将棋ブームですねえ。
藤井四段の影響がでかいですな。
本屋に行っても、藤井四段の顔を見ることが多いです。
どうも、ヘボ棋士業界では名高い三文享楽です。
飛車と角の位置を間違えずに並べることができます。
将棋連盟理事選挙とは
2年に1度選挙があって、7名が当選することになります。
今回は第68回定期総会が開催され、10名の棋士が立候補。
ここで棋士が棋士を選ぶ選挙が行われるわけです。
その中で今回は7名が当選しました。
当選結果
さてさて、それでは7名のご紹介をさせていただきます。
会長 佐藤康光 九段
言わずもがなのトップ棋士です。
理事としてなんら違和感がないですよね。
風貌しかり、話し方やたたずまいしかり、役員にふさわしい貫録があります。
見た目だけのイメージで勝手にどうこう言うものではありませんが、これまでの実績を考えてもトップにふさわしい方だと思います。
今回から棋風も異なる同年代の森内九段が実質の2番手と言われる専務理事に就任したということで、楽しみなところです。
専務理事 森内俊之 九段
ええ、こちらも実力的には専務理事にふさわしい方ですね。
専務理事は会長の職務の代行などもします。
佐藤康光九段とは同年代ということもあって、この時代の双璧が君臨したかという印象。
といっても、私的には森内九段は永世名人の資格もあり、将棋のみを指し続ける生涯現場の天才というイメージもありました。
しかし、羽生九段と比べればやはり役員っぽいような気もしますね。
常務理事 脇謙二 八段
こちら関西は大阪府大阪市出身の大御所、脇八段です。
脇システムという名で有名ですかね。
6四角に、4六角をぶつけるという攻撃的な棋風です。
脇八段は全体的に攻撃的な棋風で、それがまさに脇システムにふさわしいものになったわけです。
ということで、居飛車党だったわけですが、2010年ごろから突如として振り飛車が多用されるようになり、周囲を驚かせたわけです。
ちなみに、奥さんは囲碁棋士の荒木真子三段です。
常務理事 井上慶太 九段
こちらもまた関西は兵庫県芦屋市出身の大御所、井上九段です。
兵庫県ってホント有名な棋士で出身者が多いですよね。
将棋ソフト不正疑惑事件の頃に、体調を崩した理事の補欠選挙で立候補して理事になっていました。
あまりいい話ではありませんが、とにかく有名なのは、藤井猛さんの藤井システムで標的にされてしまったことです。当時の井上慶太さんの居飛車穴熊は天下一品だったため、藤井猛さんの標的にされてしまったのでしょうね。
↓有名な棋士なのです。
常務理事 森下卓 九段
こちら福岡県は北九州市出身の大御所、森下九段です。
10年ぶりに役職を務めるということです。
いわゆる羽生世代と呼ばれる世代の一人です。
そして、タイトル戦ではいいところまでいき負けてしまうことが多く、実力があるのにタイトルをとれないということで、無感の帝王と呼ばれるようになってしまっている棋士です。
ちなみに、矢倉戦法の一つである森下システムを確立していて、そちらでも名前が有名です。
常務理事 清水市代 女流六段
関東は東京都東村山市出身、女流棋士の大御所です。
ちなみに、女流棋士では常務理事就任は史上初めてだそうです。
とにかく居飛車党であり、急戦や相掛かりなど激しい棋風です。
女流棋士ならではの多趣味であらゆる方面で活躍していて、ドラマ出演などもしています。
タイトルや永世称号もあり、女流棋士随一の実力です。
常務理事 鈴木大介 九段
そして、今回から初就任となった、関東は東京都町田市出身の大御所です。
私が馴染み深いのは大好きだったマンガ柴田ヨクサル先生の『ハチワンダイバー』の監修を鈴木九段がしていたことです。
作中に出てくる鈴木八段は鈴木大介さんご本人だとか。
棋風はとにかく攻め将棋で、豪快な攻めと言われています。
藤井猛九段、久保利明九段と共に、振り飛車御三家と言われるほどの振り飛車党です。
ちなみに、ヘボ棋士三文享楽マイナス九段は居飛車党です。
三文ぼやき
個人的な話ですが、最近将棋ウォーズの3分切れ負け将棋をひたすらやっています。
これ、3分切れ負けということで最長でも6分というのがいいですね。
10分のちょっとした休み時間にもできます。
「こんなんやっても考える将棋の役には立たない」と最初は敬遠して全くやっていませんでしたが、やりだしたら単純に楽しいゲームです。
それまでの知識と感覚だけで進んでいきますが、感覚を磨けるという点では、将棋が強くなるいい訓練の気がします。
あと、個人的な話ですが、太りました。
↓将棋と山を極めれば、男のロマンは完了。
↓大食いも将棋と同じで戦いです。
↓藤井四段がたくさん本屋にいるのです。