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和風・切なくも勇壮「それでも拙者は征くのでござる」【BGM素材紹介】

2016年2月29日

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どうもこんにちは、フリー音楽素材・無料BGMの紹介コーナーです。どうも。

MP3ファイル形式で音楽素材の配布を始めて数ヶ月になりますが、音楽素材ページがこのブログから分離されすぎている感じがしたので、今後は音楽素材の紹介記事を書いていくこととしました。

フリー音楽素材と書いていますが、元々は映像作品用に専用で特別に作っていた楽曲だったり、他サイトでは販売していたりする楽曲も混ざっているので、個人的には本当は「音楽作品」的な気持ちでいます。

 

…が!

 

素材か作品なんていうのは視聴側にとってはさほど問題ではないと思うので、潔く、しばらくは「フリー音楽素材」として紹介していきます! いずれ条件付で無料とかになる可能性はありますがご容赦ください。ご容赦プリーズ。もらったご容赦をかき集めていつか誰かにあげようと思います。

 

そんなこんなで始まった「フリー音楽素材紹介記事」ですが、要は以前少し連載風にやっていた「SoundCloud」の楽曲紹介記事を音楽素材としてやり始めるような感じですね。音楽素材紹介なので、曲の構成や特徴に加え、お勧めの使用用途や使用例の紹介もしていこうと思います。

それでは記念すべき第一回へと参りましょう!

 


フリー音楽素材・無料BGM「それでも拙者は征くのでござる」楽曲紹介

・MP3ファイル視聴

音楽素材ダウンロードページ

 

これ、まずわかりにくいと思いますが、曲名です。謎の台詞っぽいですが、曲名なのです。

もっと一般的な名前にすると「流浪のテーマ」って感じの曲なのですが、もっと人目を引く名前にしよう!と思い、このような謎の曲名になりました。一応この曲名の背景にはこんなストーリーがあります。

道すがら危機に陥っていた人を助け、背中で去っていこうとする侍。しかし、その先には苦難の道が待ち受けていた。「お待ちください! せめて名前だけでも…!」助けた人の呼び止める声を背に、それでも拙者は征くのでござる。

…という、感じの場面に流れてそうな曲に仕上がっています。

曲調

上記のストーリーからも容易に想像ができるように(?)、切なくも勇ましい、若干和風な音楽です。

この曲の制作秘話として、元々はRPGの村っぽい曲を作ろうと思ってたのですが、村っぽいイントロを付けたあと、なぜかメロディーが和風になってしまった…という逸話があります。和風っぽくなってきたところで開き直って、すぎやまこういち氏作曲の「風来のシレン」のテーマ曲をイメージし、流浪の侍的な曲に仕上げました。

短調で物悲しい和音ですが、メロディーやリズムをところどころ勇ましくしているので、その二つが合わさったような印象にできているかなと思います。

曲の構成・特徴

特徴的なのは、サビ前までのメインメロディーを奏でる情緒あふれる民族楽器です。この音色を変えるだけで結構雰囲気が変わってしまうと思われます。

それに加え、メロディーラインはまあまあ和風なのですが、途中まで伴奏にはなぜかアコースティックギターのアルペジオが流れています。ギター侍ですね。フラメンコ的な感じなのかはわかりませんが、ギターにも孤独なヒーローのイメージは一応あるので、その要素をうまく引き出せたのではないかと思います。

そして、サビからは大分オーケストラ的な盛り上がりを見せますが、その辺りでやっと和風の代表、尺八が登場します。しかし、あまり出番はなく、典型的な和風的フレーズ「トゥルラーーー」(伝わらないけど)的なフレーズを奏でるだけです。音階であらわすと「ラドラーー」とかです。特徴ある楽器は印象的に使うと、少ししか使わなくても効果を発揮するものですね。

お勧めの使用用途

使用用途としては、映画やドラマ・アニメ等での侍キャラのテーマ曲や、RPGでのこれまた侍キャラの登場時などが合うかと思います。1ループして終わる仕様になっているので、RPGツクールなどのゲームには使用しやすいと思います。

以前制作した『抜本-BAPPON-』というアクション自主映画でも、侍風の先祖のテーマ曲として使用しています。比較的主張が強い曲なので、キャラ立ちした場面で使うのがよいと思います。

※動画はBGM素材が使用されているシーンから再生されます。

あとがき

以上、「それでも拙者は征くのでござる」の楽曲紹介でした。素材として汎用性のある楽曲だと思いますので、色々な場面で使ってもらえれば嬉しいです。

これから順次、音楽素材紹介記事は拡充していくので、よろしくお願いします!お願いね。

・SoundCloud

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