補足
サブスク報酬は、オーディオストックで新たにスタートした、月額2万円でBGMダウンロードし放題という定額制サービスによる報酬です。
私の事前の計算では1,000円くらいは行く可能性あるな、という感じだったので、予想の半額程度という結果でした。
ですが、200曲以上アップしている甲斐はあったのか、オーディオストックトップクリエイターでもなければ、コンペに受かったこともないようなレベルにしては“ぼちぼち”の結果だったように思います。
オーディオストック収益報告:今月(12ヶ月目)
次は、本題である12ヶ月目の収益を報告します。
1年間の集大成はどうだったのか…。
◆12カ月目(2020年1月)オーディオストック収益
登録曲数:15曲、販売曲数:9曲(PIXTA含む)
- BGM販売収益:10,934円(内、PIXTA1,320円)
- サブスク(定額制)報酬:1,070円
- Audiostock store music:22円
- 招待報酬:300円
合計収益
10,934円+1,070円+22円+300円=12,326円
…というわけで、月間最高収益は越えることができませんでした!
ただ、1万円は再び突破できています! サブスク報酬も足すと12,000円越えなのでなかなか。
月間収益も2番目です。波はあるものの、1年間やってきて確実に伸びたと言っていいですね。売れてる曲も大半はここ一年で追加した曲でした。
オーディオストック自体の伸びのおかげも大きいですが、曲の登録を頑張っていなければ、ほっといても収益が1万円を超えることは絶対にあり得ませんでしたね。
ある程度自分を褒めたい。上には上がいるけど、収益中堅層の下位~中位くらいには漕ぎつけたのでは…と思います。
とはいえ、調子に乗らずにこの先も継続します。継続はまじで力です(無思考な継続は避けるべきだけど)。
サブスク報酬の伸び率
サブスク報酬が454円→1,070円ということで、1カ月で2倍以上に伸びています。
ただ、これは他クリエイターの報告ツイートを見ても軒並み伸びており、私の努力の成果ではありません。完全なるオーディオストック側の努力の賜物です…。ありがたい。
ここは今後もしばらくは伸び続けると思うので、ますます曲を登録する意味が増えるのでやりがいが出るというものです。
サブスクは明細も見られる
また、サブスクでダウンロードされた曲の明細も見られるようになったので、それで需要を少しは読めるかも知れません。自分の場合、売れる曲と傾向はあまり変わりませんでした。
ダウンロード数は意外と少なく、代わりに単価が意外と高かったです。1ダウンロード200円いったりしてて驚きました。
サブスクの結果については、ここに書くとけっこう長くなるので、別でもしかしたらまとめるかも知れません。
1年前との比較
思い返せば、オーディオストックに本腰を入れる前、つまり一年前の今頃は数カ月に一曲売れればいい方というレベルでした。そう考えると1万円稼げるようになったのはすごい成長だと思います。
↓1年前(2019/2)の月間収益
- 登録曲数:17曲
- 収益:907円
1年前の記事が収益のカウントをミスって追記とかしてたのでちょっと整理して引用しました。
なんと1年の努力の結果、10倍以上伸びてますね! さすがもみじば。
曲数
この1年間で登録した曲数をカウントしてみました。
途中で消した曲もあるのでおおよそですが、
なんと222曲も登録していました!
(現在の総曲数は244曲)
その中には同じ曲の長さ違いなども含まれますし、それまでの人生で制作した曲もいくつか混ざっているので、222曲の新曲をつくったわけではないです。
ですが、それでもけっこうつくったな~という感触です。
ただ、月に30曲登録をコンスタントにやっている上位陣がいる中、自分レベルがこのスピード感と考えるとそんなに凄いことではなさそうです。
振り返り
オーディオストックを本気でやる前は、数カ月に一回売れればいい方でした。それが今は1月に7回くらいは売れているわけで、やった効果はありました。
やった量の割には効果が出ていないとも思いますが、3カ月でとにかく100曲登録するプロジェクトでジングルを大量制作したり、単純に需要をつかめない時期が長かったからというのが原因と思われます。
もちろんクオリティ面でほかの人に負けているという可能性もあるので、今後もスキルを磨いていきたいと思います。
売れた曲 一部紹介
恒例の売れた曲紹介です。2020/1(つまり、プロジェクト11か月目)に売れた曲から抜粋。
この月はジングルやショートバージョンなど、金額を3,000円ではなく2,000円に設定しているものが多めに売れました。
かわいい軽やかなリコーダージングル
3秒のジングルが売れました。3カ月で100曲つくるキャンペーンやってたときの制作物ですね。キッズ向け番組のイメージでつくりましたが、何に使われるのでしょうかね。
コミカルな木琴ジングル
趣味の自主映画用に昔、ちょちょいとつくった曲。
用途がハッキリしている曲調なので売れたと思われます。ありがたい。
三味線ロック
SONICAで新春セールをやっていたので、そのときに念願のTSUGARU SHAMISENを買ったんですよね。それを使ってつくった三味線ロックが、つくってすぐ売れました。嬉しい。
シリーズ化したいと思ってるのですが、作り慣れてるジャンルではないのでまだ2曲しかつくれていない…。
希望に満ちたエピックオケ
明るいシネマティックなジングルです。前月はこれのフルバージョンが売れました。フルバージョンは以下。
けっこう気合入れて作った曲です。ミックスを海外参考にしたせいか、少しリバーブが深くなっています。
今までシネマティック系は暗い、緊迫感ある系ばかりつくっていたのですが、この手の明るい曲も増やしていっています。
あまりパターン化できていないのでつくるのに少し時間がかかるのですが、ぼちぼち売れているので、コーポレートムービーやウェディング・ブライダル系での需要があるんじゃないかなーと思ってます。
まとめ
1年前の記事を見ると、こんなことが書いてありました。
会社終わって20時~22時くらいに家に帰って色々片付けてからの作業になるので、だいたい平日は0時からがDTMタイムですね。で、AM2時~3時過ぎまで作業してます。
けっこうキツイかと思いきや、数カ月前までは作曲以外の趣味である「自主映画制作」などというドマイナー趣味によって超絶動画編集地獄だったので、慣れたものです。
これ、今もあまり変わって無くて笑いました。
元々夜型ですが、一人になるのが深夜ということもあってこのスタイルが加速化しています。朝型に切り替えた方がいいかもなんてのも思うことがあります。
ただ、作曲を日常生活になじませることはできましたね。ここまで年間通してコンスタントに作曲し続けたのは今年が初なので、それ自体も財産だと感じます。
今後
月1万円を越せたので、つぎの目標2万円と設定しています。
ただ、1万円まで1年かかったので、1万を2万にするのも道のりは遠そうです。どういうジャンルが売れやすいか、得意かをもう少し探ってみるため、また少し未開拓ジャンルを投稿してみる予定です(すでにやってる)。
で、今年の途中か来年くらいからは、もう少し作品的な曲を増やしていけたらいいかな~とぼんやり思ってもいます。
本業もあり、私生活の自由時間も前よりは限られているので、どう時間を配分していくかは考えなくてはならなそうです。
ただ、音楽は何歳になってもできるのがいいところ。太く長く続けていければと思ってます。徐々に、AI作曲が台頭する未来も踏まえた活動にしていきます。
思ってること
1年間この活動を続けて、大変ながらにやってよかったということを強く感じています。本業であるサラリーマンの給料とは別の喜びがあります。ブログの広告収入とも違って、自分の制作物に対しての対価というのが素晴らしいです。
今年はツイッターでの活動も活発化させたのですが、その結果ツイッターからもお仕事をいただいたりと、いろいろと成長のあった年だと思います。
作れるジャンルもかなり幅が広がりました。オールラウンダーになり過ぎると個性も消えるのではという気もしますが、そこまでオールラウンダーにはなれないのであまり問題ないと感じてます。
音楽における最終的な目標は、音楽作品としてよいものを残すことなので、それを見据えながら商業的に需要のある曲がなにかについて、引き続きオーディオストックを通じて学んでいこうと思います。
ちなみにより広い視点で語ると、音楽に限らず映画、ゲームふくめとにかく何かコンテンツを広める存在になるべく色々やっているのが今だったりします。
オーディオストックの人
ツイッターではオーディオストックの話を意図的に多めにしています。
もっと上位プレイヤーの方がたくさんいるので、私はあくまでもオーディオストック参入したてくらいの人や、自分と同じくらいの売れ方の方にとってしか参考にならないとは思います。
が、オーディオストックをひとりで頑張るのはモチベーションも続かないと思うので「こいつも頑張ってんな」的な感じで仲間意識を持ってもらえたり、「こいつの曲売れんのになんでおれの売れねえんだ、トーヘンボクめ」と思ってもらえれば幸いです。
オーディオストックが売れた時には大抵ツイートしているので、気になる方はフォローお待ちしてます。
では、これからもまだまだ続けるので、よろしくお願いします!
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