初代レッドグリーン版ならダグトリオ、
ピカチュウ版ならニドキング、
金銀版ならヌオーかフォレトス
とそれぞれのバージョンにおいて、自分なりの信じたポケモンを育て続けてきた三文享楽です。
証拠にこちらの記事をどうぞ。
いやあ、ポケモンってどうして、こうも楽しいものなのでしょうか。
費やした時間だけ報われる。やればやるほど、自分で育て上げた強いポケモンが生まれる。これが楽しいのでしょうかね。
さてさて、今回はルビーバージョン、あるいはサファイアバージョンにおいて、私が最強と思ったポケモンをご紹介させていただきます。
その名は…
そう、ハリテヤマ。
この記事にサブタイトルをつけるとするならば、
ハリテヤマへの愛を7,000字以上で語る
となるでしょう。
ああ、白鵬、日馬富士、鶴竜に続き、2000年代初の横綱稀勢の里登場。次の横綱に、2000年代ポケモン初の横綱ハリテヤマが生まれないか期待するばかりですよ。
ハリテヤマって?
ええ、かくとうタイプの彼ですが、つっぱりポケモンという謎の分類。
つっぱっているポケモンって言ったって、元々は力士、人間がモデルになっているのではないかと疑念が生じるところですよね。なんで、力士が洞窟で野生で出現するのか、と。
まあ、それを言ったら、エビワラーだってサワムラーだって思い切り実在する格闘家の名前を頂戴したものです。ユンゲラーのモデルにされ、裁判を起こしたユリ・ゲラーだっているくらいですから、まあ、力士がポケモンになってもそれほど驚くことではないのでしょう、きっと。
さて、彼について順を追って語るよりも、まず私が言いたいことを先に言わせてもらうことにします。
なぜ、ルビー・サファイアでハリテヤマが最強なのか。
ええ、その理由は、
四天王戦にあります。
一人目のカゲツ
あくタイプのポケモンを中心にそろえたトレーナーです。
最初の四天王戦では、
Lv.46 グラエナ タイプ:あく
Lv.46 ノクタス タイプ:あく・くさ
Lv.48 サメハダー タイプ:あく/みず
Lv.48 ダーテング タイプ:あく・くさ
Lv.48 アブソル タイプ:あく
というパーティです。
(「最初の」というのは、一度最後までいくと二度目以降の挑戦の際には、四天王の持っているポケモンのレベルが上がっているので、「最初の」という表記です。)
ええ、あくタイプです。
そう、あくにかくとうタイプは強いわけですから。
圧倒的にハリテヤマが有利なわけです。
インファイトを使わなくても、はっけいやめざましビンタで余裕です。
あてみなげだと後攻になってしまうので、この先長い四天王戦を考えるとできれば使いたくはないところ。
また、インファイトは5回しか使えないというのと、使った後にぼうぎょととくぼうが下がるので、できれば使いたくないわけです。ある程度のレベルにいっていれば、ほぼ、
めざましビンタだけでいけます。
ハリテヤマばかりかわいがっていれば、四天王戦でLv60近くには到達しているはずでしょう。
ところで、どうしてあくタイプにかくとうタイプは強いのでしょうかね。
質実剛健なかくとうタイプのイメージが正義な雰囲気でもあるのでしょうか。
そう、正義はあくに勝つ。
のですな、きっと。
まあ、いずれにしろ、かくとうはあくに強いので、四天王の一人目カゲツはハリテヤマで余裕です。
二人目のフヨウ
ゴーストタイプのポケモンが中心です。
最初の四天王戦では、
Lv.46 サマヨール タイプ:ゴースト
Lv.46 ジュベッタ タイプ:ゴースト
Lv.48 ヤミラミ タイプ:ゴースト・あく
Lv.48 ジュベッタ タイプ:ゴースト
Lv.48 サマヨール タイプ:ゴースト
というパーティです。
え、かくとう効かなくない?
違うんですよ。
ハリテヤマはゴーストタイプに強いあくタイプの技を覚えるじゃないですか。
そうですよ、はたきおとす。
これが非常に有効なわけです。
はたきおとすだって、めざましビンタだって、どっちも物理的な攻撃に思えますが、片やゴーストに効果なし、片やゴーストに効果ばつぐんというのだから、面白い話ですな。
ひたすら、はたきおとすの一点攻めで、いけるはずです。
技の支える回数も多いので、使えなくなる心配もないので安心です。
ただですね、ヤミラミとジュベッタはサイコキネシスを覚えているのですよね。
ええ、かくとうの天敵、エスパータイプの技ですよ。こわいですねえ。
言っちゃ悪いけど、ハリテヤマなんかとくぼうが著しく低いわけですから、サイコキネシスくらったら一撃です。レベルの差ではたきおとすの一撃でいく確証がなければ、このときは他のポケモンに頼った方がいいかもしれません。
あと、ここで言えるのは、四天王でさえ、同じポケモンをパーティの中に組むわけです。
つまり、我々が
Lv.60 ハリテヤマ
Lv.60 ハリテヤマ
Lv.60 ハリテヤマ
Lv.60 ハリテヤマ
Lv.60 ハリテヤマ
Lv.60 ハリテヤマ
と組んだって、良いわけですよ、わははははは。
…すみません、言いすぎました。
上のパーティでは、エスパータイプのポケモン一匹にやられてしまうでしょう。
三人目のプリム
四天王三人目の相手がプリムなわけです。
プリムさんはこおりタイプのポケモンが多い方です。
ええ。
最初の四天王戦では、
Lv.50 オニゴーリ タイプ:こおり
Lv.50 トドクラー タイプ:こおり・みず
Lv.52 トドクラー タイプ:こおり・みず
Lv.52 オニゴーリ タイプ:こおり
Lv.53 トドセルガ タイプ:こおり・みず
というパーティです。
そうですよ、こおりですよ。
かくとうタイプでどんどんかち割っていくわけですな。
寒さの要因だけによって固まった、あの水の塊。
めざましビンタとインファイトで十分です。
だって、相手は水の塊なんですから。
インファイトを使ってぼうぎょととくぼうが下がっていることろに、次に出てきたポケモンに先手を打たれてはたまったものではありません。そういうことです。だいたいのこおりポケモンなら、かくとうタイプでいけそうなわけです。
インファイトを使ったら、いったん他のポケモンを楯にするなどして、ワンクッション置くのが有効です。
かくとうタイプがこおりの塊どもをかち割っていく瞬間。
ええですなあ。
オニゴーリ、トドクラー、トドクラー、オニゴーリ。
「いや、お前も同じポケモン2匹ずつ二組あるんかい!」
というツッコミも頭によぎることと思いますが、そういう時は、その怒りをただただツッパリに込めて、一思いに、
かち割ってください。
四人目のゲンジ
ドラゴンタイプのポケモンの使い手。
懐かしいですね、昔だったらワタルがカイリューなど最強のポケモンを取りそろえていたものです。
最初の四天王戦では、
Lv.52 チルタリス タイプ:ドラゴン
Lv.54 コモルー タイプ:ドラゴン・ひこう
Lv.53 フライゴン タイプ:ドラゴン・じめん
Lv.53 フライゴン タイプ:ドラゴン・じめん
Lv.55 ボーマンダ タイプ:ドラゴン・ひこう
というパーティです。
ええ、ドラゴンタイプにかくとうタイプのハリテヤマです。
…ドラゴンタイプ。
ドラゴンタイプのポケモンが強すぎるがゆえに、フェアリータイプという新しいタイプが出現したともいわれるほどのタイプ。
この世の中に空想上の強い生き物として作られたドラゴンと、この世の中に実際に存在する強い人たち。
人間のアシスタントとして引っ越し屋のバイト帽をかぶってあくせく働くゴーリキー、深い洞窟に籠ってなかなか人前には姿すら現さないフライゴン。
人間と共に戦って自分を鍛えるかくとうタイプ。人間と共に戦っ…えるのかドラゴンタイプ。
ドラゴン。
力士。
…なんで、ドラゴンに力士が挑むねんな!
いやいや、そんなツッコミは心にしまい。。
こちらだけに関しては、ハリテヤマではどうにも対処しきれないところ。
私の場合には、最初にミズゴロウを選んでいたため、ラグラージにれいとうビームを覚えさせてなんなく勝てました。ドラゴンタイプに強いこおりタイプの技ですが、更にはドラゴンタイプはひこうタイプをくっついていることが多いので、4倍の効果でさくさくぶっ倒せるわけです。
ハリテヤマの他に、れいとうビームを覚えるポケモンをもう一匹用意しておきたいところですね。
こちら面白いくらいに、
れいとうビーム一本で勝ち進めます。
いうてみても、このパーティの場合、ドラゴンとひこうではなく、ドラゴンとじめんです。水だとしたらいまいち、こうかがいまひとつなのは明確です。ドラゴンとひこうというと4やはりこおりですが、それとおなじに、ドラゴンとじめんならばそれにはこおりしかないわけです。
ひょーー!!
こおりがサイコーです。こおりならば、簡単に四天王の四人目を倒せるわけです。
っていうか、本当に強くて四天王になるならば、万遍ないタイプでパーティ組めよとも思っちゃいますがね。まあ、なんかそういう縛りですわな。
まあ、基本的には、ドラゴンタイプオンリーの最初のコモルー以外には4倍近くものダメージをこおりタイプのわざで与えられるわけですな。
チャンピオンのダイゴ
ようやくやってきました最後の相手、チャンピオンダイゴ。
明らかになになにタイプのポケモンを使ってくるという目立ったキャラもなく、なんでも出してきそう。
最初の四天王戦では、
Lv.56 ボスゴドラ タイプ:はがね・いわ
Lv.56 ユレイドル タイプ:くさ・いわ
Lv.55 ネンドール タイプ:エスパー・じめん
Lv.56 アーマルド タイプ:いわ・むし
Lv.58 メタグロス タイプ:はがね・エスパー
というパーティです。
(四天王ではないですが、まあ、ここまでひっくるめて四天王戦ですよね)
うんうん、そうですね、やはりチャンピオンになるだけあって、万遍なく普遍的なタイプで…ん?
ん、んん?
おいおいおい、と。
そうです、よく見ると、いわとはがねのポケモンを中心に作られています。
チャンピオンのポケモンとして、どいつもこいつも見た目がごつくてびびるわけですが、その正体はほとんどがいわやはがねの塊、生き物とも思えないような
鋼鉄の塊どもなわけです。
まず、ボスドゴラ。
見るからに固く、ノーマルタイプのポケモンではどうやっても勝てなさそうな相手。ええ、実際に勝てませんよ、こんな塊には。
でーも、ハリテヤマのめざましビンタでも食らわせてみてくださいや。
あーら、簡単。4倍ものダメージでこうかバツグンバツグンに倒せます。
こいつはハリテヤマで一気に倒さなければ、相当に厄介な相手です。じしんは使うわ、かみなりは使うわ、ソーラービームは使うわ、挙句の果てには先ほどまでいたドラゴンタイプのポケモンでないにもかかわらず平気でドラゴンクローなんて使ってきます。
見た目的にそういったわざも使えそうではありますがね、こりゃなんでもありすぎでしょ、と。そんな印象です。
はがねタイプといわタイプのわざを使えよ、と。
あとは、ユレイドルやアーマルドなんかにも、
こいつらなんの生き物だよ
とか思いながら、淡々とかくとうタイプの技で倒していきます。
インファイトでだいぶ効果的にいけます。
ネンドール。
こいつは粘土のお化けみたいなくせして、エスパーなんてもっています。まあ、いうてもエスパータイプの技をつかってこないので、じしんなどの物理技でけっこう戦えます。
メダグロスがこれまたやっかい。じしんやサイコキネシス、はかいこうせんまで使ってくる、怖い生き物です。見るからにノーマルタイプが戦うべき相手ではありません。
兵器みたいな生き物です。
ということで、サイコキネシスを使われる前に、インファイトでぼこしてやれれば作戦勝ち。というか、作戦も何もソッコーぼこし作戦です。
ってなわけで、これで四天王は攻略です。
↓力士の強さが分かったところで、相撲の記事で休憩。
↓いずれハリテヤマも仲間入りするでしょうか。
四天王戦にあたって、ハリテヤマを保護していくには
ピーピーエイドを大量に持参する
何度か触れましたが、インファイトは5回までしか使えません。
最初のザコたちや、4倍効果にもなるポケモンたちには、めざましビンタでもいけますが、
ダイゴのポケモンには一気に勝ちたいもの。
インファイトでソッコーぼこすためにも、ピーピーエイドでわざの回復は必要です。
全かいふくアイテムを大量に持参する。
HPが高いので、きずぐすりなど使ってもとるに足りません。
すごいきずぐすりで200回復しても、まだ全かいふくしない場合もあるので、全かいふく系が大事です。もちろん、バトルの合間にちょっとしたHP回復も必要なので、すごいきずぐすりなんかもあった方がいいはずです。
技マシンと各タイプのポケモンに対しては
じしん
私のハリテヤマはじしんを覚えています。ええ、あの強力なじめんタイプのわざ。
まあ、この見た目で250㎏の体重を越すのだから、四股を踏むだけで大地も揺らせそうです。
さてさて、じしん。
これを覚えることによって、でんきタイプ、ほのおタイプ、どくタイプにも強くなったのであります。
ぼうぎょの高いどくタイプのポケモンにかくとうタイプの技を使っても、いまいちなことが多いですが、じめんタイプのじしんをくらわすことによって、確実に効果的なダメージを与えることができるのであります。
こうかばつぐんにならなかったとしても、じしんは強い威力の技です。
天敵中の天敵であるエスパータイプのポケモンは基本的にぼうぎょ力が低いので、じしんという物理的なわざで一撃でぶっ潰す、あるいは、一撃必殺にならないにしても大ダメージを食らわすことができるものです。 エスパータイプにはこれで十分なわけです。
↑これだけ食えばじしん起こせるでしょ。
いわなだれ
そしてまた、彼はいわなだれを覚えることもできます。 ひこうタイプに弱いかくとうタイプではありますが、いわタイプの技を使えば互角に戦えるでしょう。
だって両方が両方に強いわざを持っているわけですから。これは先に得意技を出せれば圧倒的に有利となるわけです。うへへ。
特性について
あついしぼう
特性にある「あついしぼう」が、まず、非常に効果的であります。
ほのおタイプ、こおりタイプの技を受けたときに、ダメージが半減するのです。
まさに脂肪が厚いヤカラですよね。そりゃ、熱さも暑さも冷たさも寒さも一瞬ではわからないでしょうね。寒くないよね、でぶだし。とは違う瞬発的な熱さ冷たさが分からないだろうとバカにしているわけです。
ああ、なんて素晴らしい力士でしょう。ただの力士になったばかりにこんな偏見をもたれ、 いえいえ、これだけの素晴らしい力士にとどまりません。彼の特性はまだまだ他にもあります。
↑ラーメン屋をはしごして、あついしぼうをつけましょう。
↑なんで揚げ物って、これほどまでに美味しいのですか。
こんじょう
異常状態の時、こうげきが1.5倍となります。
そして、やけど状態の時でもこうげき半減効果を受けないという特性があります。これもまた非常に有効的です。
ちからずく
追加効果のある技を使うと、追加効果が発動せず、逆に威力が1.3倍となります。また、追加効果が発揮されれば、「いのちのたま」の反動効果や「かいがらのすず」の回復効果といった腹立たしい効果を受けなくなるのです。
また、相手の攻撃の効果を受けなくなる技は相手にとって大きなロスとなるでしょう。
さらに言えば、「だっしゅつボタン」「レッドカード」「アッキのみ」「タラプのみ」といった攻撃対象にある相手の道具の効果も受けずに、ダメージを与えることができます。かくとうタイプのかがみですよね。
入手方法
野生のハリテヤマはチャンピオンロードにいます。
チャンピオンロードという洞窟には、こういう巨漢力士がうろうろしていわけですな。
洞窟の中で、うろうろしていたら、だいぶ遠くからでも見えそうですが、まあ、いいですか。
マクノシタから育てた場合には、
Lv.24でハリテヤマに進化します。
当然ですが、ポケモンはレベルの高い野生ポケモンを捕まえるよりも、レベルの低い状態から育て続けた方が基本の能力値が高くなります。
マクノシタならば、石の洞窟でうろうろしています。マクノシタが群れで出てきたら、おそらく両国で力士軍団に遭遇してしまったような衝撃があると思いますが、まあ、ここで捕まえてみてください。
ちなみに、マクノシタもハリテヤマも、3:1の割合で、♂と♀が出現します。
こんな裸の筋肉ポケモンですが、♀もしっかりと存在するようです。しかし、♀がこれだけしかいない世界というのも嫌なものですね。
♂のハリテヤマを三匹並ばせて、♀のハリテヤマが品定め。気に入った一匹だけを連れて帰る。なんですか、
婚活パーティー並みの酷い仕打ち。
そんなことなら、洞窟に籠って岩や鋼を砕いている方が楽しいでしょう。
こんじょうポケモンのマクノシタですが、そんな仕打ちに耐えられるでしょうか。
心配です。
三文ぼやき
ということで、ハリテヤマについての記事でした。
レッドやグリーンの時には、かくとうタイプのポケモンは総じて弱いイメージがありました。
オコリザルやカイリキーなんて、サイコキネシスで一撃。
とくぼうも加わった金銀では、こおりやでんきタイプのわざにも弱い戦いにくいポケモンでした。
しかし、新しいタイプの登場で力関係も変わってきた気がします。
HPが多く、こうげき力も高いハリテヤマはルビサファ版では強力な味方です。
さあ、たくさん食べて、力士になりましょう!
↓ひとまずルビサファ版はやるべきですな。
↓違う!トレンドは最新版だ!!
↓いやいや、まずは力士になってから。寿司でしょ。